横殴りの豪雨の場合のみエラーコード722がでて失火するという問題を抱え
家庭用給湯器を故障前換装しましたが
元々設備を配置していたユニットバス業者の作業がうんちでした。
その修正と今回の換装にあたってついでに拡張した部分もあり
非常に手間がかかりましたが
不具合部分が多く忘れそうになるうえに鼻につくので最初に書き留めておきます
1.リンナイの給水/給湯管は本体側3/4Rのはずだが、接続されているフレア管が3/4Gのような気がする。
2.外機のリモコン接続端子の線処理が雑すぎる。
3.風呂設置リモコンの通電線接続がクルクル巻きビニールテープで終了している。
4.風呂設置リモコン設置位置裏側にスイッチボックスを横向き配置していない。
5.風呂設置リモコンのねじ穴を大きく開けすぎてネジが効いていない。
多すぎて頭痛がしてくる
10年以上動いていたんだからいいだろうといえばある意味ではそうでしょうが
仮にプロとして素人にここまで突っ込まれる仕事をしてお金稼いでいることが恥ずかしくないんかねとは思います
私は飯の種の本業は妥協せずぴっちりやっているつもりですが、プロとしてーーーーー。
とにかくこの家
木工事はいい感じなのですが付帯工事のレベルがガタガタで不安になってきます
とはいえ重篤な欠陥はなくそこそこですが
10年以上前でこれです
今はインフレがすごすぎて一軒家の本体単価が500~1000ぐらい上方修正されています。そのうえ作業員のレベルもより下がっているので本気でよくない環境と思います、一般人は適当な家をつかまされていると思っていいです。
今回準備したリンナイE2406AWの接続部です
元々の機種であるA2400AWと接続種類は変わらず
給湯給水が3/4R
ガスが3/4R
追い炊き往戻が1/2G
という接続体系になっています
2400は後述の問題があり追加調査しましたが同じでした
基本的に同じメーカの同じ容量で換装すると配管はそのまま使えるようにしていると思いますので。
既存の配管の状態を調べながら、既存の給湯器を取り外す準備をします。
現状がどうなっているかを知るためです
追い炊きの往復管を取り外します
ノンアスの13パッキンが入っています
G管なのでこれでいいはずです
給水管を外します
なぜかパッキンが入っています
(ここでA2400AWのスペックを調べに戻る)
給湯機本体は3/4Rのはずだが?
ノンアスパッキンを除去後手持ちの20パッキンをのせます
フレア座金に20のパッキンが座ってしまいます
ナット長さも短いですね
この時点で既設管のフレアナットが3/4Gなのではないかと疑っています
エコキュート等はGを使ってそうで一般的ではないとは言い切れずで他の施工レベルを見てもなんとも工事が信用できません
ここで前に掲載した難解な図をば・・・
早い話
Rテーパ管はテーパ同士で密着するのでどこまでも奥に行く、シールテープで施工が一般的。
G平行管はパッキンを介して機械的に接合するので長さは短い、シールテープは使わない。
RはR同士で
GはG同士で接続すると思っておけば大体OKと考えられます。
表中のRpが当該フレアナットに該当するとしてもその場合はシールテープ使用となり、パッキンが現場に登場した時点で表中の〇1に該当するのですが給湯機本体はRのおねじです。どうやっても表に適合する状況ではないのです。
今回給水管に分岐をつけて水をもらうという付帯工事を計画していて
このような分岐器を用意していました
水道は3/4RでしたのでG接続の三つ又はお互いを変換しています
わけわからなくなるのでマジックで注釈してあります
なんにせよ刻印があるわけではないので
テーパーと平行ねじの目視確認がいまいち場数こなしていないペーパー免許の素人にはむつかしいんですよね。
おネジはなんとなくテーパーがわかるのですが
メネジがむつかしいですね
この図では左が平行めねじ
右がテーパーメネジなのです
左はパッキン入れると奥に座っていますが
右に同じパッキンを入れると奥まで到達しないですし
パッキンが収まるための面積自体がありません
なのでこれで判別できるかと思ったのですが
テーパーメネジでもパッキンが設置できる部材もございまして完璧に混乱してしまいますね
追加で購入したこいつなんですが
これがくせもので
こういう図示になっています
メネジ側がテーパーですよね?
テーパめねじですがこのように20のパッキンが奥まで収まってしまいます
上記のカクダイのには入らなかったのに・・・これではこの方法で見分けることができません
テーパーはその角度を使って押し込むのでネジ山がおねじめねじ限らず長いことが多いこと
テーパーおねじは全ネジが多いですが平行ねじのおねじは首の部分がくびれていることが多いこと
あたりが判別ポイントのような気がします
しかしなにせ
給湯器側の3/4Rに3/4Gを突っ込んであった給水給湯接続は一応水漏れ事故を起こしていないという事実…
とにかくこのフレアナットが長さ的にRcではないとは思いますが
RpなのかGなのかは完全に不明なのです
パッキン入れてあるノリからして3/4Gなのだろうとして作業を続行してしまいましたが、不具合は検査や試運転で出すしかありません。
統合すると
給水管は本体3/4Rに対して3/4R↔3/4G三つ又を介して3/4G既存を接続
給湯管は本体3/4Rに対して3/4R↔3/4Gを挟んで3/4G既存を接続
ガスはそのまま再接続シール施工のみ
追い炊き管は1/2Gに13パッキン交換のみで再接続です。
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2023/05/07 01:05:21