本日も無線をタヌキワッチしながら、のんびりとNestleさんのKitkatをかじりながら、こーしー飲んで
楽しい自宅警備員を過ごしております(=゚ω゚)ノ
カフェインが人間にとっては麻薬よりも常習性とか人体的危険度が高いのに含有する物は平気で
幼児でもお金を払えば買えてしまう国って恐ろしいですが、おっちゃんは既に手遅れな中毒者。
普段もトラムセットの錠剤を飲んでいますから、オピオイドによる精神崩壊侵攻は相当に進んでいて
日本語も怪しい状態であります(´・ω・`)ゝ
そんな昼下がりに、おっちゃんに無料おやつを頂戴しにやって来たROVER Mini乗りのMさまが、
手土産も持って来ないのにMiniネタをご相談なので、適当に遊んであげちゃうことに( ´艸`)
Mさま:『ローバーミニの後期から、MEMS(エンジンマネージメントシステム)搭載されってっけど、
これって、どげんな働きがあるん?』
おっちゃん:『・・・・・・。』
しばらくの間、絶句。
Mさま:
『これ、外しちゃってもええんぢゃねんかぁ?』
おっちゃん:『マぢか?』
Mさま:
『わいは、要らんと思うけん、言うてんぢゃが。』
おっちゃん:『おめぇの、99年式がキャブ式年代まで退化するんが、ええのんか?』
Mさま:『そりゃ、おえまぁ。インジェクションの方がええわ。』
おっちゃん:『MEMSが何なんか、解ってねぇけんぢゃな。』
Mさま:『知っとったら、いつもここへはこーしー飲みに来んぢゃろ(笑)』
こんな、頭の痛い原因に成る知り合いが居ると本当に、おっちゃんの病状は悪化進行(´‐ω‐)
1959年~2000年までの間にBMC~ROVERに移行した歴史のあるMiniですが、その後期の少し
だけ1992年~2000年に製造されたシングルインジェクション(Spi)またはマルチインジェクション
(Mpi)のエンジンを搭載するものにだけ作られた専用のModular Engine Management Systemの
ことをMEMSと呼び、その制御を司るのが、ECUである。ルーカス・インダストリアーズの一部門、
ルーカス・エンジン・マネジメント・システムによって、キャブレター車を電子点火制御する、新たな
『ERIC』システムが先行して開発され、1985年にRover Groupは社内で新しい電子エンジン管理
システムを開発することに決定。ECU設計は、 ECU製造を担当していたRoverとMotorola
Automotive and Industrial Electronics Group(AIEG)の合弁会社でした(´0ノ`*)
ECUのプロセッサは12 MHzで動作するインテルAN87C196KDで、コードとデータの格納には8KBの
内蔵ROM、汎用RAMは232バイトを搭載しています。 メインコネクタは36ピンのTE Connectivity
344108(「Econoseal」)で、そのメイティングコネクタ(ワイヤリングハーネスで使用される)は
TE Connectivity 344111です。システムの以前のバージョンでは、 MAPセンサがECU内部にあり、
インレットマニホールドの真空ラインをECUエンクロージャに接続する必要があります。
MEMS 1.6では、このMAPセンサーはMotorola 5141550T02であり、ECUに気化燃料が入らない
ように気化防止トラップを通過する真空ラインがあります。
MEMSは多くのセンサからデータを読み取り、適切な燃料供給率と点火進角/遅角を計算します。
ECUは、エンジン速度、マニホールドバキューム圧、冷却水温度、インテークマニホールド温度、
スロットルポジション位置、バッテリ電圧をサンプリングします。
燃料供給タイミングと点火タイミングのベース値はそれぞれ3次元マップから検索され、特定の
センサ値が補正係数として適用され、例えばワイドスロットル加速時またはコールドスタートアップ
時の燃料補給を強化する。
クランクシャフトの位置および速度は、 磁気リラクタンスディスクの極によって生成される入力信号
によって決定される。
システムは、開ループまたは閉ループモード(後者はラムダセンサを必要とする)のいずれかで
動作することができる。 追加機能には、エンジンスピードリミッタ、オーバーラン燃料カットオフ、
始動燃料濃縮(クランキング中と始動後の両方)、およびバッテリ電圧の燃料補給が含まれます。
安定したアイドリングのための最適なIACバルブ位置など、いくつかの動作パラメータがECUに
よって学習されます。 これにより、エンジンの摩耗にわずかな差異が生じ、異なるエンジン間で
調整されます。
業界全体のOBD診断が標準化される前に設計されていたため、独自の診断プロトコルと信号方式
が使用されています。 このプロトコルはROSCOとして知られています.ROSCOは
Rover Service Communication (ローバーサービスコミュニケーション)の略です。
診断ポートに円形の3ピンコネクタ(タイプ172202、TE Connectivity製)を使用します。
システムが障害を検出すると、対応する障害コード(Falt Code)がECUの不揮発性メモリに
格納されます。(不揮発なので電源を切断しても、記憶は残ります。)
故障コードは、診断ポートを介してECUに命令することによってのみクリアすることができます。
MEMS装備車の診断は、もともとRoverディーラーやサービスセンターに提供された「COBEST」、
「Microcheck」、および「Microtune」テスト装置で可能でした。Rover TestBookシステムは、後で
同様の機能を提供するために利用可能になったが、当時の価格は$15000であり、正規ディラー
にしかこのHP(ヒューレットパッカード)ノートPCは置かれていたのを見た記憶は無い。
TTL 5V シリアル通信なので、現在はおっちゃんは皆さんご存知のAndroidの既成アプリを
利用してますけど、診断器としてラズパイ機やアルディーノ機で自作プログラムしている方も
多く現れて、単純にセンサ故障とかECU本体故障と言って、ユーザーより大金を巻き上げていた
悪徳Miniショップはかなり駆逐されて来たと思う。診断器で見て頂くだけで金銭を要求されてる
のをまだまだ普通だと思っている方が残ってるのも事実だし、アフターパーツやOME生産された
部品を騙されて、イギリスからの送料入れても5000円しないのに2万円超える請求されて、
喜んでいるおめでたいユーザーも存在するが、おっちゃん家に無料こーしー飲みに来るMさんは、
現在乗っている99年式Cooperを適正価格の焼酎1本と交換で手に入れた方なので、こんな
MEMSのお話をしてあげても、理解しません(´_`。)
最近は普通のコーヒーは価格も高く、来客者にはタンポポの根から造った
代用コーヒーしか提供
しないおっちゃんですから、これを美味しいと言ってる時点でアウトなMさま・・・
きっと、何処か壊れたらおっちゃんに泣き付けば済むと思っている
社会のゴミです(≧∇≦)ノ彡