秩父地方のカツ丼が凄いらしい!!

2日連続カツ丼に
なるなんて・・






























山梨でのひとときを満喫した私。













高速乗って帰るのもつまらないので
埼玉県秩父エリアを通過しながら帰ろうと、







「花より団子」
いつもの私は毎回そんな展開だけど、
窓から見える観光チックな紅葉達も
時にはいいなと楽しみながら








気づいてみれば奥秩父。
潰れたドライブインを見てると
いろんな妄想しながら腹が減る。
(；・∀・)

































秩父と言えば・・



































「わらじカツ丼」
存在だけ知ってはいたけど、
実は未だ食べた事無い未知なる丼。

































山梨でも甲府のカツ丼食べたけど、

「2日連続カツ丼
だって構わない!!」
ｍ9っ｀Д´) ﾋﾞｼｯ!!






























行列必至な有名店があるのも知っていたけど、

ソロで行列店だと
まったり店内観察できない事を知っている・・
(；´Д｀)

































そんな時、

1枚の怪し過ぎる掲示物を発見した私は
ビンビン名店オーラ
感じるの。




















小鹿野町の観光客向け無料駐車場に
素早く車を停め、私は慌てて走り出す。









平日の誰も居ない中心部。
(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧ言ってるアヘ顔もこれなら
地元民に見られずに、








何屋だかわからない店を見て
そのレトロ加減に安堵する。









と後ろに回ればフラワーショップ・・
凄い名前の花屋があるもんだなと
感動しながら、









目的の店に辿り着く。


































「P有ります」と書かれてるけど、
どこにあるのか表記がなく








ウェルカムラィダー
私はバイク乗りじゃないけれど、
「ダーーーー」の音引きが異様に長い事に
長い年月培われた名店である可能性を
信じるの・・





























「昭和のわらじカツ丼」
名前からして歴史感アリアリで、








屋号が「昭和」なのか「ジュニア」なのか
どっちがメインかわからないけど
外観からして
私的ハイクラス状態。


























 

～コカコーラの法則～
その営業中のプレートを掲げる店に
未だかつてハズレだった店は無く、








勇気を出して中の見えないその店の
引戸を静かに開け放つ!!



































綺麗過ぎる・・
((((；ﾟДﾟ))))













もっと殺伐感を期待してたのに、
均等の隙間で掲示物が貼られた店内は清潔すぎて








これまでにいろんな店で座ってきた
どの座布団よりも、








極めて美しい☆
そこに芸術を感じるの・・



































そしてこの気配りである。
通常であればオススメ品や
デザート類を差し込むメニュー板に
店主の優しい言葉で満ち溢れ、







おばちゃんから冷えたお水をいただくと
なんだか清々しい気持ちになってくる・・



































「このままじゃいけない!!」
Σ(ﾟДﾟ；)

私は正面に掲げられた壁メニューを発見し、
じっくり観察タイムを始めれば






























やはりメインはカツ軍団。
ちょっと変わった丼もの等もあるけど






大盛以外に「かたっぽ」なんて
訳わからないメニューまで現れて、








あちこち見れば見る程に








既に敗北感濃厚な気分になり、








もっと早く来れば良かった・・
































だって脱字が

「やわらく」と突っ込みたかった
(；´Д｀)

































「五十年の味」という
850円の高級玉子丼も気になったけど、








まずはコレ
食べなきゃダメ!!
































おばちゃんに華麗に「わらじ」とコールを決めると、

厨房にいたおじちゃんが必死に動き出す。












どうやらこの壁面は訪問者の感想
ずらりと張り巡らせており、









 






















これってもしかして・・
(*´Д`)ﾊｧﾊｧ































いきなり着丼!!
































Side面から覗いてみれば

(；ﾟДﾟ)





































































 

(((((((；ﾟДﾟ)))))))






























































極めて芸術的!!
カツをわらじに見立てたその装飾。

















美しすぎてビビってしまうが










きゅうり苦手な私は即撤去するも
お肉も結構大きくて千円と比較しても見劣りせず、











薄目だけど結構重く、











柔ら旨い♪
甘めのタレが衣に染み込み、
肉がとても柔らかい。
ガッツリ押し込められた下に鎮座する白米は
普通の店では大盛レベルな勢いで
自然と箸を進めてくれる。










半分食べたらこれがさっきのメニューの
「かたっぽ」状態である事を理解しながら、






























美味しいものに
県境は無い!!
(ﾟ∀ﾟ)






























あっという間の出来事でしたが、

食休みしながら、皆様の訪問記録を見ていると










(゜Д゜)



































咄嗟に店のマジック
手に取った私は、



































（笑）































決して某所のウインナーくんではない









命名：「わらじかつくん」

店のメニューの脱字の如く、
後から「つ」を付け加えた風に仕上げてみたが
実は本気で間違えた。






 


























素晴らしすぎる私の芸術に
店主は感動したのかそっと私に5円を差し出し、

ニヤニヤしながらあっちの方を指さした。


































「御縁キャンペーン中
だから5円あげる。」
('A`)



































総の字が違うぜ（笑）
(；´Д｀)


























全力でツッコミたかったのを必死に堪え、
私はその5円玉を財布にしまい
感謝を述べて店を後にするのです。




























という事で、

秩父郡小鹿野町の「昭和」
わらじカツ丼の行列店が近くに数軒ありますが
あえて行列避け、まったり食すこの芸術を
楽しむのもオススメです(*´ω｀*)



















そして

きっとおばちゃんが貼ってくれた
「わらじかつくん」
誰か見つけてみてください♪






























帰り道、

秩父チックなお土産を買って、







(；・∀・)???





















秩父のもう1つのB級グルメ
甘めの味噌ダレが掛かったジャガイモの天ぷら。

「みそポテト!!」

食べてる内に佐野のいもフライを思い出し、
例の連載企画の存在を忘れていたので
そっちの方も地道に続けようと思います（笑）