早速直したよん
修理マニュアル的にご紹介するかぁ~(笑
不具合はディスプレイが真っ暗なこと(早速写真を取り忘れる)
原因は液晶バックライトに使われてる白色LEDが劣化で発光しなくなるから
TT-200は2003年4月から2008年まで販売してた機種
この頃のチャイナクオリティです
液晶自体は簡単に死にません
電源入ってないけど、修理前の姿がこちら
今回打ち替えに使うLEDはこちら
手持ちの中から3mm砲弾型白色LEDをチョイス
多分、ふた昔前の高輝度タイプ
では、
まな板 手術台に上がっていただきましょ
開腹は底面のネジを3本外せばOK
あられもない姿ですが、患部はここに隠れてます
液晶左側にある黒いスポンジを2枚外します
テープが残りますが特に気にせず
液晶裏に散光用の白色フィルムが挿入されてて、それにくっついてます
その裏が粘着テープになってて、ペロ~ンすると患部が顔を出します
ここのLEDを打ち替えるわけですな
LEDは2個
小さな基板に半田付けされてるんで、これを取り出します
熱に弱いんで素早く作業することが重要
後で失敗例をお見せしますので・・・(^^;
ディスプレイ基板からLED基板を切り離します
基板間に半田が3ヶ所渡してあるだけなんで、ただ半田を吸い取ればOK
切り離せたのを確認したら、LED基板を基板を丁寧にズラしながら抜いていきます
強引に引き抜こうとすると基板が折れる可能性あり
外れた基板がこちら
基板にA1/A2、Kと印字があるんで
アノード、カソードを確認しておきましょう
間違えて打ち替えると点灯しません
じゃ、削る~~~~~!
こんな感じに
縦方向はLEDチップが露出しそうなくらいまで
OKそうな形になったらLEDを打ち替えます
表面を磨いたほうがいいと思うけど、適当な紙やすりがなく・・・
LEDを外す際に半田ゴテを少し長く当てると、基板が曲がり配線パターンが剥がれます
基板もチャイナクオリティ
ここの作業を手早くできるかどうかがキレイに仕上げるためのカギになります
LEDを打ち替えた基板をいきなりハメ込まないこと
まずは軽くあてがってみて収まりを確認すること
LEDと基板がすんなりハマるとこまでLEDの形を調整しましょう
強引はいけません
すんなりハマる形状になったら基板を元通りにハメ込み、
始めに半田を吸い取った3ヶ所の接点に再半田します
ここで失敗の紹介
打ち替えたLEDの脚が長めに残してありますが・・・
LEDを外す際に半田ゴテの熱でカソードのプリント配線を剥がしてしまったんですね
装着前の通電・点灯確認で判明したんで、過剰に太い線でリカバリー(^^;
脚は後で短くカットしました
では、装着できたんで点灯式!
無問題!
では、あるべき姿に戻っていただきます
1号機(下)と比べてみたら微妙な差
LEDの輝度は大して変わらんけど色温度がちょっと違ったみたいやなぁ
文字がクールな1号機とややウォームな2号機
あなたはどちらがお好み??
直せるものは直して使おう(いつ使う?)
これで2時間少々
クルマのメンテナンスもいくつかせんとな
おしまい
Posted at 2020/04/25 15:16:14 | |
トラックバック(0) |
オーディオ | 趣味