暖冬とは言っても、冬なのでそれなりに寒い毎日です。おっちゃんの周囲にある
電子機器たちも、電池駆動の物は昔は使い捨てマンガン電池でしたが、充電式の
ニッケル・カドミウム Ni-cd から、ニッケル・水素 Ni-MHへと進化して、
現在は主流のリチウム・イオンポリマー Li-poへと更に進化しました(´0ノ`*)
マンガン電池は公称電圧1.5Vで、Ni-cdとNi-MHは,1.2V そして,Li-Poでは
3.3vまたは3.7vであり、小型でも扱ってる電流値は格段に大きく成ってます。
電解質のポリエチレンオキシド、ポリフッ化ビリニデンなどをゲル化して、
アルミラミネートパックにされたのがLi-Poですが、他の電池に比べて良い所は
充放電に因るメモリー効果が無い、小型で高エネルギーを出力できる所。
悪い所は過充電、過放電に弱くて温度管理が大切。熱暴走に因る発熱・膨張・
発火の危険があり、外部衝撃でも内部短絡による最悪発熱・発火の可能性が
ある。高温・低温環境中では使用出来ないし、充電も出来ない。
使い終わったら各自治体の指示に従って、販売店で回収処理してもらうのが
原則だが、JRBC加盟店舗なら回収ボックスが設置されてたりするので、お願い
しましょう。間違っても一般ごみで捨てると大変な環境破壊に成ります(´_`。)
自己放電させて、電極はビニルテープで絶縁してから個別にして提出。
自己放電に水中に入れたり、食塩水に入れるのは危険なのでやめましょう。
充電するには普通にNi-CdやNi-MHの充電器を使うことは出来ないし、自動車
バッテリー充電器やDCアダプター、直流電源等は接続してはいけない。
専用充電器を必要とするのですが、メーカー製は非常に高価で、おっちゃんの
ようにマルチコプター(ドローン)の駆動バッテリーやハンディ無線機など
数多くのLi-Poを扱う場合は、それなりに数も必要だし、お手軽に電流、温度
管理してくれる8ピンICがあるので、周辺部品を入れても数百円で造る
事が出来ますので、充電器自作もありかもです(´0ノ`*)
中国製のTP4056と言うICがそれに相当しますが、手軽に国内のパーツ店で
おいてると思います。1000mAまで対応でLEDで充電完了お知らせ機能があり、
充電電圧は4.2V一定で、充電完了すると停止し、放電すると再充電を自動開始
します。電流値は抵抗1.2kΩを変更することで替えることができますので、小型
バッテリー容量の物にも対応出来ます。お手軽にUSB電源からLi-Poへの充電
などにも使えるのでPCの空いたUSBポートで好きな時に充電して置けるので
便利では無いでしょうか(*´д`)??
周辺部品が整ったPCBユニットも安価で売ってるので、これを利用するのも
良いと思います。Li-Poの取扱いはデリケートなので強い衝撃を与えないように
高温・低温に注意して、ケースが膨れて来たら早めに廃棄して交換。持ち運び
には防炎防爆ケースに入れましょう。
2セルや3セルなど多数の単セルを直列にすると高電圧になりますが、充電器
についても保護装置の付いた安全なモノを使って注意してね(=゚ω゚)ノ