2023年小学4年生の夏休みは、写真が膨大過ぎて、何してるに若干UPした程度でどれも記録できておらずの中、まず夏休みすぐにパパばぁばと
月岡温泉や
八海山近くの温泉、夜に散歩したりの
新潟旅行をして、
パパと渋谷まで
投資案件のMTGへ行ってみたり、
友と遊んだりして、
次に
ママばぁばと一緒に往復2,400kmの旅企画として九州まで釣り生活をしているじぃじに会いに行き、
浜松や
フェリーを経由して、
いくつかの温泉を巡る九州旅をして、
そうして九州から戻ってきて、
友達と連日遊び、ママばぁばのところに一週間ぐらい泊まりに行っている間、パパは独り旅へ出かけ、そのあとは
家族で北海道横断旅をしました。
2023夏休みの一カ月半近く、結局我が子は自宅に数泊しかしなかった様相でしたが、このときは新潟旅行と九州旅行後の北海道旅行前にママばぁばのところへお泊りに行く我が子を送り届け、そのまま関越から圏央道、東北道へとアクセルを踏んでハンドルを切っているところです。
という時系列で2023年の夏は、なかなかに日本中を走ったことになります。いずれも多大に撮った写真整理をして記録をしたいところですが、気分転換に一人旅をとぼとぼUPすることにしたいと思います。
写真は東北道。
途中のSAで道の駅・米沢をナビセットして走行中。そういえば、昨夏かように日本中あちらこちらを走った割には、お盆もあったのに奇跡的にただの1度も渋滞に遭わなかったのが印象に強く残っています。
山形の適当なところで一泊した後、翌日に土門拳博物館に行くほかは、
我が子がママばぁばのところにお泊りに行っている約1週間、
ノープランで、結局みちのく独り旅をすることになりました。
毎夜に宿泊先で、翌日のルートや宿泊先を選定予約し、
食事は道中適当にスマホで見たり、行き当たりばったりでお店を決めるスタイルの旅としました。
すべての景色が、
ご馳走です。
故地井武男氏が出演していた、関東ローカルかもしれませんが、その昔「ちい散歩」という番組がありました。一度加山雄三氏の「ゆうゆう散歩」を中継ぎにして、今では高田純次氏が「じゅん散歩」として引き継いでいます。
当時、ビートたけし氏の番組へ地井武男氏がゲスト出演した際に「このおじさんは、歩くだけで荒稼ぎしている極悪人」の旨、いじられながら紹介され、地井氏が苦笑していたのが印象に残っています。
それが今では、散歩や旅をしながら、ドライブしながら、高速を走りながら、
たった一回のちょっとしたお出かけや旅で数十万、数百万と荒稼ぎしているyoutuberが竹の子のように生まれてきた時代となりました。旅がマネタイズになる時代です。
もちろん、動画撮りや編集、あるいは中傷やアンチの発生、世の中には実にいろいろな個性がありますから、ときにそれらへの対応や、意図しない失言による炎上での人気急落、その一方でライバルが好調である精神的ストレスと不安との戦いなど、そもそも仕事とすることでの楽しみ減・苦労増加があったり、義務感や焦りからの精神的疲れ、
何よりもそうした中での持続的・継続的な産みの苦しみと戦いながら、登録者を着実に増やし、PVを上げて行くための、勉強や情報収集、ときに同業とのコミュニケーションやコラボ含め、大変な作業や頭脳労働があるのだと思います。我が子幼稚園のとき銀山温泉へ向かう道中、当時やっと雪に出会えた米沢・道の駅に到着。記録データによるとこのとき18:25。うげ、もう終わりかよ、とラストオーダーに間に合わず、遅い昼食がお預けとなりました。
という中に、みんカラなので自動車系ネタとすれば、自動車系youtuberにおいて、私が最も注目しているのがうな丼氏です。旅一つでしっかりと稼いでいます。
まず登録者の数値確認をしてみますと(youranks:
自動車系youtuber登録者ランキング2024.2.17現在)、
1. Hiromi factory チャンネル
登録者数 133万人
2. TOYOTA GAZOO Racing
登録者数 95万2,000人
3. SATAbuilder's
登録者数 88万4,000人
4. Best MOTORing official ベストモータリング公式チャンネル
登録者数 87万人
5. E-CarLife with 五味やすたか
登録者数 80万8,000人
6. もこちゃんチャンネル
登録者数 67万8,000人
7. GUNMA-17
登録者数 66万7,000人
8. スティーブ的視点 Steve's POV
登録者数 63万4,000人
9. クーピーチャンネルCoupy Channel
登録者数 60万9,000人
10. LOVECARS!TV!
登録者数 50万3,000人
11. GQ JAPAN
登録者数 47万8,000人
12. らんたいむ[runtime]
登録者数 45万7,000人
13. ばんのけ
登録者数 45万1,000人
14. RED Memory
登録者数 43万7,000人
15. 車の大辞典cacaca
登録者数 42万8,000人
16. ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド
登録者数 42万3,000人
17. VIDEO OPTION
登録者数 40万9,000人
18. 京都はんなりチャンネル
登録者数 40万6,000人
19. hakaihan
登録者数 40万5,000人
20. carwow 日本語
登録者数 39万9,000人
21. クルマ買う系チャンネル「ワンソクTube」
登録者数 35万1,000人
「芸能人しか勝たん」とか「トヨタすげー。ここでも頭角。社員総会とか動画配信まで時代を使いこなし、章夫氏すげー」とか、トラック運転手の方がyoutuberとして成功を収めていたり、あるいは自動車系に分類されない、キャンプ系や車上生活系などあるかもしれませんし、ひたすらに国内、国外のドライブレコーダー動画を集め編集しているチャンネルなど、
かようにジャンルが多岐に渡り、またひたすらに細分化が進むyoutube界隈ですが、上記リストから主だった個人の自動車評論系を抜き出すと、2024.02.17現在の登録者数
媒体名 | 登録者数 | E-CarLife | 80.8万人 |
LOVECARS!TV! | 50.3万人 |
エンスーCARガイド | 42.3万人 |
ワンソクTube | 35.1万人 |
となっていて、
特筆するべきは、うな丼氏なのですが、直近8動画の総PV数と平均PV数を並べてみると、
媒体名 | 登録者数 | 直近8動画の総PV | 直近8動画の平均PV | E-CarLife | 80.5万人 | 73.6万回 | 9.2万回 |
LOVECARS!TV! | 50.3万人 | 32.2万回 | 4万回 |
エンスーCARガイド | 42.3万人 | 153.3万回 | 19.1万回 |
ワンソクTube | 35.1万人 | 48.9万回 | 6.1万回 |
2024.2.14現在
と並べてみると、登録者数に比して再生回数が圧倒的に多く、自動車系トップクラスyoutuberが霞んでくるほどという点も注目に値するのかと思います。
時系列に動画が並んだ画面にて、4媒体の時期を合わせ再生から満1か月以上、二か月経過した切れ目あたりで8動画のPV数を見てみました(2024.2.17現在)。
媒体名 | 一か月後の8動画総PV | 一か月後の8動画平均PV | E-CarLife | 68.6万再生 | 8.6万再生 |
LOVECARS!TV! | 63.3万再生 | 7.9万再生 |
エンスーCARガイド | 273.5万再生 | 34.1万再生 |
ワンソクTube | 100万再生 | 12.5万再生 |
抜き出すサンプリング期間によって、相対的に増減はしますが概ねの傾向は変わらないように見受けます。なお、1か月や四半期、年間で区切る等、一定期間でのPV数で見ると、うな丼氏はUP頻度が週3日に一本程度、他3媒体は毎日1~2、ときには日に3動画UPしているので、期間単位でのPV数だと、3媒体はうな丼氏に同等レベルのPVとなることも散見されますが、上記8動画の合計PVを見たときに「うな丼氏273.5万再生>>>三媒体合計231.9万再生」という図式になっているファクト、圧巻にも思うところです。
いずれにしても、このようにうな丼氏の1動画あたりのPV数は圧倒的で、かつ著名トップクラス自動車系youtuberよりも、実に2倍以上、場合によっては4倍超の大差をつけているのが分かります。
この傾向はざっと1年ぐらい前からじわじわ顕在化しているように見受けられ、競合媒体の運営者は、マークしていた、意識していた競合ではなくノーマークだったサイレントダークホースが大成長を遂げており、気が利でない様相なのだと推察します。
勝手な私見ですが、うな丼氏は特段に苦労人でもあり、そして「着実にくだらないおっさんギャグ」をキャッチにして、かつこれを識別個性として差別化の一つとする戦略に基づいたフォーマットを崩さず、
今やかなりの収益を揚げるようになっていきているはずですが、金持ち感や成金感、散財感を出すこともなく、また動画収入だけで月150万円前後の収益を越えてきていると見受けられる中、いわゆる高級取りになっても視聴者を小ばかにしたり、承認欲求の餌食とするかのようなマウントを感じさせる行為態様がなく、あるいはヒカキン氏のごとく毒を吐くこともなく、謙虚な姿勢で、食べるメニューが数百円単位で上質化はしている等、あるいは冷静に見ると隠しきれないかなり裕福な活動をしていますが、どちらかといえば質素さを崩さず、好感度は下げず親近感を得る手段として「どこにでもいそうなあまりイケテナイおじさん」の演出に努め、このあたりが人間の性よりも、視聴者への影響を優先できるプロ意識を思いつつ、
さらにはユーザー理解を重ねながら、かつマーケティングへの造詣を深めながら実に様々なトライアンドエラーを繰り返してきた痕跡を動画の変遷で感じ受け、
チャンネルの立ち上げ時、まずは結果として高単価に繋がる年齢層が高いゾーンを「懐かしい車」「古い車」を中心にして取り上げることで掴み、次に意図的な段階に入っていくのかと思いますが、人口が多い団塊世代ジュニアを中心にメインターゲットにして捕まえて、50歳以上、60歳以上、広く40代、30代、とあくまでも媒体として経済価値が高まる形の成分で構成されるよう、少しずつすそ野を広げているような気がし、そして軌道に乗ってきて、自己の強みから自動車を軸にしつつもジャンルを旅行系に広げたり等するのか思案しながら、本当の勝負はこれからなのだとご自身も思っていると想像しますが、
こうした一連のサクセスが私には優秀なビジネスマンに見えてしかたなく、もっといえば、ろくにコメントに答えたりハートマークをつけたりもしないのに、
視聴者や登録者との関係性を上手に作れている、とも思い、
これは一般的な会社経営や、多くの社長氏あるいは出世頭のビジネスマンも同じに思いますが、
かつて私はそうでしたが、少しうまく行きだすと「成功する方法の共有」という大義名分のもと人を見下しがちになったり、天狗になれば面倒なコメントに偉そうに説教臭く反応したり、あるいは自我、承認欲求、自己顕示欲で自滅していくパターンが多い中、または当初のビジネス設計や戦略が弱いか考え抜いておらずレッドオーシャンに瞬殺されるかいばらの毎日に継続できずこれまた自滅していく人々が多いのが世の常なところ、
うな丼氏は熟慮やトライを繰り返し、客観性を持って寛容に対処し、成功におごらず、視聴者との信頼関係を大切にしている姿は、ビジネスマンとしてのロールモデルに留まらない、人生のロールモデルに見えて来る次第です。
静かに浮上してきたダークホース的おっさんライジングスターは、ライバルからすれば黒船にも見えてくるかもしれません。
うな丼氏で注目したい戦略や戦術がまだいくつかあるのですが、
一つがショート動画をほぼやっていないということです。2024.02.20現在、ショート動画は半年前に上げた1本だけとなっています。
夕食と自らに言い聞かせる夜食を頂いたのは、ホテルの隣にすき屋があったせいという他責癖のような私でも、
起きると目の前は最上川だった。という素敵な景観のご褒美をもらいます。前夜チェックイン前に寄った、日帰り温泉はかなりぬるめのお湯で、地元方々や旅人合わせた子供たちがたくさんで、皆さんゆっくりお湯を楽しんでいました。
ちょっと周囲を散歩して、夏なのに「あぁ住みたい」と思わせる涼しかった風を感じ、
なぜ年を重ねると、旅館の豪華で立派な朝食よりも、このような質素な朝食のほうが幸せをくれて美味しく感じるものなのか、
さすが半分ぐらい市営といえる山形県長井市タスパークホテル。宿泊費一人数千円とは思えない絶景ともいえる景色を見ながら、ありがたく頂いて、
前夜の深夜にお世話になったすき屋にも感謝を致しつつ、あさひ食堂と卯の花温泉 はぎ乃湯にも感謝して、
この日は土門拳写真館を目指し長井市を出発することとして、
まずは近くの道の駅を覗いていきます。
恒常的メインミッション、キャベツ価格調査師の仕事は忘れません。当時、平準的な東京のスーパーで150円ぐらいなところ、ここでは180円でした。
ドライブ環境を整えて、歩を進めます。
youtube運営では収益性を高める分水嶺として「動画の時間10分以上」が推奨されており、まずこの点、うな丼氏はどのような動画でも中には10:03というのもあるほど、原則として最低10分の基本ラインを守って、収益性の向上を実施しています。
自動車系トップクラスのyoutuberはどの方も尺が長い中では、うな丼氏は特出して長いわけではなく、しかし広くyoutube全ジャンルの中ではそこそこ長いほうだとも思われますが、
尺が長い動画を見る人は年齢層が高い傾向=経済的余裕と時間的余裕がある比率が上がる=購買行動に繋がりやすい=youtubeにとって広告属性がよい=単価が上がる、というような関係性と見受けられるところ、ショート動画は若い人が好む傾向にあり、ショート動画で登録者や視聴者を引っ張って来る動線は、登録者を増やしやすい一方で、媒体の経済価値を毀損する可能性があがるもろ刃の剣であり、この点、「お金にならない若い人」へ一切のアプローチをしないかのごとく、うな丼氏がショート動画に取り組まないことは、マーケティングにおける理論的美しさと優秀なビジネスマンとしての徹底した割り切り能力を感じるところです。
ところで、自動車系動画において、もう一つ面白い要素が車種ごとのPVです。
まずトヨタ系は全般的に強く、加えて軽自動車・コンパクトカー系が強い中に、
ざざっと見た様子だと、個別の車種としてフォレスター、アウトバック、クラウンスポーツ、MX-30、N-BOX、ヴェルファイア、エクストレイル、ジムニーなど、明確な偏りがあり、あるいは時代で高級車やエンタメ系の企画による飽きがあって超高級車はさしてPVが稼げないトレンドが見て取れるような気がします。
という中に、特筆して面白いと思った車種が、
マツダCX-60です。
たとえばCX-60に批判的である河口学氏も何度もこの車種を動画にしているのですが、
美味しい車種みつけた。稼げるときに稼ぐ、かのように、他の自動車系youtuberも何度も何度も取り上げたり、そしてまたそれでPVが回ったり、
あるいはいわゆる底辺youtuberと言われる方々含め、この車種を取り扱うyoutuberが多く、
単一車種としては特出して広く動画登用されている一台かと思いますが、
CX-60はどの動画でもPVがそこそこまたはよく回っていて、
youtuberにとってはボーナス車種のような一台なのかもしれません。
さて、話はいま乗りに乗っているうな丼氏に話は戻るのですが、
多くの自動車系youtuberがホットで話題性豊かな新型、お金も手にして比較的価格レンジが高い車を購入しているのに対して、
うな丼氏が購入した車が、ある意味地味にジムニーシエラです。
つづく
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