7PL-107(PH) 1982/12/08
岡村孝子作詞・作曲 萩田光雄編曲
大ヒットしたデビュー曲「待つわ」に次ぐ、2枚目のシングル。「待つわ」でグランプリを受賞したひとつ前のヤマハポピュラーソングコンテスト(1981年の秋に開催)では、「琥珀色の想い出」で出場していた。中部大会の優秀曲賞を受賞したが、本大会には出場していない(wikipedia参照)。
補足しますと、本大会はつま恋本選会のこと。ポプコン1981年秋は第22回(あのアラジンがグランプリ)です。
二枚しか出なかったなかの1stアルバム「P.S. あなたへ…」の一曲目に入っています。
当初は、レコード会社側の意向としてメンバー2名の楽曲と他の作家による楽曲とを半数ずつで構成し、1982年中に発売される予定だったが、レコーディング終盤になって岡村と加藤が自作曲を中心に収録したいと強く主張したことで意見が相違し、結果的に発売が延期。結局、あみん側の意向が受け入れられてさらに録音が続けられた結果、ジャケット・収録内容ともに内容が変更された全11曲収録として発売された。いったん規格番号も決定していたが、使用されず欠番になり、別の番号が採用された(wikipedia参照)。
いわゆる?「幻のアルバム(騒動)」、このシングルと同じ頃、1982年の暮れに出る出ると言われていたと記憶しています。
さてこの曲、オリコン9位が最高なんだそうです。
ドンパチやらんとクラいみたいな時代…と言おうと思っていましたが、当時のランキングのうち82年の暮れあたりの発売のものから演歌系を除くと
めだかの兄妹 わらべ 82.12
セカンド・ラブ 中森明菜 82.11
悲しい色やね 上田正樹 82.10
なんかが出ていました。ちなみに「待つわ」は82年のランキング一位です。
それでもこの時期にコレで来るのか? と思わせる曲と思ったものです(もちろんよい意味です)。
このイントロのギター、左指の滑る音が「これぞアコースティック」「時代への挑戦」って勝手におもっておりましたです。あのアラジンに負けて誇らしい地味さがとてもいいです(褒め言葉です)。
YTにありましたのでつないでおきます。たぶんレコード音源かと思います。
「待つわ」の路線でセカンドを出すなら「見返してやるんだわ(ソロになってからのアルバムに収録・この頃から曲はあったと思うのですが定かではありません??)」のようなのが期待されそうなのですが、あえてコレってのがなんかいいいですね。
岡村さんご本人は当時あまりに忙しすぎて記憶がないんです…とかおっしゃってるようですが、個人的には後のズンズンボンボンサウンドより萩田光雄編曲ものがいいなと思ったりします。
Posted at 2022/04/01 05:09:24 |
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