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2年前にお邪魔した「髙橋家(たかはしけ)」。その時は白馬村の「エコーランド」というエリアにお店がありましたが、今年初めに同じ村内の神城地区へ移転されました。



場所は「白馬五竜」交差点の北東の角。これまでのログハウス風建屋は賃貸で、現在のこちらは店主らが手作りしたのだとか。

店内に入るとアルコール消毒および検温。そして用意されたメモ用紙に名前と電話番号を書いて箱に入れるという感染対策。名前を書くのは構いませんが、その集めた個人情報を「いつまで」「どういう目的で」「最後どう処理する」という扱い方についての説明が全くないのは若干疑問の残るところ。

コンテナハウスのような印象で、店内はＬ字カウンター10席とテーブルが4卓（4人掛け3＋2人掛け1）。



前回は消費税8％でしたので、若干の値上げは許容範囲。2年ぶりなので筆頭の“白馬汁なし坦々麺(940円)”をオーダー。移転前と異なりメニュー表記は「土偏」の「坦々麺」。



…と思っていたら、カウンター上の写真付きメニューでは「手偏」の「担々麺」。



ラー油の辛さと花椒のシビレ、そして生韮の香りどれもが強烈。



辛い物が好きな方なら色々感想があると思いますが…正直、口が痛い(笑)。とはいえ、挽肉や魚粉の旨みもあってただ辛いだけでないところも魅力。



ラー油やペッパー類も揃っていますが、私はお酢とフライドオニオンで辛さを和らげる方向へ。それでも食後20分ほどはまだ額から汗が出るレベル。お好きな方はぜひお試しを。



飲食店では珍しい金曜日定休なのでご注意を。




白馬村神城２３３８６−１
12:00～21:00（L.O.20:25）
金曜日定休

あの「助屋」が、本日（2021/4/29）白馬村にオープン。



いまから20年近く前にJR長野駅そばで誕生し、その後は松本市などにも出店、カップラーメン化もするなど一世を風靡した本格派豚骨ラーメン店。その新店が突如白馬村にオープンするというサプライズ。

広く告知していなかったこともあり営業開始が何時なのか分からず、11時少し前に白馬駅に到着。お店の様子を見に行くと、ちょうど開店祝いの花を飾るスタッフが出てきたので聞くと「開店は11:30」ということで車でしばらく待機。



白馬駅前のロータリーは120分駐車可能なので助かります。

開店10分前に近くへ。目の前のスペースにも何台か開店待ちの車。1番狙いではありませんでしたがそれとなく遠巻きに見ていると、ファミリー客が並ぼうとしていたので続いてお店の前へ。雨だったせいか3分ほど早くお店が開きました。

入店時はアルコール消毒と検温を行います。元お土産店だった店内は、カウンター5席ほど＋テーブルが4卓ほど。先頭のファミリーがテーブルに着き、単独の自分はカウンター席の一番奥へ。あとからも人が続々と入ってきます。





メニューは筆頭と決めて待っていましたが、あとから来て店舗入口側に着座した客からコップを出し、そのまま注文取り出しています。しばらく待っていてもオーダーを取りに来ず、声をかけて結局自分は6番目…開店初日で慣れないとはいえ仕切りは滅茶苦茶で印象は最悪。



頼んだのは“とんこつらぅめん 白(780円)”。好みは麺・スープとも「ふつう」。オーダーは遅れましたが細麺なので茹で時間が短いこともあり、10分ほどで提供。

シンプルながらクリーミーで嫌味の無い豚骨スープ。今でこそ派手さはありませんが、奇をてらわず食べやすい味。替え玉を想定してか、塩分濃度が少し高いのは昔から変わらず。



低加水の極細ストレート麺。写真を撮っていて少し時間が経ったもののシコシコ食感が心地よいです。細切りのキクラゲもコリコリ。チャーシューはキッチリ締まった硬めのもので、食べ応えしっかり。久々でしたが「助屋の味だな」と懐かしさを感じます。



カスター類は画像右から、おろしニンニク・辛子高菜・紅生姜・すり胡麻…など。後半、胡麻とニンニクを入れて楽しみました。



営業時間などの記載が見当たらず、会計時に聞いたところ下記の通り。スタッフは5～6人と少なくありませんので、それぞれの分担がしっかりしてオペレーションが落ち着いたころにコアタイムを外して再訪したいところ。


白馬村北城6367-1（白馬駅前ロータリー内）
11:30〜21:00(通し営業)
定休日未定
※↓営業時間と定休日が変更されました。

本日（2021/4/22）オープンの「しろがね」3号店です。場所は「麺kidsとりしな屋～和んべえ店」の居抜き。



もともと「安曇野店」はドライブイン「安曇野スイス村」内にありましたが、こちらの新店開業に伴い、先月3/1から「スイス村店」に名称が変更されています。



開店祝いの花が店内外に驚くほどたくさん。玄関脇には錚々たる名前が。営業開始直前には白坂店主がその並ぶ花々の様子を動画で撮影されていました(笑)。

ちなみにこの記事を書くにあたり公式サイトを見て初めて気付きましたが、右側に置かれた花の「くにまつ 松本店」は「しろがね」の系列店だったのですね。

11時ピッタリにオープン。並んでいたのは10人ほどでしょうか。店内はざっと見たところ向かい合わせのカウンターが12席と小上がり2卓、テーブル2卓といったところ。全体的にポップさと和を織り交ぜた雰囲気です。





見上げると照明の傘はスイス村で過去に営業されていた「くろがね」の丼をリユース。





はじめは通り沿いに建つ看板に書かれていた“味噌”のつもりでしたが、メニュー表を見て新安曇野店オリジナルと思しき数量限定の“濃厚旨辛鶏担担麺(900円)”を選択。店主が「順番にお聞きしますね」などと店内の様子をしっかり見ていらっしゃいましたが、スタッフは後から来たファミリー客のオーダーを先に取っていたりと、やはり初日の出だしはややドタバタ。



オーダーから20分ほどで提供。パンチのある辛さと花椒のシビレ感がありながら、鶏白湯特有のポッタリとしたクリーミーさで濃厚かつ円やか。たっぷりと乗ったオニオンスライスがさっぱりとさせ食感もシャキッとして良い相乗効果を感じさせます。



歯切れ良くパツンとした食感の麺は多加水でスルスルと食べられます。あっさりとした鶏挽肉やナッツ類がたっぷりで口の中は賑やかで、食べていて楽しいです。



卓上のカスターには様々な調味料。柑橘酢を後半少し加え、さっぱりと味変して完食。

初日の緊張感からか、店内BGMが小さかったからか、満席の割には全体的に静かな店内。目立つ立地に加え、これからゴールデンウイークも控えていることからしばらくは混雑するかもしれませんね。


安曇野市豊科617-3
11:00～14:30、18:00～21:30
不定休

本来は定休日ですが本日は臨時“営業”。



いつの間にかお隣にご飯屋さんがオープンしていました。



本日の臨時営業ではレギュラーメニューに加えて限定麺Aと本日の中華蕎麦、2種のメニューを提供。この中から本日の中華蕎麦“背脂魚介中華そば(800円)”を頼みました。



麺の量・油の量・ご飯の有無が選択可能。今回は並盛・こってり・無しでオーダー。





鶏ベースのスープにたっぷり浮く背脂と刻み玉ねぎ。そして削り節。構成はいわゆる燕三条っぽいですが味わいはかなり「和」でとても食べやすいです。

立て続けにもう1つの限定も。



“麻婆和え麺(820円)”。並盛・ご飯ありで。



塩尻時代の「とんこつ家 然」では"R式"と呼ばれていたもので、某ブロガーR氏の麻婆豆腐レシピを気に入った店主がアレンジしたものだとか。



全体をしっかりと混ぜて…



挽き肉や椎茸の旨みを感じる麻辣ダレ。花椒のシビレ感は程よいものの、辛さは私の限界をちょっとオーバー。決して食べられないレベルではないですが、途中でお酢をかけて辛さを中和。辛さで汗が吹き出しつつ完食。



最後はライスを投入してタレと絡めていただきます。やはりこれは欠かせない(笑)。辛い系が好きならぜひお試しを。提供の有無はお店の公式ツイッターで情報が発信されています。

諸事情で閉店した「麺匠 胡桃」の跡に先月（2021/3/8）オープンしたお店。



オープン4日目に訪れましたが、この時は臨時休業で振られたため今回が初訪です。
（上の画像は食べた帰りに撮ったもので、ラストオーダー後だったため「CLOSE」になっています）

入ってすぐに券売機。



辛い物が苦手なので迷いましたが、やはり看板メニューからということで“辛菜麺 味噌 小辛(880円)”を選んでみました。オープン当初に訪れた方々の写真と比べると“辛菜麺 濃厚中華”という新メニューが早くも加わっているようです。そして全体的に価格もアップされた様子。オープンからわずか1ヵ月半ですが麺類は50円～80円の値上げ。当初の原価計算が甘かったのでしょうか…？

店内は「豊玉」のころから続いた中央のコの字型のカウンターが撤去され、少し広々とした印象に。



小辛とはいえ、ある程度の辛さは覚悟していましたが、炒め野菜の香ばしさや味噌の甘みでこれなら美味しく食べられるレベル。ほんのり効いたニンニクが食欲をそそります。あっさりとした味噌の風味にいろいろな旨みが出ていて、乱暴な表現をするとキムチ鍋に〆の麺を入れたような雰囲気も感じます。カチッとした食感のバラチャーシューが特徴的。



そうは言っても食べ進めると少し汗が出るピリ辛さ。



そこで卓上の調味料で味変。まずは擂り胡麻を入れ風味をプラス。さらにお酢を加えて円やかに。辛味噌が強いため酸味の効きはほどほど。このお酢を入れてマイルドになった感じはなかなか好み。“並辛”や“辛味抜き”も試してみたいところ。毛色の異なる“九州とんこつ”も興味深いです。




松本市桐２丁目５−１０
11:30～15:00、17:00～22:00（各30分前L.O.）
水曜日定休

【2023/4/30追記】
メニュー・営業時間などを修正しました。
平日…11:30～15:15、18:00～21:15
土日祝…11:30～21:00（各30分前L.O.）
不定休