私が体調不良でブログ更新を休止している間、BMW(とMINI)から沢山の新車発表がなされたらしいので、それらのモデルを私なりに紹介していきたいと思います。
《クーペ(F32)》
《カブリオレ(F33)》
《グランクーペ(F36》
《M4クーペ(F82)のコンペティション・パッケージ装着車》
まず、以上の各車は過去に
こちらの記事で少し触れた
4シリーズのマイチェン版です。
変更点はベースの現行3シリーズのときと同様、前後ライトやバンパーデザインの意匠変更、クーペ/カブリオレ/グランクーペ(の各標準モデル)のみボディカラーの新色追加、それにインパネの質感向上といった程度で、ヘッドライトはこのマイチェンを機に全バリエーション合わせてLED式に統一されたり、テールライトは2013年に公開されたクーペのコンセプト版(国内導入時のCMに出ていたアレです)のそれに似た雰囲気になりました。
内外装に手が加えられた反面、標準モデルのエンジンスペックはマイチェン直前に改良された仕様(例:420i=184馬力、430i=252馬力、440i=326馬力)、M4に至ってはデビュー時のスペック(431馬力)のままらしいんですが、3シリーズのときのように足回りのセッティングは若干見直されているかもしれませんね。
新型5シリーズセダンがデビューを飾ったデトロイトショーの開催から少々遅いタイミングに発表されたのと、各車の本国生産はどうやら3月かららしいので、ショーデビューは3月のジュネーブショーが濃厚で、あとは早くて初夏あたりには日本でも発売がスタートするんじゃないかと予想しています。まあ日本仕様で選べるオプションなどはマイチェン前から若干変わるかな?と思いますが、恐らく導入グレードはこれまでと不変になるでしょうね。
こちらは新型MINIカントリーマン(クロスオーバー)のJCWです。なのでJCWも標準モデルと同じく、全てのバリエーションが新世代に切り替わったことになりますね。
ボディサイズは標準モデルと同様に拡大され、エンジンは他のバリエーションと共通のB48系2リッター直4(231馬力)を搭載、駆動方式は先代から引き継いだ4WD(いわゆる“ALL4”)のみ、そしてギアボックスはベース車であるクーパーS譲りの6速MTと8速ATが用意されているそうです。
新型カントリーマンのJCWは3月のジュネーブショーでデビューか!?と思いきや、なんと翌月の上海ショーでワールドプレミアを飾ることが決まったそうですが、当初クーパー系のディーゼル車だけが上陸を果たす予定になっている日本市場へは導入されるのか?注目したいところです。
最後は日本仕様の2シリーズアクティブツアラー/グランツアラーに、218dの4WD(xDrive)車が加わった話題です。そう、2バリエーションにとっては日本仕様初のディーゼル×4駆のベストメカニズムが組み合わさったモデルということになります。
これはひょっとして、同じメカニズムを使うX1 xDrive18dを昨秋に導入したことで味をしめたのかもしれませんが、私的な考えではゆくゆく日本仕様に追加設定する想像すらしておりませんでした…(苦笑)
そういえばアクティブツアラーの4WD車はガソリンエンジンを積む225i、PHVの225xe iパフォーマンスに次ぎ今回で3グレード目の設定になりますが、対するグランツアラーはこれまで4WD車の設定がありませんでしたね。なのでとくに積雪地のユーザーから「(日本仕様の)グランツアラーにも4WD車を設定して欲しい」という要望があったので、わざわざ追加させたのでしょう。
また、同グレードの追加を記念し、アクティブツアラーではなくグランツアラーに限ってではあるものの、特別限定車の「xCountry」(クロスカントリーと読むそうです)なるモデルも用意されました。
エクステリアはXモデル譲りでこのモデルだけのオフロードルックを与えた仕様になっているかと思いきや、ご覧のとおりベース車となんら変わっていないので「単なる名ばかりモデルやないか!(怒)」という感じがしてならなかったのは言うまでもありません。ただ特別装備はネーミングが残念な割に結構充実しているようです。
アクティブツアラーの“ファッショニスタ”(昨年発表された100周年記念限定車シリーズの第4弾)はディーラーに置かれていた展示車などを見てすごく魅力的に感じたのに、グランツアラーのこれはもうちょっと捻ったネーミングで出ていれば話は別だったんですけどね…(涙)
次のグランツアラーの限定車はとても魅力ある仕様で登場することを期待したいですね。
以上、私なりに綴ったBMW(とMINI)からの新車ニュースでした。
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Posted at
2017/01/22 22:55:29