ここ数日でやかましいくらいに蝉が鳴いているきびだんご県めばる市です(=゚ω゚)ノ
昨日の日曜日は地元で行われたSea級グルメコンテストの港フェスティバルへも参加せず、趣味で
やってるアマチュア無線の『中国地方ハムの集い2016』に参加訪問するためにむらすずめ市の
某所へお出掛けしておりましたが、帰宅するとやはりおっちゃんには隣りの市だと言っても片道
2時間ほどの運転は非常に体調が悪く成ってしまいます。結局、少し拝見して直ぐに退散と言う、
情けない日程でローカル局とのアイボールもそこそこに到着して1時間半くらい過ぎたところにて
お先にリタイヤしました(´‐ω‐)=з
帰宅途中で、梅雨の大雨にて崖崩れにて通行止めだったすぐ近所の『王子ヶ岳』標高234.5mへ
ダメ元にて登って見ましたが、一部片側通行、仮復旧完了となっており、めばる市側の永井側も
渋川側からも車で通行可能に成っていましたヽ(^o^)丿我家から直線で4.65kmでお手軽に自動車
に機材積んで運用可能なおっちゃんの庭ですから瀬戸内海国立公園ですし、景色も最高です。
来月のフィールドデイコンテストが開催予定ですけど、通常では電源確保が難しい屋外場所での
運用を行うのですが、バッテリー運用のみですとやはり厳しいので、必要なのはエンジン式発電機
かと思います。現在の製品は夜間や人の近くでも騒音が出ないように4サイクルで排気装置も工夫
されて防音防振ケースに入っています。ジェネレーターからの交流出力もインバーター制御なので
交流電力の出力波形も綺麗な正弦波で50Hz、60Hz切替えも簡単ですし、小型化高出力型と変化
しております。その代りと言ってはアレですが、各社の提示するお値段は高額で、阪神淡路震災
以降は非常時に備えてガレージの隅に転がしている方も多いと思います。普段の生活では全く
使用しない物なので普及率は一般家庭では少ないでしょう。町内会単位などでは催事用に自治会
が所有していることはよくありますし、地元消防団なども持っていると思います。
(*画像は赤色ですが、おっちゃんのはブルーです)
おっちゃんが使っているのは今から28年前の1982年10月にYAMAHA発動機さんから新商品発売
された、『EF500S』で、大きさは446X200X315、乾燥重量20kg、メーカー名称:MF70
エンジン種類:4サイクルサイドバルブ強制空冷エンジン 排気量70.6cc CDI点火 始動リコイル
オイル警告灯付き 使用燃料 無鉛ガソリン 燃料タンク容量 2.0L 潤滑油 0-30W 0.35L
コンデンサー励磁形交流発電機(コンデンサーの働きで周波数位相をコントロールする原始的)
50Hz 最大出力:ps/rpm 1.2ps/3000rpm 定格出力:0.8ps/3000rpm
60Hz 最大出力:ps/rpm 1.4ps/3600rpm 定格出力:1.0ps/3500rpm
交流定格出力 0.4 (50Hz) 0.5 (60Hz) KVA 定格電圧 交流100V(120V)
直流定格出力 12V 10A 自己励磁 力率1.0 単相2極 発電機エンジン直結
定格連続運転時間 50Hz⇒4.4時間 60Hz⇒3.6時間 騒音(7m):53dBA~56dBA
点火プラグ BPMR6A (NGK) エアーフィルター ウレタンスポンジオイル湿潤式
キャブレター ミクニ フロート式
上記のような現在ではゴミスペックなのですが、普通に二輪系のエンジンは排気量に関わらず
レストアやメンテしてきたので、補修部品も海外OEM品が手に入るので未だに使っています。
日本では使われない古い物でも海外の特に技術が遅れた地域ではわざと先進国のライセンスを
技術協力として援助譲渡して頂き、かつての日本が自動車産業のためにアメリカやフランスから
のOEM生産していたのと同じことが行われています。先進国の最先端技術をいきなり持って
いっても、図面通りの品質、性能は直ぐには生産できませんし、その部品を作成する機械や工具
からして製造しなければならないし、その国の事情で寸法規格をミリからインチに変更する必要や
使われる国の環境、消費ニーズに一致しなければなりません。原材料が無いモノは輸入したり
粗悪でも作れるなら代用品で間に合わせるしかないのです。もちろん、YAMAHA発動機さんです
から、保守パーツが保存されていれば在庫の最後の1個まできっちりとパーツリスト番号で注文
可能なシステムですが、おっちゃんの原チャリMJ50タウニィ号のレストア時点でもほとんどこの
年数ぐらい経過すると在庫リストは残存しません。そこで、後に生産された年代が新しいOEM先
の保守在庫を購入取り寄せることになるのですが、ネット通信が普及していても相手は途上国
なので、安心して入手する為にはその道のプロ輸入商社を介在させるのが最も安心で確実です。
おっちゃんが古い無線機などをレストア出来るのもこうした商社さんと個人的に取引出来るからで
普通の方は国内パーツ小売店さんに在庫が無ければ諦めてしまうでしょう。
但し、商社が介在すると販売価格は手数料分高額ですが、保険だと思って支払うか、無理なら
あっさりと修理から手を引くべきです。また探せば代替品で似た物が使える場合も有りますし、
維持する上で材質や品質の良い物が出て来ている場合はそちらを使うのがメンテ後に永く使う
方法です。オリジナルに拘る方は、形状だけ維持しているに過ぎず、モノは使ってナンボ?です。
知り合いに頼まれたHONDAさんの発電機は、ホームセンター向け製品だったので作りがチープ
で耐久性に欠ける部品が全部ダメでした。購入後3年目らしいけれど、正規販売の同型より
かなり手間も掛かり、使い捨ての様な製品でしたよ(´‐ω‐)=з
それでも正規販売品の部品がそのまま転用できたので、無事に修理完了です。ガンガン使って
屋台の照明用で活躍させて下さいm(u_u)m