ご成人を迎えられた方々へ心よりお祝い申しあげます。今後のご活躍を期すると共に、ご家族の皆様のご多幸とご健康を祈念させて頂きます。
思えば遠くにしたものだ、2キロ近く離れた駐車場へ向かう最中これも今しかないと思いながら「あっスタッドレスに変えている」と近所のジムニーチェックをして、
車を取り、買い出しをして、
「パパは来ないで」とカフェラテホットで飲み物を整えてくれ、
一旦帰宅しカップラーメン程度セットをトランクの礎にして、
「あっそういえば
HIKARUさんのライブ」と準備に手間取り出遅れた視聴、つけてみれば番組終盤の丁度タコマの話しに遭遇し、有難く話題を拝受して、
2020年新春オフロード会場到着です。
外から見たいと毎度のことながら降りて、泥の水たまりを順光で巡行、
逆光で逆向と、往復5回は狼煙を揚げさせられ、帰りも同。
クリスマスイブに納車を頂いたハイラックスサーフ、納車から半月以上経ってやっと出番の洗礼です。
新品の革調カバーがついたシート、元来のシート形状とその出来に加えて、随一に座り心地がよく、
M/Tタイヤ特有のロードノイズを除けば、まるでセルシオ級の静寂さに、10万キロ越えの個体にもかかわらず微塵もやれを感じないシャシー・ボディ剛性に、さすがトヨタのラダーフレーム車を思います。
各所、コストがかけられた時代の企画。リッター6kmという点に目をつぶれば、車としての出来という満足に拍車をかけてくれる、非常にコスパにも優れたチョイスという満足を運んでくれそうです。
精神衛生上の厚待遇と運用上の円滑性および簡易性をもたらしてくれるオフロードの隠れた必需品、ゴムマット。カー用品店での最廉価1枚2,000円程度のを仕入れたよりも、アマゾン氏で販売している1枚700円程度のボンフォーム カーマット 3Dプライムという商品のほうが使い勝手、使用感、品質ともによく、我が家はほぼ全車標準装備となりました。
独特なエアコンインターフェース。他車と兼用していると直感的に操作できないですが、メインカーとして慣れれば問題なさそうです。ディスプレイは平均燃費と航続距離残の切り替えが出来、外気温も表示される高品位機能付き。
直進安定性もよく、運転もしやすく、走破性はラダーフレームを軸とした、4L付パート式4WD、そして当時デフロックは全車標準装備というハイレベルぶり。
ダッシュボードのひび割れが目立つ車種ですが、前期型のみに見られ、後期型は対策品となっているそうです。
「対角線で入って」という指示を無視して直角に入るパパ。「スタックするのがオフロード」「オフロードとはスタックするものである」「スタックしなければ、それはオフロードではない」という趣旨の主張が土台となり、加えて「男だろ」という履行の強要をかわしている現場。
「思ったより伸びていい脚だね」と評価が聞こえて来ながら、ハイラックスサーフはFダブルウイッシュボーン、Rトレーリング・リンク車軸式コイル、対して再販ランクル70がフロントがコイル、リアはリーフのともにリジッドアクスルとなっているとのことで、
オンロードでの快適性はハイラックスサーフに大きく分があり、走破性および耐久性はナナマルに分がありそうです。加えてナナマルはオプションの前後デフロックがあれば無敵級ともいえそうです。
というように、興味もなかったクロカン系SUVの相違点を知る暇つぶしも兼ねています。
一度難なく通り登ったところであろうとも、この日二回目、指示によりあえて「2駆にして」スタックする我らスタッカーズ。
ときにマシンを用いて、
ときに手作業で、掘ったり埋めたり、土木作業に勤しみます。
総合総括して、私はこの車ハイラックスサーフが気に入りました。走行距離少なめ、程度のよい個体を探し、経年劣化した部品も万全に取り換えて、大切なオンリーファーストカーにしたいぐらいです。
なにやら次の指示が飛んでいます。
アウトドアと親和性が高いヒッチメンバー系は、デパーチャーアングル仕置き人となり、オフロードにとって不要な装置となるのは、ジムニーで経験済みです。
ヒッチメンバーさえなければ、あるいは存在を無視して多少損傷することを容認すれば登れた坂をキャンセルして、
これでお金をもらったら水商売になるのかならないのか分かりませんが、しばし泥水との戯れをお待ちして、
「あっタイヤ捨ててあるなんで?ここ乗って」「動画撮るからカメラ頂戴」「バックしてもう一回」等指示に基づいて、次のしばしを過ごすことは、タイヤが思いのほかクニャと潰れるので「えっそんなに柔らかいの?」と手で押してみれば「やっぱ手だと硬いや」と勉強にもなりつつ、
ブーツの砂も入念に排出したり、一方の私は望遠で撮るために車から離れてみたり「あっシエラ、あれリフトアップもしてて、あの色もかっこいいなぁ」と聞いたりしながら、ゆっくりゆっくり昼食会場予定地へ向かう成人の日。
CピラーからDピラーにかけて、アメ車の佇まいな存在感もあるハイラックスサーフと昼食会の設置です。
100-400の持ち出しという現実。
「あっスペアタイヤ、スタッドレスだ、なんで?」という質疑にも推察で応戦しつつ、恐らくは北海道を走っていた個体のような気もしますが、各所錆びもなく十分綺麗な個体に思います。
家で朝食後の道中「もう1個食べたい」とママが作ってくれたおにぎりもたいらげて、時に底なしな食欲が出てきた5歳の終盤。ラーメン会場が開幕し、
納豆巻きへ移行です。
「なんで丸いの?あっOちゃんとグランピングしたトレーラー引くため?」という質疑に繋がる当該ヒッチメンバーは、使う予定がなく、目処も立っていないながら、まるでドンキで買うフレグランスのようにさりげなく付いていることに意味があるのかもしれません。
「うわぁあったけー」と残った白湯で手と「太もももう一回」と足を清め、
私のお腹の都合で、予定より早くオフロード会場をあとにすることにします。
と、その前にお告げがありました。
汝ちょっと石に乗り上げていこう。
なぜかもげたナンバーも落ちていて、横からも記念撮影、
違う石へも意思を持って乗り上げて、35mmと、
換算352mmでお腹が「早くしてくれー」と叫ぶ中にわざわざ離れて撮ってみて、ナナマルがスタッドレスでなければもっともっと高みへと挑戦したい、と地上高数センチの差を求める私もいて、
縮んだ側を見てみれば、ホイールハウスとの隙間数ミリレベルに、前所有者殿がこのタイヤをチョイスした凄みを見て、
沈静化してきたお腹の都合で、「あそこで、あれもう一回やってよ」と軽くもうひとっぱしりすることにします。
「大丈夫ですか、抜けれそうですか」と有難く温かい心配とお声がけも頂いてしまった、「2駆にして」「対角線で入って」という指示に基づいて、故意にスタックさせられるこの日2回目となるアトラクションの現場。
「もう一回」「もう一回」と小計5往復、合計10回はやった泥の水たまりでの清廉なシャワー。
ライトな泥水で、ヘビーな泥を落とす効果も期待しているという意味では洗車です。
この日最後に閉幕の狼煙を焚いて、
重力のレジスタンス、すなわち屋根から滴る川も見て、
エンジンルーム、足回り、下回りの泥水城跡をジェットで飛ばした後は洗車機にも入れて上半身をピカピカにするまでがオフロードと定義づけしながらゴムマットも綺麗にして、これも楽しく気持ちいよいひとときを過ごし、
ハイラックスサーフオフロードテスト走行、ゲスト用合格を所感して富士山を見ながら、
社のハリアーは入れ替えさせてもらうこととなったものの、この2年多大に走ってくれ20万キロを超えた現車も絶好調とのことに、こちらのハイラックスサーフもまったくのガタもなくトヨタの凄さを体感しながら、
「あっここ斜めに入って、次は右、その先も右ね」と道案内をもらいつつ、
調理責任者の方が大変に優秀であろうと想像する、食事が特筆級に美味しい、最近お気に入りの日帰り温泉へ到着です。
ノリ仕立てのYシャツに腕を通すかのごとく、洗車仕立ての1台を登り富士を見て、
お風呂に出陣です。
「ブラジル側から来た光がUターンしてるってこと?」と、この日は金星を見て、太陽と地球、金星の位置関係を確認し、三玉うどんを頼んでしまい、かき混ぜるだけで握力およびその他指の筋力を使い果たし
私にしか分からない比較ながら、はじめて一口もらってみれば万座温泉のプリンスホテル級の品位を持つ美味しい味付けなサラダという逸品のつまみを見つけていた家人を知り、に限らずこちらはどれも美味しく、
いつものコンビニでホットラテを仕入れ、顔認識技術の優秀さが数年前とは段違いであると再認識作業を行いながら、
お土産のねぎとかりんとうをトレードに、
この日ばぁばのところへ受け取りにいくことになっていた野菜スープのピックアップに寄り道し、私がお泊り時の私用に買っておいた「ほらパパが好きなやつだよ」とたまごボーロも持って来てくれ、
帰宅後は荷物を降ろして、
自転車を積みんこんで、今ではエコノミーレギュレーション上搭載されないリアガラスフルオープン機能を開け放って、
車を所定のPに置きに行く、というもう一仕事。トランクは片手で簡単に2段にできる機能もついていて、これも今の自動車では見ることができないであろうコストの掛け方に思います。なおボンネットにもしっかりとダンパーが入っている点も注目に値するのではないかと思う次第です。
こちらの静かに消えていくサイドステップを照らすライトも気に入っています。
「やだ、一緒に行きたいって言ってるじゃん」と今しかないであろう夜のサイクリングで1日を終えました。
そして翌日の夜「どうしてもハイラックスサーフ乗りたくなってきた」とお誘いを受け、往復4キロのキックボードの旅。「ここの駐車場全部スタッドレスだよ、ほんとだって間違いない」と報告を受けつつ、ママと喧嘩した相談に乗りながら、
「えっこれアパートなの?もし売りに出たら欲しい」と聞きけば、色んな会話をするようになったとしみじみ思い、
コンビニドライブをして、そういえばよく一言二言会話をして頂く店員様いわく「普段は感じいい人なんですけど、お酒はいると荒れちゃうお客さんがいて、この間3時間説教ですよ」と、聞いてみればそのようなこともあるわけで、「帰れ」とも言えずたまらないこともあると知り、
次はナナマル確認ドライブとなりつつも、
夜風に当たるナイトピクニックとしてみて、会社のお兄様にも遭遇し、
冬の夜の香り、電灯の光景、それらの雰囲気が思い出となってくれるのか期しながら、
「もしここが」と言われつつ「これは高すぎて無理かな」と地元ならびに歴史上も名士宅の横を通りながら会話して「0円とか1円の家はあるのか」の問いにも答えながら、帰って来ました。