【2021/10/6追記】
10/10をもってリニューアルのため閉店します。
店名もメニューもすべて変わるとのこと。
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昨日、2021/2/16にオープンしたばかりの新店です。筑摩神社の隣で、喫茶店「木かげ」の居抜き。ちなみに店名の読み方は「とりどりしょうてん」だそうです。
店内に入ると消毒液と共に呼び出しボタンが置かれています。これで誘導の案内を待つというスタイル。ちなみに13:30頃の訪店でしたが、店内は満席で2名待ちの状態。15分ほど待ってカウンターへ案内されました。
店内には喫茶店の雰囲気が残ります。カウンター4席のほか、2人掛けと4人掛けのテーブル席、同じく2人掛けと4人掛けの小上がりがあります。
メニューはかなり豊富。麺だけで大きく7種類ものバリエーション。ご飯類も7種+白飯。そしてギョーザやアイスも。
裏面は夜限定メニュー。
まず、筆頭ではないものの一番基本であろうメニュー
“鶏中華(780円)”をオーダーしました。
ピークタイムを外したつもりでしたが満席の状態。ただ、私の後は来店者がいなかった(テイクアウト弁当の受け取りで1人来ましたが)のでゆっくり待つのみ。しかしよく見ると周りも提供を待つ人が多く、この時点でかなり待つことを覚悟。ちなみにスタッフはフロア・フロアと厨房を行き来する人・厨房で調理する人の3人のようです。厨房内の様子は暖簾で見えず。
注文から30分以上かかって提供されました。器も含めノスタルジーな顔のラーメン。生姜の効いた鶏の旨みしっかりのスープ。表面に厚みのある油が浮きますが、味わいはあっさり。生醤油のタレですっきりシャープです。
麺は細ストレート。やや低加水でスープによく合います。バラチャーシューはホロリと崩れる軟らかさ。メンマは懐かしさを感じる味付け。全体的に『昔ながらの中華そばを現代風にブラッシュアップ』という雰囲気。余談ですがメニュー表にある「桃豚」というのは秋田県のブランド豚のようです。ただ特に説明などはありません。登録商標なので本来なら「®」の記載が必要かも?
“鶏中華”が提供されたタイミングでつけ麺を追加オーダーしました。つけ麺は2種類ありますが“鶏すましつけ麺”は“鶏中華”とベースが同じとのことで
“ねっ鶏つけ麺(930円)”を選択。
こちらは注文から12~13分で提供。つけ汁は石焼き用の器でグラグラと沸騰しています。鶏白湯魚介スープという感じで、節の酸味が強めに感じられます。メニュー名のようなネットリというほどの粘度ではないものの味は濃厚。中には刻みタマネギと柚子皮、そして黒胡椒が沈んでいて当たるとちょっとピリリ。
こちらの麺は太めでほんのりホシが入っています。小麦の風味がしっかり。麺量は1.5玉でしょうか。チャーシューは冷たい状態なので早めにつけ汁に入れて温めておくのが良さそう。魚介豚骨で重たいつけ麺が多い中、このくらいの優しめのつけ麺はかなり好み。
食後のスープ割ができるか尋ねると、フロアスタッフは知らなかった様子で厨房へ聞きに行きましたが無事に対応していただけました。割スープがなみなみと注がれ、美味しかったですが最後はお腹タプタプに(笑)。
駐車場はお店の前の道を挟んだ画像右下のスペース。
「看板のある範囲内は自由に駐車できます」と書かれています。
再び余談ですが、お店の玄関先の一番目立つ場所に飾られた開店祝いの花が「居酒屋 晩夏」のもの。
以前元町にあった
「おいらの一途な一杯」を経営されていたお店ですね。なにか関連性があるのでしょうか?食べ終えたタイミングで話しかけてきたフロアスタッフに「どこかでやってたんですか?」と尋ねましたが「まぁいろいろと…」と濁されました(笑)。
更にここからは完全に憶測なのですが、かつて宮渕で営業されていた某店の空気感というかニオイというかセンスというか…なにかそんなものを感じます。なおお店側はSNS上で
「個人店」と発言されていますので、関係なかったらすみません…。
オープン直後でいろいろありましたが、まぜそばや二郎系、更に平日限定のセットなど気になるメニューはとても多いです。オペレーションに慣れ、落ち着いたころ再び訪れたいと思います。
松本市筑摩2丁目7−3
11:30~14:30、18:00~翌2:00(L.O.1:00)
不定休(臨時休業や営業時間の変更が多いため、訪れる際は公式SNSでご確認ください)
Posted at 2021/02/17 22:25:20 | |
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