(新型・ω・Ｘ１)

2代目となる新型X1（開発コードは“F48”）が、ドイツ本国でついに正式発表されました。

新型のボディサイズは、全長×全幅×全高が4439×1821×1612mm、ホイールベースは2670mmと、先代・E84に対して全長で46mm、ホイールベースで90mmのサイズダウンが図られたものの、全高に関しては67mm高められています。





デザインは内外装ともにスポーティさと高級感がさらに増し、ボディサイズの件と同様に先代とはまるで違うモデルへと生まれ変わったことがハッキリわかりますね。エクステリアの意匠は現行X5（F15）/X6（F16）の、インパネ周りは後述する2シリーズアクティブツアラー（F45）とグランツアラー（F46）のテイストもやや入っているように見えます。

メカニズムで最大のハイライトといえば、駆動方式がそれまでの1・3シリーズ系を由来とする縦置きFRベースから、アクティブツアラー/グランツアラーやMINIハッチバック（F55・56）と同じ横置きFFベースへと進化したことですが、これにより室内はさらに広くなったそうです。



デビュー当初のエンジンラインナップはガソリン・ディーゼルともに新世代の2リッター4気筒が基本で、B48系ガソリンは192馬力と231馬力の2種、B47系ディーゼルは150・190・231馬力の計5種が用意されたのですが、11月からはそれらに加えて1.5リッター3気筒のガソリン（B38系・136馬力）とディーゼル（B37系・116馬力）を搭載した仕様も登場するとのことです。

駆動方式は192馬力のsDrive20i（ガソリン）と150馬力のsDrive18d（ディーゼル）がFFで、xDrive20i/25i/20d/25dは4WDとなっています。

本国仕様のトリムラインは、ベースグレード・アドバンテージ・xLine・Sport・Mスポーツという計5種から選べるようになっているそうです。　

また、すでに他車種ではお馴染みとなっている大画面のディスプレイパネルや“ドライビング・アシスト”、LEDヘッドライトにヘッドアップディスプレイなども装備されるようになったとのことです。

海外のファンサイトによると、本国では10月から販売がスタートするとのことですが、日本市場へは年末から来年初頭にかけてのタイミングで導入されるのかもしれませんね。