患部摘出・・・

前回のＦＩＳＣＯスポ走の時、スポエギコントローラー「閉」でレーシングコースを全開走行し、変調を来たしたアクラポヴィッチフルチタンエキゾースト『エヴォリューションシステム』

バルブ「閉」時に右翼シリンダーブロック側の排気系？シリンダーヘッド？からカラカラ音が出て、途方に暮れながら帰宅の途に就いたのですが・・・。


帰着後調べましたトコロ、やはりスポエギ切り替えバルブが原因でした、と云う事で・・。￣エ￣;)
このフルエキシステムを購入後、何度も泣かされた例のコレです。ｗ

毎度お馴染み自作図解。ｗ


IMG_1381[1] posted by (C)サンデ

1回目は5月。
2回目は8月。w

今までは排気圧と振動を受けてビスが脱落し、バルブが落っこちてたんですが。
先日このビスを取れない様に溶接しちゃったせいか、バルブ自体がひん曲がってスキマが生じ、バタついてガチャガチャ音が出ていたのですな。

コレを受けて僕の考えた対策としては・・・。

①　アクラポヴィッチに出してバルブを修理。
②　アクラポヴィッチにサイドサイレンサーバイパスパイプを発注していわゆるレヴォリューションレースシステムに移行。
③アクラポ外のＬ字バイパスパイプを調達してレースシステムと同じ状態にする。

等が在ったのですが。
テクニカルメイトで仕入れた僕のアクラポは、中古と云う事で。
ポル用アクラポ出荷量日本一！
のクレフさんに「日本代理店」であるハシモトコーポレーションに繋ぎを取って戴いたのですが―。

「正規品である証明が無ければ修理受付不可、正規品であっても有料修理」

・・・メーカーでリコール修理しても良いと思うのだが・・、定価180万円Ｏｖｅｒやで？（爆）

それでは、と新品でスリップオンシステムを買った志木のボンドボデーさんからアクラポ純正チタンＬ字（バイパス）パイプを取って貰おうと思ったトコロ―。

「部品での出荷は行っておりませんｂｙハシモトコーポレーション」
「発展性」が最大の売りだろうテメエェェェェェ！！w

打つ手無し。￣エ￣;）＝3

因みに以前アクラポのＬ字パイプ部品で取れた方も居られるそうで、部品自体は１０万くらいだったそうですが、今は体制が変わったのかも知れませんね。

で、ボンドボデーさんはハシモトＣに何度も何度も問い合わせてくれたみたいで。（２週間で４回くらい）
ココでは書けない様な、色々な提案を頂きました。
外注先でバイパスパイプを作っても材質次第で5～10万で作れます、と云う話まで来たのですが。

ココで長考。

バイパスパイプを作る→サイドマフラー修理出来ない（フルＴｉのゴミ出来上がりｗ）→爆音量。

サイドマフラー修理出来ない→いっそバルブ（水色部分）を除去→スポエギ「開」の音量→車検で引っ掛かったら純正に交換！


997gt3fl_evo2-l posted by (C)サンデ

コレだ！　Σ(＠Д＠）!


バルブを修理するにしてもアクラポでＬ字パイプを取ってもバイパスパイプを制作しても、何だかんだで工賃コミコミ１０万オーヴァーは必至。

そんでトラの子のチタンサイレンサーが「燃えないゴミ」となってガレージの末席を汚す存在に落ちぶれるのであれば、いっそ元凶のバルブをぶち壊して常時スポエギ「開」状態で良いジャンよ！？

テナ訳ですよ。＾ー＾

重量的にはチタンＬ字パイプに対して+8.8ｋｇながら、純正に比べりゃ-17ｋｇのまま。
音量的には排気の何割かをサイドサイレンサーに使う事によってＬ字パイプより多少静か。

もって来いですよ！ｗ

つー訳で本日先輩のトコで幹部の摘出手術を行いました。


IMG_2595 posted by (C)サンデ

右側の板が曲がってバタ付いていたバルブ。
片側1.9Ｌ三気筒8,500ｒｐｍの排気圧を喰らってバンザイしてます。

結局「軸」を残して円板だけ撤去しました。
オト的にはバルブ「開」のまま。
深夜の自宅周辺はチョイ気を遣いますが、まあ慣れりゃこんなモンですと云うレベル。

『・・・ＧＴ3ですからｗ』

まあ・・ＦＩＳＣＯ前に脱落の不安ごと除去出来たのでヨシとしましょう。
工賃のみの3万円でやり過ごせたし・・・。 Λ￣ｏ￣；

コレで年が越せるぜ。ｗ