2017年01月07日
競輪選手はねられ重傷 逃走のトラック運転手を逮捕
練習中の競輪選手がトラックにはねられ、重傷となるひき逃げ事件がありました。
5日午前5時ごろ、静岡市の国道で、トラックが同じ方向に向かって走っていた自転車と衝突しました。この事故で、自転車に乗っていた近くに住む競輪選手(28)が意識不明で病院に運ばれ、現在は意識が回復しましたが、骨折などの重傷です。競輪選手はヘルメットをかぶり、父親が運転する車の後ろに付いて競輪の練習をしていたということです。トラックはそのまま逃走し、警察が午後、静岡市内のトラック運転手・■■■容疑者(35)を逮捕しました。
********************************************************************************** Yahoo! ニュース ANN 2017/01/05 *****
双方とも名前は省略しました。
正月休みも終わった方も多いと思います。そろそろニュースネタをはじめたいと思います。早速両端※印タイトルでw
いつものように正義感の強い方々を中心に「弱者ガー」「凶器ガー」「アスリートガー」とお口を合わせていることでしょう。
この記事には出ていませんが、どうやらこの競輪選手はUターンしようと右折車線に入ったところでトラックと衝突したようです。「ヘルメットをかぶり、父親が運転する車の後ろに付いて」というところは強調してもココを省いたのは何か意図があるのかはわかりませんw。報じ方で印象はだいぶ変わりますな…。
異論を承知で申しますと、トラックの運転手さんもお気の毒だと思います。突然右折車線に出てきた物体を認識していたのかはわかりませんが、なにか異物に当たったくらいかと思ったかも知れませんし、認識しながら反射的に逃げてしまったのかも知れません。それでも事故の責任割合については主張すべき所は主張してやって欲しいです>運送屋さん。
この時期のこの時間、自転車乗りは回転灯とか点滅する反射材でも身につけていなければなかなか見えません。
法的にどうとか、競輪の練習を公道でやることがいいのかは別にして、伴走車も前後を挟み、黄色回転灯くらい回さないと存在に気づきません。
年寄りが黒い恰好で早朝夜間にオーキングとやらをやっているのを直近で気づきびっくらこいた方もおいででしょう。
「弱者は弱いんです。あくまでクルマが気をつけるべき」などと言っている方も多かろうと思いますが、見えないモノを見ろというのは無理なのですはい。
競輪の練習に限らず、ものすごい速度で走る自転車(かっこよくいうとろーどばいくっていうらしいです)が時々いますが、タチ悪いです。「環境に優しく、健康的なことをしているスポーツマン」という意識が高そうで、事故らないにしても異常接近したとか風圧ガーとかナントカでトラブルとめんどうなんです(事実物語)。
毎度申しておりますように、「弱者こそ自己防衛」だと思うのですが、「クルマは自己中の凶器」思想の方には何を言っても通じないようですな…。
とにもかくにも巻き込まれないようクルマ側も防衛運転、ハイビームの活用、自転車乗りに接近したら必要に応じて警笛短音二声くらい吹鳴してもいいと思いますな。←国鉄自動車の作業基準には「自転車乗りに追いついたときは警笛を吹鳴し車の接近を知らせる」とあったりします、イマドキは「威嚇されたニダ」とかクジョーがくるんですがねw
しっかしまぁ、なんですな。
「アスリートファースト」の観点から、公道で競輪の練習をしていたら優先通行させんといかんのですかねぇ…
※正義感溢れるコメントはご辞退いたしますトラバはご自由にどうぞ※
Posted at 2017/01/07 21:50:19 |
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