つい先日、最後の1台のギターを売却したのに、店頭にギターがあると見入ってしまいます。
店頭で焼いてるウナギの匂いより、楽器店が近づくとギターの匂いにつられます。(笑)
とあるお店で見たギター。
このYAMAHAのL-5はシリアルナンバーが、歯科検査ミラーが無いと見えないタイプ。
普段から歯科検査ミラーはもちろん持ち歩いていません。
説明文が正しければ、初期型モデルで多分1970年代後半の製造でしょうか。
しかしこのお値段って、40年前の発売当時のほぼ実売価格ですね。
たいしたもんだ!
だいたい状態の良い個体の相場は、39,800ぐらいが多い。
さてL-5と言うのはLシリーズの中の一番お安い機種なので、サイドとバックはコーラルローズの合板のはずです。
初期型のL-10や、L-15なんて良い個体はもう大変なプレミアム価格です。
N-100もお高いですがね。
でも目視でサイドとバックの木目を見たら、どうもハカランダに近い気がします。
サウンドホールに鼻を近づけるとごく微かに甘い香りも漂いますし。
おい、コラ!匂いで木材の産地鑑定するんじゃねぇ!^_^
合板なのでもしかしたら上位機種のL-15の余り材をサンドなんて事も無きしも有らずです。
だいたいローズウッドなんて、産地ごとに違い、ホンジュラス、アマゾン、ブラジリアン、ポメラニアンは犬ですが。(笑)
ギターのメーカーさんですら間違って仕入れている事もあるぐらい見た目は似てる。
残念ながら木材にトレーサビリティは無い。
この辺がギターに限らず楽器の面白いところ。
トップに些少の打ち痕も軽微な塗装割れもありますが、40年選手としては十分な品質だと思います。
フレットの減りも少ない、ローポジの指盤の痛み具合も少ないからリフレットでは無くて、弾いた回数が少ない感じの個体です。
欲しい気持ちも多々ありますが、ここは我慢してお店を出ました。
で、父の誕生日プレゼントへと思い書道用品の専門店へ。
父は書道が趣味な人なので、今でも毎年地域の文化展に書を出品しています。
ボクも小学生の頃に父に書道を習いました。
箱の説明文を読むと、この墨汁の色合いが良さそう。
墨の色って普通に黒だと思われがちですが、粒あんに入れる塩みたいなもので、同じ黒でも差し色が微妙に違います。
書道以上に墨絵とか水彩墨絵とかいろんな分野になるとまた様々ですが、墨も墨汁も実に奥が深いのです。
で、1本の墨汁を選んで購入しました。
さっそく渡すとなんと!
これと同じ墨汁を使っていてそろそろ無くなる頃で買いに行くつもりだったと。
ボクの墨汁の見立てのセンスも結構良いのですね。(笑)
そんな父がボランティアで書を教えている生徒さんのお一人の方。
普段何かと父と懇意になさっていただいているので、何か御礼と。
そんな話しをさりげなくしたらリクエストをいただきました。
美人画が欲しいと。(笑)
なのでつたない美人画ですが、描いてあった絵を1枚差し上げました。
因みに絵の下に書くサインは、絵にミスマッチな毛筆サインです。
L版サイズの色えんぴつ画とかではもちろんサインは鉛筆ですが。
ただこのサイン。
絵を描く時のサインと実は少しだけワザと変えてます。
オリジナルな崩し方の自分勝手な草書体なので、基礎は無視して漢字の形のイメージで崩しています。
書家の方には多分怒られると思いますが。(笑)
ところで車的には駐車場に斜めで止めるVIP駐車はマナー違反ですが、書道の基礎では楷書の筆の入り方は、常に斜め入りですよね、どうでも良い話しですが。
そしてまたまたお誕生日が続きますね。
2月はとっても誕生日ラッシュで忙しいんです。
お誕生日おめでとうございます♪
君に逢いたくなったら・・・
https://youtu.be/2jdcGgAXE2Y
Posted at 2019/02/06 23:54:13 | |
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