2018年02月10日
ツエップアンテナ
立春過ぎても寒い日々だし折角の土曜日も雨でした。そこでジャンク箱の中を覗いていると昔に
注文して残っていた積層セラミックコンデンサー高耐圧3KVAで10PF・15PF・39PFなどが出て
きたので、最近はQRPトランシーバー作りに忙しかったおっちゃんですけど、久し振りにPUEW
(ポリウレタン線)でも購入してHF帯用のツエップアンテナなんて作っちゃおうかと思いつきました。
コイルを巻くのは、HI-VP硬質塩ビパイプで呼び径がΦ26と言うサイズです(´0ノ`*)
40m=7MHzでの7.1000MHz中心に作るために、コイルは13.2μHにする必要があり、エレメントは
1/2λで約21.3m~カットオフで製作します。Φ26なので、巻き数は線径Φ1.2を31回ほど巻きます。
コイルとコンデンサーをつないだらエレメント代わりに5KΩの抵抗を仮付けしてアンテナアナライザー
にて同調点を探します。ディップメーターもあるのですが、アナライザー持っているのを自慢したい
だけだったりします(≧∇≦)ノ彡40mなので、コンデンサーは39PFを1つ。
ここで目的周波数から外れるようならコイルの巻き数を増減して調整しますから多めに巻いて
置いて切り詰めて下さい。
これで調整しても実際の設置高さになると地上グランドや周囲の影響を受け若干変わりますので、
今度は屋外で天気の日にエレメント(2.0SQ IV撚線)をつないで実測して
エレメント長さをカットオフで合わせてあげます。40mバンドの場合は周囲から1/8λ以上の空間は
確保しなければ影響しますので、最低地上高は6m以上は欲しいですね( ´艸`)
この様なツエップアンテナは設置広さが限られる場所で、よく昔の船舶に於いて利用されて
来ましたが、海の上ならグランドアースとの関係は絶妙ですが、地上で使うとイマイチな能力に
泣かされることになります。アンマッチな電力はコイル部分で熱として放散しますから、給電コイル
部分には絶対に触らないようにしてくださいね(=゚ω゚)ノダイポールアンテナが張れる敷地がある
方には全く必要のないアンテナ方式ですけど、打ち上げ角はダイポール並みで指向性も同じ
代用アンテナとしては良いのではないでしょうか?特に18MHzや24MHzなどであればコンパクト
に作れます。中心周波数は7.1000MHz狙いでしたが、出来て見れば7.0500MHzにてSWR1.12
帯域的には±350KHzはチューナー無しで使えそうですヽ(^o^)丿
問題点として、我家の敷地では長すぎて張れませんから、岬の裏山へエレメント端を設置して
引き回しです(´‐ω‐)=з
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Posted at
2018/02/10 20:44:09
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