本日も室温は只今26.9℃のエアコン部屋で先ほどまで、人様にあげる無線機を修理してました。
朝から、ご飯代わりに白桃を食べるきびだんご県人ですが、古くから桃の果皮や種の中心である
桃仁は、漢方薬として知られていて現在でも東洋医学では一般に処方されます(=゚ω゚)ノ
原種は中国から伝わったとされていますが、全国各地に桃太郎伝説と共に美味しい桃は品種が
多くておっちゃんの好きな果物の1つです。
さて、8月に入るとフィールドデーコンテストが待ち受けていますけど、常置場所で普段通りに
運用される方、これを機会に屋外移動運用される方と様々と思いますが、移動運用で大切な
電源についてですが、発電機やサブバッテリーなど皆さん使われると思います。そこで、問題
なのは、それらと大切な無線機を接続する電源ケーブルについてです。4アマの皆さんは、出力
が低くて無線機に必要な電圧と電流は大したことはないと思ってるかもしれませんが、実際に
無線機は直流機器の中では意外と電流値が必要です(´‐ω‐)=з
10W機でも4.5Aとか普通ですし、受信時には低くても送信時にはかなりの電流になるはず。
そこで、気を付けなくてはいけないのが配線の種類と太さ(導体断面積)です。
とある、アマチュア無線を移動運用で楽しまれている方は、50W機をお使いですが、なんと、
皆さんご存知の交流電源延長タップコード(VFF)を利用してコンセントプラグを流用の上、
バッテリーからサブバッテリー、無線機と配線しているらしい・・・(>_<)/
一般的なVFFコードだと、1.25sqだろうから、AC100Vなら12Aで1200Wくらいは持つでしょうけど、
直流13.8Vでは微々たる電力しか送れません。増してやコードを束ねたりしていると発熱して
焼けてしまいます。50W機の単体だけならギリギリでしょうけど、コードの表面温度は60℃
近くに上昇しますからどれだけ危険かΣ(・ω・;|||
それと、電源を入れたり切ったりすれば当然ながらに突入電流が流れて瞬間的に許容値を
超えて流れますから、ヒューズ回路も入れていないこの方の交流配線を決して真似しては
いけません。焼けるだけならいいけど、下手すると火災や大火傷で人命にかかわります。
一般的に耐圧600Vで、許容温度が60℃以下の I V 電線または K I V 電線で、断面積が
0.2sqがアメリカンワイヤーゲージAWG24に相当します。DC12Vなら2.5Aが許容電流値。
0.5sqでAWG20なら、5A。0.75sqでAWG18なら7A。1.25sqでAWG16なら19A。2.0sqで、
AWG14なら27Aです。自動車のセルモータ廻すなら最低でも5.5sqは無いと突入電流で焼損
しちゃいます。カーナビやオーディオ用の配線が細いのはそれなりに消費電流が必要無い
からであり、ACCやイルミネーションから分岐しちゃっても大丈夫です。
アマチュア無線の場合は、ハンディ機でもない限りシガーライターから電源頂くのは無理
ですし、分岐してたこ足配線するなら、分岐用端子台を使いましょう。兎に角、定格電流とか
許容電流を無視しての素人配線は危険が、危ない!ので、辞めましょうね(´0ノ`*)
Posted at 2017/07/28 00:26:40 | |
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