
群馬県伊勢崎市は(5月)19日から実施したクールビズの通達の中で、男性職員のひげを禁止
することを明記した。同市職員課は「市民に不快感を与えないよう、一律に禁止する」と説明。総務省は自治体によるひげ禁止について「(内規などの)調査をしたことはないが、聞いたこともない」としている。
同市は(5月)18日、職員向けの通達で「髭(ひげ)についても不快に思う市民もいるため禁止します」と記載。同市役所は以前からひげ禁止は暗黙の了解といい、これまでもひげをたくわえた職員には個別指導している。約1500人の市職員の中で、現在ひげを生やしている職員は「把握している中では一人もいない」という。
明文化のきっかけは今月上旬、市内の男性からの「ひげを生やした職員がいる」という苦情。実際は男性職員のもみあげだった。【塩田彩】
毎日新聞 2010年5月20日 東京朝刊
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合理的な理由なく一概に禁止することはできません。という立場を取らせていただきます。
郵政会社では
賠償命令も出ているようです。
規定できるとすれば、不快感を伴う「無精ひげ」とか「異様、奇異なひげ」といったところでしょう。
不潔感・威圧感・恐怖心を与えるものは髭だろうが髪だろうが化粧だろうがダメってならわからなくはないでしょう。DQNの「虚勢髭」とか顎にカビが生えているような髭はダメだが「整えられているものは除く」というのが基本じゃないですかね
(画像参照!)。
業務の性質で、食品を扱うとか、チリやホコリを嫌う精密機器を扱っているなどということでしたらそれが合理的な禁止理由としてもよいでしょう。
「・・らしくない」「社会通念上」というのは誰が決めるのでしょうか??
苦情が来たとかいうのも理由になりそうですが、茶髪だかなにかで会社が苦情をでっち上げたという事件もありました(おーコワ)。
態度が悪いとか仕事が出来ないとかいうのは見てくれとは別問題です。
なんでもかんでも規則を作って決まりだからダメってのはそれこそダメです!!
どうも髭は昔の活動家のイメージがあるんで当局は嫌うんじゃないでしょうかね? 今は21世紀ですよん!!
この件でもっと困ったちゃんは
「自分は髭が嫌いだから・興味ないから禁止してもいい」
ってのです。こんな意見があちこちに出てました。いやワタクシも好きじゃないけどね。
管理教育の成果が現れているのか見事な思考停止(笑)。
世の中こんな(考えの浅い)浅井君ばかりじゃ労働者は解放されませんよね??
とにかくはたらくものに対して禁止・規制に関わるものには慎重に検討すべきと思いますです。
興味のある方は判例など見てみるといいでしょう。
*この市役所ですが服務規程に盛ったり、(表向き)処分したりはしないということです。
Posted at 2010/06/19 16:33:48 |
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