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2021年09月20日 イイね!

三カ月ぶりのドライブ 青天を衝け 

三カ月ぶりのドライブ 青天を衝け 三カ月ぶりのブログUPとなりました。

9月に入り、部分的日照時間が2-3日。
梅雨空のような日々が続いた。
本日(19日)は、終日晴との予報だった。
本当に久々の天気で、ドライブを楽しみたい。

まだ7時、エスク出動である。まずは、20Lを給油した。


近年は走る分だけ給油しないと燃料が腐る程、走らないからだ。
70L大容量タンクも、宝の持ち腐れ、いやガソリンの入れ腐れである。


自宅を出てから15分。田園地帯を通る、手前の河川敷で一枚。
雲が厚く垂れこめているが、すぐ青天になるとの予報を信じて車を走らす。




目的地の越生町に入ると、気持ち良い青空に変わっていた。
まさに青天を衝く ドライブとなった。

山上に見えるのは「世界無名戦士の墓」 佐藤栄作元宰相も訪れた施設である。
戦後まもなく、埼玉県立施設として建てられた。
世界中の戦没者を祀るのは、中々珍しい事である。一時は国営化の話も出たようだ。



車を止めて撮影。後ろにカブに乗った警官の姿が・・・。
カメラを取り出し、山上に向けると、カブはUターンして戻って行った。
職質でも、かけるつもりだったか? 



街中を抜けて山に向かう。名勝・越生梅林を通り越して黒山三滝に出た。
江戸時代から、江戸や近隣諸国から参拝客が訪れ賑わったと言う。
実際、20年程前迄は、週末は繁華街なみの人出で、ごった返していた。
連れてきた子供が、迷子になったくらいであった。それが今は閑古鳥だ。

入り口門にあるように、滝部門の日本観光100選になった地である。
だが、ここは今日の目的地ではない。



目的地は、このすぐ先にある。



NHK大河ドラマで有名になった、渋沢栄一の養子で甥の渋沢平九郎 自刃の地である。
詳細は、フォトギャラにUPしているので参照願います。
ここに石碑があるのは、以前から知っていた。もう何十回も通った道だ。

だが、停車して石碑を見た事はなかった。
それが、大河ドラマ放映で有名になり、町も説明看板等を設置した。


ここにも、無名戦士(当時)の墓-正確には近隣-があったのだ


放映までは、訪れる人もなかったが、今は花や供え物が沢山、置いてある。

上野戦争で敗れ、埼玉県飯能市に敗走、再び破れて故郷を目指したのか?
越生町から小川町に出て山を越えれば寄居町。その隣は、もう故郷の深谷市である。
さぞかし無念であったろう。合掌。



享年は数えで22歳の若さだった。1868年7月12日の事であった。
*大河ドラマで、演じた俳優にも劣らぬイケメンで驚いた。
渋沢栄一が後の明治45年、ここを訪れた時の写真が添えてある。

時間はまだ9時だが、車がどんどんと入ってくる。黒山三滝ではなく、こちらに向かってくる。

久々に、この笹郷林道を登って奥武蔵グリーンラインに出て見よう。
それが、飯能から敗走してきた平九郎の通った道でもある。

上記写真、渋沢が訪れた明治45年の杉林が下写真と同じ位置である。
平九郎が自刃して152年が経った。更に、渋沢栄一が訪れた明治45年からは、100年以上
経ったが、今も、変わらぬ姿を見せている。



自刃の地から林道に入る。道は更に狭くなる。
エスクード購入後、初めて走った林道が、この笹郷線だった。
この時間には久々のカンカン照りになる。カンカン照りと日影が交互に続く。

日陰に入ると、そこは真っ暗闇だ。目が見えなくなる。停車して目を慣らした。
以前にはなかった体験だった。
ただ子供の頃、映画館に入るとこんな状態になったのを思い出す。
写真で表わすと、下写真のような感じだった。



眼もようやく慣れ、本線を進むと、2つの巨岩が姿を現した。
奥武蔵Gライン本線の、この部分は余り通らないので、巨岩には5年ぶりの再会だった。



以前は岩の裂けめの中に入れたが、現在は柵が張られ、中の様子は分からない。
いつでも見られると、当時は思っていたので、結局入らずじまいだった。
何事も一期一会の精神が大切なようだ。




以前から何の説明看板もなく、ネットにも出ていなかったので、謎の巨岩だった。
5-6年程前に、上記の柵等を設置した工事中に説明看板が建てられた。

それによると「天文岩」と言われ、江戸時代末期に江戸で天文学を修めた、この地出身の
天文学者が晩年、この岩の中の空洞に部屋を造り、亡くなるまで天文学に励んだと言う。
だが、その説明看板も既に撤去されていた。





こんな感じの奥武蔵Gライン本線。日陰と日向が交互に現れる。
江戸時代に河の氾濫を避け、山の稜線沿いに造られた道を戦後、車が通れるよう拡幅した。
当時、繁栄していた秩父と越生町を結ぶ重要ルートだ。
今日は、マラソンランナーやハイカー、二輪、四輪と数多くすれ違った。

ゆっくり走りながら、終点の鎌北湖に出た。水を全部抜いての耐震工事は1年以上かかった。
7月頃、工事は終了していた筈だが、水はまだ殆どない。
今後のスーパー台風と、豪雨に備えているのだろう。




鎌北湖からの坂を下りると、里山の一角に曼殊沙華が群生していた。
日高市の巾着田の群生も、今が見ごろであろう。




それにしても、いつもは何も考えずに身体が道を覚えているのに、今回はかなり間が
空いて、考えないと、道がわからなくなっていた。
右脳だか左脳だか不明だが、感覚脳から論理脳への切り替えが必要であった。
感覚脳で走るドライブは快適だが、道を考えながら走る場合は神経を使う。
だが、身体が途中から思い出し、自動で感覚脳に切り替わったようだ(笑)。

今日の林道で唯一、眺望が開けた場所の写真だ。ここの標高は400-500m程か?



*付記  帯電アルミテープによる効果をこの道で試した。整備手帳参照。
前回までで、エアコンONで5速ホールドで鎌北湖までの坂道を登っていた。

今回は、平地から坂道までの助走なしで、坂道入口でいきなり5速にして登って見た。
さすがに今回は、途中でノッキングしたので、シフトダウンして完走。
鎌北湖の看板が見える、ゴールまであと30m手前であった。
だが、アイドリングの800回転から5速で加速した。走行音も静かになった。
一定の効果は認められた。


*写真の、鎌北湖の看板が見える位置まで5速で来られた。今一歩であった、残念!

午後の早い時間に帰宅。走行距離は100Km弱と言うところだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
久々のブログ おしまい。


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