初の鎌倉彫御朱印を鶴岡八幡宮に奉納 伝統工芸と文化が融合
毎日新聞 2022/06/21 20:03
奉納された鎌倉彫御朱印(一部)。優美で繊細な造形が目を引く=鎌倉はんこ提供© 毎日新聞 提供 奉納された鎌倉彫御朱印(一部)。優美で繊細な造形が目を引く=鎌倉はんこ提供
国の伝統的工芸品である鎌倉彫と伝統文化の印章を融合させた鎌倉彫御朱印10体が21日、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮に奉納された。
鎌倉彫の職人が装飾を施し、印章職人が印面を彫り上げた鎌倉ならではの御朱印は、二つの伝統産業が手を携えて挑む新たな文化発信のシンボルになりそうだ。
印面を彫り上げたのは市内の印章店「鎌倉はんこ」の月野允裕(みつひろ)さん(43)と妻千恵子さん(38)。
月野さんは奈良県で創業した印章店の3代目で、2016年、新天地を求めて鎌倉に店を開いた。
19年夏、「鎌倉にしかない判子を作ってみたい」と、鎌倉彫の職人らに相談を持ちかけたのが御朱印制作のきっかけだった。
新型コロナウイルスの影響が長引く中、鎌倉彫の事業者が参加する伝統鎌倉彫事業協同組合(三月一彦理事長)と二人三脚で作業を進め、第1弾となる鶴岡八幡宮への奉納にこぎ着けた。
同組合によると、仏師を祖とする鎌倉彫と渡来僧の落款などが起源とみられる鎌倉の印章は長い時間を共有してきたが、鎌倉彫の印章は記録にないという。
今回、奉納された御朱印は異なる伝統産業の初のタイアップであり、電子署名の普及やライフスタイルの変化で苦戦を強いられる二つの業界のコラボレーションでもある。
奉納後、三月理事長は「伝統産業に新たな道が開けたような気持ちだ」と語った。第2弾は寺院への奉納で、22年秋ごろを検討しているという。
大仕事を終えた月野さんは「御朱印制作を通じ、印章の本来の意味を再認識させてもらった。婚姻など人生の節目にふさわしい本物を作っていきたい」と意気込みを語った。
鶴岡八幡宮ではコロナ対策のため、参拝者と対面する形での押印を控えており、鎌倉彫御朱印が参拝者の前に登場するのはコロナ終息後になるという。【因幡健悦】
これって、箱根細工の御朱印とかもできるんじゃない?
篠原ともえが、おばあちゃんの着物でバッグを作ったことがあったけど、
今日たまたま見ていたTVでは、着物を日傘にリサイクルするとかやってた。
新しい
和って感じ。
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Posted at
2022/06/21 21:24:43