川瀞庵の庵主のブログ一覧

久しぶりに楽しいお話を聞きました。

古代寺院や仏教関連の施設をもった集落などから灯明皿がよく出土するのですが、この灯明皿をもとに古代相模国における仏教の波及と、灯明による供養の法会などを開設していただきました。

簡単に言うと、江戸時代みたいに集落に一つくらい仏教施設があるのではなく、

仏教を信じていた人がいた集落に、仏教施設があるってことです。

なので、山奥の人の少ない集落でも仏教を信じていた人がいれば、仏教施設があるってことです。

相模国の山奥、今でも人が少なくダムに沈んでしまった村などからも仏教施設が出ています。

あぁ、だから「宮ケ瀬」って「宮」がつくのかと思いました。