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Love RoadSterのブログ一覧

2012年10月29日 イイね!

夏の北海道一周4900kmの旅 霧の無い道東の海岸線に巡り会えた日




8月23日(木)
中標津のペンションを出発する。どうにもすっきりしない空。まずは程近い開陽台へ向うこととする。


開陽台へ向かうと走ることになる北19号線、またミルクロードとも呼ばれているこの道。
アップダウンのあるうねる直線ロード。北海道を代表する道としてガイド本などに紹介されているの道の風景だ。確かに記念撮影にはいいかも。しかし北海道には”ミルクロード”と呼ばれる道が多すぎて困る。

そして開陽台へ。
もうこの時既にボクの感覚はマヒし始めていて、地平線が当たり前のように見える広大な北の大地を走り続けていると、この風景をみても特別感動することがなかったのね^^;美瑛や富良野はまた違うかもしれないが・・・




開陽台を後にし、昨年は訪れなかった野付半島・トドワラへ向かうこととする。
日本最長の砂嘴地形である野付半島をゆく北海道道950号野付風蓮公園線。海に囲まれた道を進む。

トドワラへ向かう途中にナラワラと呼ばれる所がある。
こちらもトドワラ同様、立ち枯れた木々を見ることができる。

なんとも言えない雰囲気。。
塩害により枯れた木々が虚しさを漂わせているね。


トドワラへ向かう前に野付半島の先端、道道950号の終点まで走る。
そして野付半島の果て、竜神崎に立つ野付埼灯台へ。

原生花園の中に立つロケーションが魅力的な野付埼灯台。
花がほとんど咲いていなかったのが残念なところ。エゾカンゾウやハマナスが咲き誇る時期に一度は訪れてみたいものだ。


そして目的のトドワラへ。
向かう途中に出迎えてくれたエゾジカの親子。北海道では色んな動物達に遭遇します^^


看板を入れたこの手の写真はボクはほとんど撮らないけれど、例外的にボクはこの写真を熱心に撮ってしまった。
だってこの看板、めっちゃええ雰囲気してると思いません??なんかセンスみたいなもん感じてもうてんな(笑)

立ち枯れたトドマツが残るトドワラ。



荒涼とした世界が広がっていた。
当日は青空も見え、そこそこ天候に恵まれたものの、例えば夕刻にここを訪れたらきっと寂しさでいっぱいになってしまうだろうなぁ・・・


当日のお昼。ネイチャーセンターでいくら丼を頂きました。北海道のイクラは美味い!

さて、野付半島を後にし、次なる目的地に悩んだ。
道東の海岸線をもう一度訪れようか。昨日までずっと海霧に悩まされてきた道東の海岸線だが、訪れたいところは山ほどある。う~む。。
悩んでいても仕方ないので、霧が晴れていることを祈り道東の海岸線へ向けて南下することとする。


途中、新酪農村展望台へ立ち寄る。
広大な牧場地が広がる展望を一望することができる。



ツーリングマップルに”穴場のスポット”と紹介されていた通り、ここを訪れている旅人はボク独りだけだった。クルマすら滅多に通らない孤独な時間。しばしこの風景を独り占め・・・

新酪農村展望台を後にし、R243パイロット国道を南下。北海道道1127号初田牛厚床線を走り、北太平洋シーサイドラインの別名を持つ北海道道142号根室浜中釧路線へ。

驚くことに霧は皆無で素晴らしい天候だ。これはもしかして霧の無い道東の海岸線にようやく巡り会えたのかも?期待高まり、ついアクセルを踏む足に力が入る。ボクがずっと憧れていた根室半島の付け根にある落石岬(おちいしみさき)へ向かおう。



最後のダート区間を走り、終点に愛車を停める。落石岬へはこの先徒歩で向かうこととなる。
アカエゾマツの林の中を抜け、一本の木道をひた進む。そしてその時は突然訪れ・・・

突如視界が広がる先に待っていたのはこの光景。思わず歓喜の声が出た。ボクがずっと出会いたいと思っていた落石岬灯台の風景・・・
本当に素晴らしい風景だ。広がる美しい緑の草原、太平洋、そして草原の中に立つ赤白ツートンカラーの四角い落石岬灯台。ずっと憧れていた風景に出会えた歓び。こんなに美しいロケーションの中に立つ灯台は初めて目の当たりにしたよ。

灯台を紹介する看板には上下にピンクの花が描かれていた。
これはおそらく、このあたりサカイツツジの自生地であることを示すものだろう。なんともシャレた看板だなぁ。


角島灯台、出雲日御碕燈台、関崎灯台等、灯台の姿、造形が美しい灯台には巡り会ってきたが、”灯台の建つロケーションの美しい地”というのは中々無いかもしれない。そういった意味でここ、落石岬灯台は心に深く残る風景と言える。


落石岬へ向かう最後のダート区間からは、落石漁港を一望することができる。
なんとなく、寂しい雰囲気の漂う港町。。昨年、霧多布岬の思い出が蘇る瞬間・・・


夕暮れの北太平洋シーサイドラインを夕陽を受けてひた走る。
霧の無い夕暮れの北太平洋シーサイドライン・・・どことなく寂しさ、哀愁を感じながらのオープンドライブ。。


北太平洋シーサイドラインから北海道道1039号霧多布岬線へ入る。そしてアゼチの岬へ・・・

夕暮れを迎えたアゼチの岬。
ビワセ湾に小島・ゴメ島・嶮暮帰島が浮かぶ。


もうすっかり暗くなってしまったが、灯台の灯りに吸い寄せられて霧多布岬の先端へボクは向かっていた。
霧多布岬の果てにある四角い灯台。でも霧多布岬灯台ではなく、湯沸岬灯台(とうふつみさきとうだい)と呼ばれている。ここを訪れるまでてっきり、霧多布岬灯台と思っていたボク^^;


さて、予想に反し、いい意味で裏切られた霧の無い道東の海岸線を堪能することが出来ました。
当日の宿泊地は屈斜路湖に程近い弟子屈町・川湯温泉。ここの泉質が好きで、道東の旅の楽しみでもありました。
明日も道東の旅は続きます。次回をお楽しみに!



 

Posted at 2012/10/29 22:38:41 | コメント(10) | トラックバック(0) | 2012 北海道一周の旅 | 日記
2012年10月21日 イイね!

夏の北海道一周4900kmの旅 快晴の道東を駆け回った1日




8月22日(水)
早朝に釧路市内のホテルを出発する。昨日に引き続き、霧が酷い。。
天気予報では一日、快晴の予報だからここはすっぱり道東の海岸線を見切り内陸へ向けて走ることとする。

R240まりも国道を阿寒湖・美幌方面へ向けて北上する。
北上するにつれて徐々に霧が晴れ始める。なんだかホッとする瞬間。。

素晴らしい天候になりました。釧路ではちょっと想像もつかない好天候!今日1日、素晴らしい旅になるんちゃう!?心弾むね!



まりも国道からR241阿寒横断道路を西へ。オンネトーへ向かう。
湖面の色、色彩変化が素晴らしい。
遠いところはキラキラとエメラルドに光ってます。う~ん、すごいなぁ。



阿寒富士と雌阿寒岳が正面にそびえる風景も印象的だ。
昨年は雨模様の天候だったオンネトー。ようやくエメラルドに光るオンネトーに出会うことができ、喜びもひとしおだ。観光バスがひっきりなしに往来するのは萎えますが・・・

さて、オンネトーを後にし阿寒横断道路を東へ走り、双湖台へ。
ペンケトーとパンケトーを望む。確かに北海道のカタチに見えなくもない・・・



そして双岳台へ。
雄阿寒岳と雌阿寒岳の2つの夫婦山を望む。



弟子屈町まで訪れると、いよいよ美幌峠へ早く訪れたいという気持ちが強くなってしまう。
本能に従いR243美幌国道を美幌峠へ向けて駆け上がる。天候は文句なしの快晴!早速、今年も美しい屈斜路湖に出会うことができそうだ。


こちらが当日の美幌峠から望む屈斜路湖。
この風景の美しさは北海道内随一と言っても過言ではない、とボク個人的に思っている。遠く斜里岳まで一望できる大パノラマな風景、今年もこの風景に出会うことができたなぁ。一年越しの思いだったよ。雲が一つも浮かんでいない空には少し残念だが、それは贅沢ってものか。

一時間ほどここでゆっくりした後、名残惜しいがそろそろ出発することとする。
美幌峠を降り、北海道道52号屈斜路摩周湖畔線へ。摩周湖を一望する第一展望台へ。

摩周ブルーとも称される、深いコバルトブルーな湖面の色がイイね。
風で湖面が波立っていたので、昨年の鏡面反射するような摩周湖を見ることは出来なさそうだ。


第三展望台へも立ち寄る。こちらも観光客で溢れている。
しかし摩周湖ってなぜこれほどまで人気なんだろうか。素晴らしい風景であるのは変わりないけれど、個人的には屈斜路湖の方が風景変化が大きくて好きだな。

摩周湖を後にし、北海道道102号網走川湯線へ。屈斜路湖を望む藻琴山展望台PAへ向けて駆け登る。
こちらが藻琴山展望台PAから望む屈斜路湖だ。美幌峠から望む屈斜路湖の姿、カタチとは全く異なるので驚いたよ。中島が無ければ屈斜路湖とは到底思えないかも?

硫黄山、川湯温泉方面を望む。
こちらから望む屈斜路湖もまた素晴らしい。午後になると逆光になるようだから、次は早い時間に訪れてみようか。

今日、夕暮れを迎える地は決めていた。
能取湖畔沿いを行く北海道道76号網走公園線を走る。このあたり湖畔を流す道が爽快で気持ちいい。奥琵琶湖パークウェイ、危うし!?

能取岬が見えてきた。今日の夕暮れはあの岬で迎えることとしよう。



能取岬で迎える夕暮れ...


オホーツク海に夕陽が沈む。素晴らしい夕暮れの風景だ。。




とまぁブログでは何事も無かったかのようですが、実際のところ、能取湖に着いたあたりからずっと、凶暴な蚊の大群に襲撃されタイヘンな目に遭ってマス^^;
北海道の蚊はやたらデカくて黒くないから余計に不気味なんだな。しかも刺されたらめちゃくちゃ痛痒い^^;ちょっとボクのなかでトラウマ(泣)



さて、天候に恵まれ素晴らしいスタートを切ることができた道東の旅初日。
当日の宿泊地は中標津。明日も再び道東の内陸部を巡り、霧の無い道東の海岸線に巡り会うこととなります。(次回へ続きます!)




Posted at 2012/10/21 20:01:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2012 北海道一周の旅 | 日記
2012年09月30日 イイね!

夏の北海道一周4900kmの旅 洞爺湖・後方羊蹄山を巡り襟裳岬へ




8月21日(火)
洞爺湖畔のホテルから早朝の洞爺湖を望む。少し霧に覆われていてなんとも幻想的な朝だ。

ホテルを出発後、洞爺湖を望む展望地へと向かいましょう。
昨年はサイロ展望台へ訪れたので、今年は壮瞥公園展望台へ向かうこととした。

 

こちらが壮瞥公園展望台から望む洞爺湖。ぽっかりと浮かぶ中島、そして後方にそびえる後方羊蹄山(しりべしやま)がなんとも印象的。
見晴らしもよく、この展望地から望む洞爺湖は美しい。やっぱりカルデラ湖を巡るのは楽しいなぁ。


壮瞥公園展望台からは、赤い山肌の昭和新山と有珠山を一望することもできる。

さて、それではお待ちかねの、後方羊蹄山を美しく望む地へ向かうこととしましょう。天候にも恵まれ、その美しい山容を望むことができそうな期待!胸が高鳴る。。


R230 留寿都村を走行中の一コマ。
このように、後方羊蹄山の勇姿を望みながらのドライブを楽しめる。最高にテンション上がる一コマだ!


京極町に入り、町営牧場へ向かう。
途中、道に若干迷いつつ(トラクターのおっちゃんに道を教えてもらい助かった^^)、望羊の丘に到着。


このロケーションはいかがですか?
蝦夷富士とも称される、見事な山容の後方羊蹄山を非常に美しく望むことができる望羊の丘。

この時のボクの心境を全身で表現しました。
もう、あえて言葉にしなくともお解かりいただけると思いマス^^。

本当にスバラシイの一言に尽きる。
天候にも恵まれ、また山頂が雲隠れすることなく美しい山容の後方羊蹄山を理想的な条件で巡り会うことができました。
いつまで眺めていても飽きない美しい後方羊蹄山。この風景に出会えたことに感謝感謝!


望羊の丘の道をもう少し進むと、より高台から後方羊蹄山を望むことができる。ココもいいね!

かれこれ2時間近くここに居たかなぁ。
しかし徐々に山頂が雲に覆われてきたため、そろそろ撤収することとする。感動をどうも有り難うございました^^


さて、今日は釧路まで走らなければならない。今日もまた大変な移動距離である^^;
室蘭・チキウ岬へ寄ろうかと思っていたがヤメにして、襟裳岬へ向かうこととする。その襟裳岬までもえげつない移動距離だが・・・


北海道道86号白老大滝線のホロホロ峠付近を走行中の一コマ。
このあたり高度を上げたためか突然霧に覆われてしまう。ホロホロ峠付近はそれなりに展望も良いようだが・・・

白老ICから道央自動車道に入る。
思い出深い苫小牧を抜け、日高自動車道へ。そしてR235浦河国道を襟裳岬へ向けて南下してゆく。

しかし襟裳岬に近づくにつれ海霧が濃くなり始め、エンルム岬ではこのような非常に濃い霧に見舞われてしまう。上空は青空がかすかに確認できたから、晴れていないわけではないのだが・・・

完全に弱気になるも、R336襟裳国道から北海道道34号襟裳公園線に入ると突然、霧が晴れる。とにかく訳のわからない気象条件だ。

いったいどうなっているんだと半ば困惑しつつも、襟裳岬へ到達。これが襟裳岬に建つ、襟裳岬灯台だ。貫禄ある、美しい灯台である。

襟裳岬の先端部を望む。
海面はこのように霧に覆われている。幻想的と言えば幻想的な光景だが・・・う~ん、去年同様、道東の海岸線は霧に悩まされそうである。。

襟裳岬の食堂でさほど美味しくないカニ丼を食べてから釧路へ向けて出発することとする。
R336黄金道路へ向かう北海道道86号線の途中に、百人浜の展望台と呼ばれる展望地がある。こちらは百人浜と襟裳岬を望む

背後には日高山脈の山々がそびえる。襟裳岬からここまで引き返すと、霧が全く無いのだから不思議なものだ。



R336黄金道路に出ると、望洋台と呼ばれる展望地に出る。断崖絶壁を行く黄金道路を望むことができる。

この太平洋沿いを行く庶野~広尾に至るR336は黄金道路と呼ばれている。その由来は道路完成までに黄金を敷きつめるほどの金額を投じられたと言われているからだ。
断崖絶壁を行く驚愕のロードと思わず期待してしまうものの、実際はトンネルばかりの道で実につまらない。。災害と復旧の繰り返しで今に至るのだろうが・・・雷電国道や追分ソーランラインの方がよっぽどいいよ。

R336がナウマン国道と名を変えるところから再び霧が立ち込める。夕暮れを昆布刈石展望台で迎えようと目論んでいたのだが・・・

長節湖付近まで走行しても霧は一向に晴れず。むしろ霧が濃くなるばかりである。

諦めずR336の終点まで向かうも結局霧が晴れることはありませんでした。ミラクルは起きず残念・・・
仕方ないのでここから宿泊地の釧路まで向かうこととしました。日が暮れてからもずっと釧路まで霧が晴れることなく、視界も悪かったため疲れた^^;


さて、洞爺湖と後方羊蹄山のすばらしい風景に出会い、海霧に悩まされた一日となった当日の旅。
旅の舞台はいよいよ道東に移りました。明日はボクの大好きな弟子屈町・美幌峠、オンネトーを巡り能取岬で夕暮れを迎える旅となります。次回をお楽しみに!

Posted at 2012/09/30 00:49:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | 2012 北海道一周の旅 | 日記
2012年09月22日 イイね!

夏の北海道一周4900kmの旅 道南の魅力を存分に感じた一日




8月20日(月)
松前の旅館を出発する。まず向かうは北海道最南端の地、白神岬だ。
この地を訪れたことで、北海道四端は全て訪れたこととなる。(最西端の尾花岬だけは微妙な位置づけですが^^;)


朝方は残念ながら雲の多い空。対岸に見える岬が本州・青森県は龍飛崎。案外近くに見えるものだね。
東北地方は全くの未踏の地。いつか龍飛崎から北海道を望みたいものだ。


函館へと続くR228(松前国道)を行く海岸線を望む。


白神岬にも当然、灯台がある。
しかし残念ながら白神岬灯台へは途中、立ち入り禁止となっていた。付近に高台といえばここ位しかないのだが・・・

当日の天候はどうやら西側から回復しそうな気配。
松前国道を函館・恵山岬へ向けて走る予定を取りやめ急遽、天候がよさそうな追分ソーランラインを鴎島まで北上することとした。


追分ソーランラインを北上していると途中、小さな島と灯台を見つけた。ナビには松前町 弁天島と書かれてあった。
草を掻き分けて登った先に、まるで忘れ去られたような不気味な廃墟と粗末な灯台・・・



灯台もこの通り、すっかり錆びが浮いてしまっている。

木製の灯台プレートも。。。すっかり朽ち果ててしまっている。
この時この灯台がなんて名前なのかすら解らなかった。帰宅して調べてみると、この灯台は松前灯台というらしい。

灯台から望む日本海。
沖に小さな島が見える。おそらく松前小島と呼ばれるものだろう。

弁天島を後にし、再び追分ソーランラインを北上する。
昨日、若女将さんに聞いていた通り、この区間の追分ソーランラインが実に素晴らしい。高台から海を望む見晴らし、展望の良さが最高!オロロンライン、北太平洋シーサイドラインにも劣らないシーサイドロード!是非とも車載動画もご覧下さい。





クルマを停車した先から岬を望む。灯台も確認できる。あの岬に向かはない理由は何も無い。


細い急坂を登った先に赤白ストライプの小さな灯台があった。どうやらこの灯台は日方泊岬灯台と呼ばれるらしい。


灯台から北方向を望む。
こんな素晴らしい風景が広がっているにも関わらず全く観光地化されず、当たり前のようにあるのだから北海道、凄いものである。クルマで灯台まで乗り入れることが出来るのもいいね。


上ノ国町と江差町の境にある、木ノ子と呼ばれる付近まで北上するとこのような美しい砂浜が現れる。北海道らしい、のびやかな風景に思わずうっとり。


江差町に入り、前日も訪れた鴎島灯台へ再び訪れた。
この芝生が広がる美しいロケーション、たまりません!あまりの気持ちよさに思わず、寝っ転がってしまった^^。ボク自身の足を入れるという、なんとも大胆な構図(笑)


鴎島から上ノ国町方面を望む。
この通り、天候にも恵まれ実にスバラシイ風景である。


ここ鴎島には戊辰戦争で沈没した開陽丸を復元し、展示されていた。


さて、鴎島を後にしR227大野国道を南下し、函館方面へ再び向かうこととする。


R227を走っていると、きじびき高原への案内看板を発見した。ここは事前にチェックしていた展望地。迷わずそちらへ向かうこととする。
林道のような道を進んでいると正面に突然、道南のシンボル的存在の駒ヶ岳が現れた。
おぉ!すげ~なんて感心しているとすぐに展望地が現れた。どうやらここは噴火湾(内浦湾)眺望地と呼ばれるらしい。


噴火湾眺望地から望む駒ヶ岳はスバラシイ。天候さえ良ければ蝦夷富士(羊蹄山)も望めるようだが、残念ながら確認出来なかった。噴火湾も霞みでおぼろげ。
独特な山容の駒ヶ岳。望む方向によってその山容も変化するという。




噴火湾眺望地を後にし、道なりに進むと函館方面のスバラシイ風景が出迎えてくれた。


この開放感!このスケール感!そしてこの風景!!なんて気持ちいいんだろう!
道南は少し本州にも通じる風景があるかな、なんて思ったりもしたが、この風景は紛れもなく北海道そのもの。スバラシイの一言に尽きる。
開放感溢れる風景を眺めていると、北海道を旅する歓びがこみ上げてくるね。いやぁ、来てよかった来てよかった。


きじびき高原パノラマ眺望台へ。
ここから望む駒ヶ岳と大沼、小沼の風景が実にすばらしい。何度もしつこいが、来てよかった・・・


せっかくなので、愛車とともに記念撮影。
きじびき高原から望む風景はかなり気に入りました。これから毎年、再訪したいほど心に残る風景です。道南も素晴らしいところが沢山あるなぁ。


さて、きじびき高原を後にしR278を恵山岬に向けて南下する。
途中、北海道と本州最短地点である汐首(しおくび)岬へ。


対岸に見える岬が青森県は下北半島の大間崎だ。ほんとに本州が凄く近くに見える。ますます青森県を旅したくなるねぇ。


白神岬同様、こちらも汐首岬灯台があるものの立ち入り禁止となっていた。残念である。


汐首岬を後にし、道の駅なとわ・えさんにて小休憩。恵山岬と恵山を眺める・・・


って上空はおびただしい数の海鳥が飛んでいたんだな^^;スゴイなんてものじゃない。ちょっと恐怖を感じるほど。エサがあるのか?
もし仮に一斉に襲われたりしたら・・・


道の駅を後にし、恵山岬の果て、恵山岬灯台までやってきた。
う~ん、貫禄十分。芝生の広がるロケーションが美しい。


背後にそびえる恵山。すぐ背後に山がそびえる灯台もなかなか珍しい?


当日の宿泊地は洞爺湖。時刻も18時を過ぎようかというところ。そろそろ出発することとする。
R278恵山国道を北上していると、夕焼け空が実に素晴らしかったため急遽、近くに現れた小さな漁港に立ち寄ってみた。


これが当日の夕暮れの風景。
正面に見える山が横津岳と袴腰岳だろうか。その向こうに見える、二つの峰がある特徴的な山が駒ヶ岳だ。


パッと思いつきで立ち寄った小さな漁港だったが、想像以上に素晴らしい夕暮れの風景をボクに見せてくれました。


洞爺湖へ向かう途中、長万部で美味しいと評判のいいお店があるのを思い出したが結局寄らず(すっかり時間が遅くなってしまったから^^;)、まっすぐ宿泊地のホテルへ向かいました。
さて、天候にも恵まれ道南の魅力を存分に感じることとなった2日間。明日は洞爺湖、倶知安、後方羊蹄山を巡り旅の舞台は道東へ移ります。次回をお楽しみに!

Posted at 2012/09/22 13:37:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2012 北海道一周の旅 | 日記
2012年09月10日 イイね!

夏の北海道一周4900kmの旅  積丹半島再訪 追分ソーランラインを南下し道南を巡る




8月19日(日)
小樽のホテルを6時過ぎに出る。昨年は見事な快晴だったが、今年は天気予報に反して雲が多い。若干気落ちしつつ積丹へ向かう。


昨年同様、まずは島武意海岸へ。真っ先に島武意海岸へは向かわず、先に積丹出岬灯台へ向かっていた。
急坂を登るとちょっと頭デッカチな、可愛い灯台が出迎えてくれます。愛嬌あるでしょ?なぜか灯台を撮影する方向の空だけ青空が広がっていたんだな。

この積丹出岬灯台はボクが昨年、北海道で目の当たりにした最初の灯台。赤と白のストライプが印象的だったのを憶えている。
ちょっと懐かしみを感じながら灯台を眺めていました。

ここ積丹出岬灯台付近の海岸風景もすばらしいものの、曇天のためこれ以上散策はせず島武意海岸へ。
この通り空は雲に覆われてはいるものの、積丹ブルーの美しい海は健在だった。

曇天でこの海の色はスゴい・・・



こちらは昨年、晴天に訪れた風景。これを期待していたのだが・・・曇天でも素晴らしい積丹の海に再訪できて満足だ。

神威岬も残念ながら曇天。
と言うよりも、あまりの人の多さに萎えてしまい早々に退散してしまった。お腹も空いたし昼飯としよう。選択は一つしかない!頭の中はウニでいっぱいだ。

お食事処みさきで、生うに丼セットを頂く。限定の赤ばふん生うに丼は早くも売り切れだったらしい。すごい人気だねやっぱり^^;

うに丼のウニはムラサキウニだが、活うにはムラサキウニと赤ばふんうにがつく。右の小さいのが赤ばふんうにだ。

ムラサキウニも当然美味しいのだが、赤ばふんうにはその美味しさを簡単に超えてしまうのね・・・食べ比べてみてよく解ってしまいました。解らなくてよかった?なんてね(笑)


お腹も満たされたところで出発。雷電国道(R229)を寿都に向けて南下する。
雷電トンネルを超え、雷電岬を望む地で小休憩。

雷電岬を超えるとR229は追分ソーランラインと名前を変える。
弁慶岬へやってきた。草原の中に、赤白ストライプの弁慶岬灯台がある。


弁慶岬から積丹半島を望む。この付近の海岸も美しいの一言。もう少し天候に恵まれていたらと思うところだ。

弁慶岬を後にし、再び追分ソーランラインを南下してゆく。
このシーサイドロードの雰囲気が実に素晴らしい。。オープンで駆ける爽快さったらもう・・・至福のひと時だ!

国道から少しそれて、茂津多岬灯台へやってきた。
とんがり帽子の、見慣れないカタチの灯台に驚いた。白黒のストライプは驚かないのだが・・・


なんでもこの灯台は、海面から灯台頂部まで290mの高さ日本一の灯台らしい。
しかし案内看板をよくよく見てみると・・・不毛な争いを繰り広げてるなぁ^^;
高さを競った余部崎灯台は、後々調べてみると”灯火”までの高さは日本一とのこと。どちらが高さ日本一に相応しいかは自ずと答えが出そうだね。

茂津多岬灯台へ向かう道の最後のダート1km区間。
このダートが北海道ダートデビューとなったのだが、轍もさほど深くなく非常に走りやすい。これから旅中、色んなダートを走る予定だから一安心してしまった。
しかしロドスタとダートの絵ってどうなんだろう?ツアラーとして少しはこういう道とも絵になってきたかな、ボクのロドスタも。

追分ソーランラインを南下、北海道道740号北檜山大成線を北上し北海道最西端の岬、尾花岬へ向かう。
しかし残念ながらこの北海道道740号線は尾花岬まで開通しておらず、途中行き止まりとなる。

少し引き返し、岬が写る所で愛車とともに記念撮影。
バックの岬が尾花岬であり、北海道最西端の岬だ。



少し離れた所からこの岬を見ると、非常に険しい岬であることが解る。
道路も開通しておらず、岬への探勝道も全く無いことから現状、北海道最西端に一番近づけるのは北海道道740号線の行き止まり付近となる。ひとまず、この地を訪れて最西端到達(仮)とでもしておこう。
岬の先端を見ると建設中のトンネルらしいものが見えるから、もし仮に道路が開通しても岬先端に到達できるのだろうか?

北海道道740号線を引き返し、追分ソーランラインを南下すると、親子熊岩という奇岩がある。
熊の親子がたわむれる姿に似ていることからこの名が付いたという。確かに・・・
因みにこの親子熊岩は旧大成町のカントリーサインにも使われていました。



江差までやってきた。
そろそろ夕暮れの時間。今日の夕暮れは鴎島にて迎えることとしよう。
木道をあてもなく歩いていると千畳敷が現れた。この先を登ると・・・

広い広い芝生が広がる鴎島の頂上部に、この美しい灯台が姿を見せた。

鴎島灯台。
芝生が広がる美しいロケーションもさることながら、とんがり帽子の鴎島灯台もまた美しい。
見慣れない形の灯台だけど、どこかメルヘンチックで、洋風のお城を思わせるようなカタチに感動したものだ。

鴎島灯台の名から、灯台上部にはカモメが飾られていた。いいねぇこういうの大好きだわボク。なんというか、心が和む・・・

夕暮れ、ボクが出会った鴎島は素晴らしい風景をボクに見せてくれました。また明日ここへ来ようかな・・・それほど心に残る風景。。



当日の宿泊地は北海道最南端・白神岬に程近い松前。すっかり暗くなってしまった追分ソーランラインをひたすら南下し、無事到着。
夕食中に若女将さんと旅の話で盛り上がる。弟子屈町、美幌峠・屈斜路湖、摩周湖や宗谷岬の話などなど。ボクの昨年の旅の感動も交えながらとにかく盛り上がる。若女将さんもどうやら弟子屈町がとても好きなようだ。
今日、鴎島で夕暮れを迎えたことを告げると、若女将さんから
「追分ソーランラインは鴎島から南が特にオススメなんですよ。夕暮れ時はオロロンラインよりもいいと思います!」との一言を頂きました。


えっ!?あのオロロンラインよりスゴいだなんて本当かい?
確かにすっかり暗くなってしまったけど松前に着くまでの間、走った感じはとてもよさそうな道ではあった。明日も道南を巡る予定だから、今日暗くなってしまった追分ソーランラインを鴎島まで北上するのも悪くないかも。


さて、まずまずの天候でスタートした北海道の旅。
明日は道南の魅力を存分に味わう旅となります。次回をお楽しみに!





 

Posted at 2012/09/10 22:21:43 | コメント(10) | トラックバック(0) | 2012 北海道一周の旅 | 日記

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「あっつい夏は鰻で決まり❗️」
何シテル?   07/25 21:26
念願叶い、ロードスターのオーナーになることができました。大切なボクの初マイカーです。 愛車との旅をこよなく愛しています。 景観の良い道を、流れる景色...
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