渋滞緩和で観光客快適に 電気バス導入 宇都宮市大谷地区
2019年8月10日
大谷地区で運行される電気バス(宇都宮市提供)
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宇都宮市は十~十八日のお盆期間中、市内の観光地・大谷地区で、パーク・アンド・バスライドや低速の電気バス運行など、交通渋滞緩和策の社会実験をする。
ゴールデンウイークに続く取り組みで、電気バスは一部区間で自動運転も導入する。市によると、本格的な自動運転による公共輸送は県内で初めての取り組みという。 (原田拓哉)
◆県内初 一部区間で自動運転も
大谷石の産地として知られる大谷地区で、観光客に安全で快適に過ごしてもらえる交通環境のあり方を探るのが狙い。
市大谷振興室によると、ゴールデンウイークに二台で行った電気自動車(七人乗り)には十日間で、計四千八百人の利用者があり、特に、家族連れや高齢者には好評だった。
今回導入する電気バスは十六人乗りで、群馬大学などが開発した。最高時速が二十キロ未満の低速で、全長五メートル、幅二メートル。
大谷資料館と大谷公園の市道約七百メートルを十五分間隔で運行する。車や観光客が少ない道路で自動運転を試みる予定。
導入する電気バスは、これまで群馬県桐生市や前橋市、東京都内での公道を使った自動運転の実績もあるという。電気バスの運行は十日から十三日まで。
また、前回実施した自家用車を駐車場に止め、バスで観光客を運ぶパーク・アンド・バスライドについては、今回はシャトルバスの運行は取りやめ、増発する臨時も含めた路線バスで対応する。
期間中、暑さ対策として大谷石採取場跡地の冷熱を利用し、涼しい風が体験できる「クールスポット」が、大谷公園内に設置される。
同室の川崎欣司室長は「社会実験は、渋滞対策のほか、渋滞を避けて、大谷地区内のさまざまな場所を巡ってもらうための取り組み。将来の交通の在り方を考える材料の一つにする」と話している
気にしだして3例目だけど、やっぱりバスが小さいから短距離の単純なルートとかしかできないのかな?
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Posted at
2019/08/11 09:40:03