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九条カレンのブログ一覧

2016年09月28日 イイね!

もんきーろじっく-logic-その5


秋が来たとばかり思っていたけれど、秋雨前線が停滞する割には蒸し暑い?感じの晴れの国、

きびだんご県です(=゚ω゚)ノ薬物治療のお陰で、胆のう&胆道炎は少し痛みが無くなりつつあります。

しかしながら、難病の慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)は、相変わらずで自宅警備員を

今日も元気に?継続中(´_`。)

前回のおさるには解らないもんきーろじっくにて、排気系のO2λセンサについて説明しましたけど、

ROVER Mini 1.3i SPI の車体下に潜って排気マフラーなどいじられた経験者はご存知と思います

ダウンパイプからキャタライザー(3元触媒)の間に横向きにネジボス(継手)が取り付けられていて、

丁度、断熱遮蔽板が付いている辺りですが、ここに謎のセンサが付いていますよね?97年式以降

のインジェクションでないと付いて無いかも?



このセンサは、排気温度センサ(Catalyst Temperature Sensor)でして、排気温度を監視すること

によって3元触媒の破損やエンジンブロー、車両火災から守ってくれるまだMEMS(Modular Engine

Management System)が初期で不安定だった時のトラブル回避手段だった名残です。

燃料調整が不備の場合、特にリーン(希薄)での異常燃焼、点火プラグの熱価不適合、プラグコード

同時点火装置、プラグの失火で未燃焼ガス(ブローバイ)だけが排気側へ送られての排気管側での

再燃、白熱化(排気管やキャタライザーが赤く成ります)この様な異常時に知らずに運転を続けると

綺麗な焼け焦げた運転手が出来上がるのを防止する効果があります。



純正では部品番号:WDN100110が使われていて、U.K.で購入すると5800円送料別くらい、中華製

パクリ商品なら、500円(送料別)、日本でのパーツだけ購入は28000円~35000円(送料別)くらい

Miniショップで交換をお願いすると部品代だけで5万円、作業工賃別です(´‐ω‐)=з

原理仕組みは簡単なK熱電対を使ったもので、K熱電対とは、1821年にドイツのT.J.ゼーベックさん

が、2種類の金属の接合点に温度差が発生するとそこに起電力が発生すると言うことを発見して、

工業系温度計センサに良く使われるゼーベック効果を利用した物です。起電力がK型はリニア比例

なので扱い易く、-200℃~1000℃(MAX1200℃)の範囲で使用出来ます(´0ノ`*)

+極にはニッケルとクロムの合金(クロメル)を使い、-極にはニッケル合金(アルメル)を使って

います。また、他のセンサと違って、配線コードも特殊な温度補償型のケーブルを使います。

ですから、配線が切れているからとその辺の電気コードで代替しての補修は出来ません。

ROVER Mini以外の車種では、熱電対の代わりに温度ヒューズが使われている車種も有りますが、

運転席のコンソールパネルに警告灯が点いた場合に温度ヒューズ式はこれが切れた原因を調べ

取り除いてからでないとアースへ短絡してリセットでの常時走行は危険です。Miniの場合も、一応

この警告ランプが点灯すると同時にブザーが鳴って、イグニッション廻してもエンジンが始動しない

システムですけど、正常な温度になれば再始動できるはずです。もちろん、原因解除しないと直ぐ

再点灯してしまうので、異常燃焼など素人では直ぐに対応出来ないでしょうから、マニュアルには

この警告ランプが点灯したら、最寄りのディーラーへ連絡するように指示されています。



 *警告ランプは、赤色でキャタライザーの形に温泉マークの湯気が描かれた奴です。

ご存知のようにROVER Miniは既に2000年でディーラーは無いので、どこぞの『馬の骨』にお願い

するのが賢明でしょう。 Catalyst Overheat ECUって大袈裟になっていますけど、単なるセンサ

の温度計が上昇(起電力アップ)で、ブザー鳴らして、警告灯つけて、イグニッション再始動しない

ように電気的に切り替えているだけです。この排気温度センサが付いて無くても車検などには一切

関係無いし、古い96年式以前のマフラーに交換したりすると取付けネジボス(継手)が付いていない

のが普通で、排気管に抱合せて針金で縛ってくれている優しいMiniショップさんが多いです。

そんなMiniに乗っていると、いつかは黒焦げになると思っていて間違いありません。

意外とラムダセンサと違って簡単に壊れる物では無いのですけど、排気の煤が付着したり、

ケーブルの断線、コネクタの腐食などが原因で不具合を起こす場合もあります。

時々は、排気管から抜いて、コネクタ部で電気テスターでの導通試験や、棒状のセンサー部を

軽く炙ってちゃんと温度変化で起電力が上がっているか?確認しましょう(=゚ω゚)ノ

とても大切なセンサなのにその扱いが雑なのには驚きます。洗車はしても、このような制御系の

日常点検をしない方は、せめてお金払って、代わりにやってくれる『馬の骨』を大切に。
Posted at 2016/09/28 19:55:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | SPI 1.3 | 趣味
2016年09月15日 イイね!

もんきーろじっく-logic-その4


台風が段々と近づいていて秋雨前線も刺激され、中秋の名月が見えない晴れの国きびだんご県

めばる市です(=゚ω゚)ノ

そんな不安定なお天気が続くと、難病CIDPと現在は、胆のう&胆道炎を併発しているおっちゃんも

流石に微熱続きで、集中して古いアマチュア無線機の修理や、ペーパークラフト作って遊ぶ元気も

無くて、一日中をゴロゴロとお腹痛いの我慢しながら、手足の疼痛に耐えながら過ごしております。

ROVER Mini 1.3i SPI(シングルインジェクション)97'&98'のニコイチメイフェアのユーザーである

おっちゃんの忘備録を兼ねて、ディーラーも無い、ROVER Mini専門ショップも知らない、MEMS制御

に使われているアクチュエータやセンサについて勝手に『おさるには解らないロジック』として、多く

の同じインジェクションMiniユーザーさんからご好評の『もんきーろじっく=logic』(おっちゃんの造語)

を気まぐれでblogネタにしております。さて、皆さんの愛車で次に列記した症状は無いでしょうか?

①エンジン始動後、暖気が完了するまで息継ぎをする。

②燃費が以前に比べて悪く成った。

③エンジンチェックランプが時々または、常時点灯する。

④アイドリングが不安定

⑤アクセルを開けてもモタモタと加速不良。

⑥エンジンがハンチングし易い。

⑦エンストやプラグが黒くカブッている。

この様な症状が出ている場合、バキューム系やエアクリーナーの詰まり、ポジションセンサ、

ステッパーモーターなど異常がないのに起きる原因はO2-ラムダプローブ(ラムダセンサ)の劣化

や故障に因ることが多い現象です。

ラムダセンサの働きは、排気ガス中の酸素濃度を測定することにより、理想空燃比で燃料が

供給されるようにECUへ信号を送り、燃料レギュレータをコントロールし、排気ガス中に不完全

燃焼にて発生する窒素酸化物や一酸化炭素排出を抑え、GAS消費量を理想的な燃費とするため

にROVER Miniがキャブレター式から、インジェクションに成った時から採用されている環境対策

です。構造的には、セラミックヒーターでジルコニア素子を加熱すると、酸素濃度に応じた起電力

を出力する構造で、ヒーターの配線が2本と起電力を伝える信号線2本の4本が一つのコネクタ

にてまとめられています(´0ノ`*)




燃料が多過ぎて酸素濃度が薄いいわゆるリッチな燃焼では、高い出力電圧で、燃料が希薄で

酸素濃度が高過ぎる場合は、出力電圧は低い状態に成ります。この信号電圧にて、ECUは、

適正な燃焼に成るように制御するのですから、このO2-ラムダプローブが故障していれば当然、

最初に列記した症状が起きます(=゚ω゚)ノ

故障原因は次のような場合があります。

①カーボンや煤が経年使用で蓄積する。

②オイル成分がブローバイとしてセンサに着く

③ガードプロテクターが目詰まりしてセンサが作動しない

④リードハーネス(配線)の切断(ECU側のコネクタでの接触不良もある)

⑤コネクタが排熱で溶ける、また、コネクタ樹脂が割れる。

⑥コネクタ端子が水の侵入や経年で腐食する導通不良。

⑦セラミックヒーターの断線

⑧シリコン系添加剤、キャブクリーナー、パーツ洗浄液、インジェクションクリーナを使用して

しまうと、センサに被膜が付いて働かなくなる。燃料添加剤にも含まれる成分でダメに成る。

(この理由と、ROVER Miniのエンジン構造から、あらゆる化学合成添加剤が使えない)

ROVERでは、走行距離が8万kmで交換を推奨していますが、既にオリジナルのラムダプローブは

生産されていません。幾つかのOEM製品を使用しなくては成りませんけど、一部に誤った情報が

ネットに掲載されていて、O2-λセンサのROVER Mini 1.3i用として、汎用のラムダセンサで、

ボッシュ(BOSCH)社の型番LS06が、配線カプラを換えれば使えるようないい加減なことを流して

いますけど、センサの先端大きさ形状が違っていて、現実には取付きません。それと、作動レンジ

が汎用だと言いながら、純正品とは違うのでフォルトコードが出てしまい、取付けられているダウン

パイプ部(エキゾーストマニホールド集合部)の取付けネジボスを加工してまで付けてもNGです。

この汎用ボッシュO2-ラムダプローブって、購入すると送料別で安いショップでも15000円くらい

しちゃいます。間違えても購入しないようにしてくださいm(u_u)m

そこで、OEM生産品の中で色々とありますけど、探してみると中華製パクリ商品がやたらと多い

のに今更ながらに驚きます(´‐ω‐)=з

NGK(日本陶業)さんのNTK部門で造られているOZA527-8Eと言う型番が純正と同じレンジで、

信頼もあるのですけど、国内で造られているわけではないので、海外輸入に成ります。この時に

中華製のパクリ品を購入させられる悪質な販売業者も居るので注意して下さい。




OEM製品ではRTG47455(RTG Automotive) U.K.などでは3800円送料別、NTKさんの、U.K.

での実売価格は6300円送料別くらいで購入できます。国内のMini専門ショップなどで交換を

お願いすると5万円+作業工賃くらい平気でぼったくられます。

動作温度は350℃~850℃、応答速度は150msec.以下、リッチ(0.93~0.91) 350℃では、

760~910mV、850℃では、625~785mV リーン(1.05~1.1) 350°では、30~70mV、850℃

では、20~70mV、内部抵抗は2kΩ以下、活性化時間55sec.以下、電流1.0±1A、気密性

0.8ml/min.と言う最低限のレンジと特性を持っていなければいくら有名な部品屋さんで購入しても

不具合の元です。取付け場所が非常に窮屈な位置にありますので、エキゾーストマニホールド、

たこ足、ダウンパイプなど排気系をメンテナンスするときに同時に交換しておくと安心です。

作動レンジの電圧をECU側で簡単にモニタするには、ROVER TEST BOOKまたはそれに代わる

診断テスター、ECU通信ケーブルが必要です。直接配線に電気テスター割り込ませる整備士も

居ますけどね( ´艸`)

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Posted at 2016/09/16 00:27:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | SPI 1.3 | 趣味
2016年09月13日 イイね!

もんきーろじっく-logic-その3


秋雨前線が活発化して、台風14号も発生している晴れの国きびだんご県めばる市は、夜明け前に

激しい雷雨を受けて、おっちゃんが生ごみを回収ステーションへ持ち込む頃にはかなりの雨模様。

もちろんこんな日は体調が良く無いので、一日中を寝て過ごします(´0ノ`*)

前回のROVER MINI SPI 1.3に続いて、製造経年から来る不具合としての原因の一つである、

インジェクションスロットルボディのアイドリング制御を行っているステッパーモータについての話

なので、ミニ乗りの方は皆さん知っていることだからε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノスルーしてね。



スロットル弁が開いているか?閉じているか?はスロットルポジションセンサにて位置を把握してる

ECUちゃんですけど、どのくらいの回転数でエンジンをアイドリング運転するのかを適正に制御する

のが、ステッパーモータの役目です。ROVER Miniに使われているステッピングモータは、4本の

コイルで回転して、最大回転は3.75回転であり、1パルス駆動7.5°×180ステップにて動きます。

150°のカム運動は直線プランジャーピン運動に変換されてスロットルプレートに伝達。言換えると

モータ出力軸にはピニオンギアが付けられていて、樹脂製の減速ギアとカムが一体になった

プレートでプランジャーピンを押し出すことでスロットルレバーを僅かに動かしてスロットル弁が適正

なアイドリング回転に成る位置まで動かしてあげます。



部品番号:JZX3062 (SPI用)

そして、このステッパーモーターに関しては、コネクタ部基板への半田材質が悪く、また、Miniの

エンジン振動に機械的に耐えられず、半田部にクラックが入り導通不良のケースが多いのと、

スロットルボディに取付けているアルミケーシング内部に結露、水分進入でモータが固着して

いるもの、樹脂製ギヤカムの材質が悪くて割れて粉々に成っている物などよくある不具合です。

日本のミニショップで交換修理を頼むとスロットルボディAss'Yでしか換えられないと、数十万円

請求したり、ステッパーモータ単体でも5万円+工賃ぐらいぼったくられます。U.K.で購入すれば

6000円(送料別)前後、中華製パクリ商品なら1200円のモータです。



ROVER Mini SPIの JAP(日本)仕様に

おいてはエアコン装着が標準なのですが、U.K.仕様と同じくエアコンが作動してい無いときは、

850r.p.m.±10が、工場出荷時のアイドリング回転数です。アクセルペダルを踏んであげない以上、

1500r.p.m.以上に回転数が上がることは有り得ません。AC(エアコン)作動時、AT車で(R,D)

レンジ、オルタネータへの電圧負荷が大きいとき、エンジン始動時、ステッパーモーターは僅かに

回転してアイドリング回転を少しだけアップしてエンストを防止する働きもあります。AC作動時で

1030r.p.m.以下くらいが正常ですので、回転数が上がらないまたは、上がり過ぎる場合は修正が

必要です。エンジン始動時はキャブレター車で言うところのチョークの代わりに働きます。

【ステッパーモーターの簡易テスト】には次の手法によります。

①イグニッションキーを『ON』の位置に切り替える。

②5秒後に『OFF』の位置にイグニッションキーを戻します。

この動作で、ステッパーモーターは回転してジーッと唸りながらプランジャーピンを一番短い位置へ

引き込みます。そして、次回のエンジン始動のためにインテークマニホールド吸気温度センサでの

吸気温度に応じて、正しいアイドリング位置にするためにステッパーモータは回転してプランジャー

ピンを動かします。

15秒経過すると、メインリレーが切れて、『カチッ』とクリック音がします。

この一連の動作が良好な場合は、ステッピングモータが壊れていることは可能性は低いです。

エンジン始動に失敗したときは、直ぐにセルを廻すのでは無くて、この動作が完了する間隔を

置いてから、再始動しなさいと、U.K.版の取扱い説明書でもちゃんと書いてくれていませんwww

③ステッピングモータの電源NBVを電気テスターのDC電圧計にてチェック。

④次にアースピンとそれぞれのコイル端子間電圧をイグニッションキーをON-OFF切換えながら

測定します。

⑤ステッピングモータのコネクタを抜いて、各コイルピンとアースピン間の抵抗値を測定します。

正常ならば、16Ωを示します。∞や高抵抗、0Ωは故障しています。

・アイドリングが不安定

・アイドリングが高い状態から落ちない

・ハンチングする

以上のような症状の時にはこのステッパーモータ関係の不具合が疑われます。

スッテパーモータを取付けているボルトの遊びの関係で、減速ギアカムとのスキマに注意して

取付けないと作動不良の原因になります。

【アイドリング調整方法】(誰も教えてくれない?誰も正しく知らない?)

*エアークリーナーはちゃんと清掃して綺麗にしておくこと。インジェクター、ダンパー弁の汚れや

動きの悪い物も清掃整備を事前に!エアクリーナーが詰まると薄い燃料しか噴射されません。

キャブレター車はエアクリーナー詰まると濃い燃料が供給されるのでインジェクションと逆ですね。


①運転席アクセルペダルの遊びを適正範囲に調整します。

②スロットルワイヤの長さをフリーの状態でインジケータの中心にドグが来るように調整します。

 (a)イグニッションキーをONにします。

 (b)スロットルカムを利用して完全に開閉スロットルにステッパーモータが準備されるように

   します。

 (c)ワイヤ調整ボルトのスロットル側のロックナットを緩めます。

 (d)ワイヤ調整ボルトのアクセル側のロックナットを緩めます。

 (e)同じギャップがスロットルレバーの両側に得られるまでケーブルスロット張力調整ナットを

  締めます。

 (f)2本のスパナを使って、ブラケットにロックナットを締め上げます。

 (g)再度、上下の隙間が均等であるか確認して下さい。

③スロットルボディのダンパーやインジェクター、スローバイパスホールは綺麗に洗浄して置く。

スロー調整ネジは緩める前に位置をマーキングして締代回転数を記録して置くこと。

④ROVER Mini TEST BOOKまたはそれに代わるECUテスター、またはMEMS1.6USB通信

ケーブルを用意する。エンジン回転数と、ステッパーモータのステップ数(TUNE STEPPER)

をモニタしながら、アイドリングAC切りの時にステップ数が何度か?記録する。

AC作動で、アイドルアップした時のステップ数を何度か?記録する。

正常回転数に近似の場合は、スロー調整ネジの開閉で微調整して合わせる。しかし、通常は

メクラキャップされていて、緩止加工されているので再度、調整する時もロックタイトハードの時間

硬化型を使い振動などでは緩まないようにして、調整後は新しいメクラキャップを打込む。

⑤測定した時のステップ数がアイドリング時とアイドルアップ時にて、最大限界ステップ数または、

最少ステップ数に近似値の時は、アイドルアジャストスクリューを廻して、適正範囲にステップ数が

入るように調整する。

⑥イグニッションを『ON』にてエンジンルーム内のスロットルレバーを全開に手動でした時に、

ECUモニタに置いて、ステッパーモータのステップ数は25ステップになれば適正ですが、これは

あくまでも目安です。これが確認出来ない環境でのアイドリング調整は不可能です。

⑦安定したアイドリングが保てること、エンジンが冷えてから再始動しても安定していること、

スロットルワイヤの調整したスキマが必ず上下同じに中央に成っていることを常に確認して、

ずれた場合は再調整必要です。また、ワイヤ内部の引っ掛かりや腐食がある時は素直にワイヤ

を交換しましょう。調整ボルトの余裕が無いほど伸びてしまうと切れる恐れもあるので寿命です。

日本は特に四季の温度変化や気温の地域差があるので、工場出荷時のままでは必ず不具合が

起こりますけど、エンジン始動が悪かったり、燃費が著しく悪く成り、五月蠅いだけ( ´艸`)

*適正ステップ数に関しては、ROVER社は公表していませんし、文献も有りません。

おっちゃんが、先に書いていることが理解出来る人は算数の計算で解っちゃいますけど(≧∇≦)ノ彡


【注意事項】

手順通りに行わずにいきなりアイドルアジャストスクリューで機械的にアイドリング調整を行うと、

ステッパーモーターの異常負荷による故障、樹脂製減速ギアカムの破損を起すので、絶対に

モニタ出来ない環境では作業してはなりません(=゚ω゚)ノ

アイドルアジャストスクリューの工場出荷時調整は熟練の白髭のおじいさんが一人で黙々とやって

いましたけど、1台づつ全て同じ位置に成ることは無いそうです( ´艸`)

バッテリー外して、スッテパーモータを初期化?なんてデマが流行していますけど、単純に次の

始動のためにその時のインテークマニホールド吸気温度センサに対応して、スッテパーモータが

動いているのに過ぎないので、アイドリング不具合がこの様な事繰り返しても改善されることは

絶対にありません。

何故か?ROVER Mini 1.3i SPIのアイドリング調整方法を正しく手順公開しているミニショップも、

ミニユーザーも日本には存在していません。理由は、理解していないから(≧∇≦)ノ彡

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Posted at 2016/09/13 15:05:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | SPI 1.3 | 趣味
2016年09月11日 イイね!

玉野市長杯第36回ボードセイリング大会


初秋の9月初めの日曜日、本日は岡山県玉野市渋川地区渋川海水浴場周辺にて、玉野市長杯第

36回ボードセイリング大会実施されています(=゚ω゚)ノ

瀬戸内海国立公園の海岸でのレースですが、おっちゃんにはなんら関係無い行事だと思ったら

大間違いで、この大会では運営に多くのアマチュア無線機が運営業務のために不法に使用され、

JARL岡山支部主催のオール岡山コンテストに混信して影響を及ぼしています(´‐ω‐)=з

倉敷国際トライアスロン大会実行委員会での不正使用かと、倉敷市スポーツ振興課内の大会実行

委員会に086-426-3855へ電話して確認したところ、通信時間が一致しないのと通話内容記録

から真犯人が解りました(≧∇≦)ノ彡

倉敷国際トライアスロンの運営は全てauさんと契約したIP無線機を配布して通信しているとの

ことで、早とちりしたおっちゃんが、大変ご迷惑をお掛けしました謹んでお詫び申し上げます。

そこで、決め手となった犯人の特定ですが、同日に行われていた近隣の催しで、尾道でも同様に

トライアスロン競技が行われていましたが、混信妨害を与えて来た信号強度が余りにも強くて、

可能性が低い事と、これはおっちゃんのミスですけど、ゼッケン番号が出場者と一致しない上、

セイルナンバーと言う単語が飛び交っていたことで、ボードセイリング大会が犯人でした。

使用している周波数は、アマチュア業務に許可された433.020MHz電波形式F3Eアナログ電話です。

喋ってる呼出し名称は、陸上本部、海上本部、レスキュー(女性)、徳光さん、上マークなどと称して、

コールサインは使いません。確かにサーフショップで渋川には徳光さんのお店はあります。

現地から我家までの距離は直線で2.8Km離れていますが、シグナルは非常に強力で、RS59+で

入感です。もちろん、この様な電波法違反を見つけたら、直ちに電波法80条に基づき、中国総合

通信局 監視課さんへ報告書を提出する義務が我々アマチュア無線家には定められており、早速、

書類をプリントアウトして作成した物を書き直しました(´0ノ`*)

そして、一応、犯人が解ったので所轄の児島警察署に086-473-0110電話して、電波法に違反して

玉野市長杯第36回ボードセイリング大会の開催運営にアマチュア無線機が使われていたのだと、

おっちゃんの早とちりを深くお詫びいたしました。

まさか、もっと近くで行われていた行事だとは有名じゃないから、玉野市長杯と言っても気が

付きません(^_^;)



そこで、

レスキュー艇は乗船定員オーバーでも、リタイヤ者を乗船させて運んじゃってますし、レスキュー

側が、定員オーバーなので回収できないことを陸上本部へ伝えると、何とかしろと優しいお言葉。

13:53  8311番さん、リタイヤしちゃいました。

*免許を受けずに無線局を開設した者は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金

無線従事者が不法無線局または違法無線局を運用した場合は、量刑が「法知識がありながら

違法行為を行った」という事で、無資格者に比べて重い。

また、無線従事者免許証の取消し又は三ヶ月以内の業務停止の行政処分の対象にもなる。


14:40 レスキュー⇒海上本部 8312レスキューします。

    海上本部⇒レスキュー もう一度セールナンバー教えてっ!

    レスキュー⇒海上本部 8312です。

まだ、時間経過したけどやってるよ(´‐ω‐)=з

この違法無線を行っている海上本部と名乗る船舶は、おっちゃん家のすぐ前の港が停泊港で

あることが解りましたので、帰港次第、大げんこつです*~● ))))o(・.・;)ポイッ

それと、問い合わせした岡山県倉敷児島警察署、生活安全課三浦警部補さん、ご免なさい。

忙しい中、ご対応下さりありがとう御座いましたm(u_u)m

皆さんご存知のようにIP無線は無線従事者免許等は必要無いですし、警察無線も岡山県警は

IP無線のデジタル機を使用しています。しかしながら、433.020MHzでF3Eアナログ変調にて通信

できるIP無線機など存在しません。

携帯電話会社のIP通信が認められている周波数では無いのが明らかです。

周波数のバンドプランでも430.70⇒431.00 438.00⇒439.00MHzでしかVoIP通信は認められて

おりません。

玉野市長もバックアップしているので、この様に行政単位で犯罪を堂々と行われると

、困りますね(´_`。)

公益社団法人 玉野市観光協会もイベント告知しているし、岡山県の旅ねっとでも告知されて

います。国体選手も出場するスポーツイベントに不正な電波法違反を持ち込んでは、今後の開催は

辞めた方が良いでしょう。主催者である岡山県ボードセーリング協会の林さんには、おっちゃんから

厳重に抗議と注意をし、どんな無線機なら大会運営に使ってよいかを親切に教えました。

アマチュア無線の免許を受けていてもこの様な催しの運営業務通信には使用できません(=゚ω゚)ノ

Posted at 2016/09/11 14:02:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | CQモービル | その他
2016年09月09日 イイね!

もんきーろじっく-logic-その2

台風一過で少しは秋らしく成るかと思ったのに蒸し暑かったきびだんご県めばる市です(=゚ω゚)ノ

難病罹患中でありますが、現在、胆のう&胆道炎症により腹痛でウエウエ(´‐ω‐)=зのおっちゃん、

日中は何もするコトが無いので、色々な方のMini乗り記事などblogやHP訪問して遊んでいました。

そこで、気になった症状のROVER MINI SPI(シングルインジェクション)1.3の症状と処置に、爆笑。

皆さん、D-ジェトロシングルインジェクションのMEMS(エンジンマネージメントシステム)が理解して

いないようで、まぁ、整備士でも無ければメーカーディーラー関係者でも無いでしょうし、そこまで詳し

くなくても良いのですが、MiniのECUには、モトローラ社のCPUが搭載されていて、独自のプロトコル

でプログラミングされたソフトウェアにてコントロールされています。インジェクション本体はボッシュ社

の噴射ノズル(圧力は国産車などより低い)を使っています。エアークリーナーを通過した空気量は

アクセルを開くと当然ながら増えて、燃料GASも多く噴射されます。アクセル閉じると当然、空気量

は減少して、燃料GASも減らされます。この時の現在の空気導入口を開閉しているダンパー弁が、

どの位置に動いているか?をECUへ教えてあげるセンサ部品がスロットルポジションセンサの仕事

であり、原理はスロットル弁より突出した軸に可変抵抗器の軸が接続されて連動して抵抗値が変化

することにより、そこへ流れる制御電圧の違いで、HレベルかLレベルなのか信号として利用します。



このスロットルポジションセンサは、長年の使用により接点の摩耗、外部の水分進入による腐食、

コネクタ接触不良、配線ハーネス断線にて、そろそろ寿命を迎えている頃のセンサの一つです。

97'~以降の1.3iですと、JZX2962(部品番号:MMJ10003)が使われていて、スロットル閉の時、

約0.5Vの電圧。スロットル開の時、約3.0Vの電圧を出していれば正常です(´0ノ`*)

0Vや5V、それ以上の電圧などの場合は、完全に故障です。また、アクセルの開閉に合わせて

電圧が変化しないのも故障です。このセンサは、国内のミニショップで交換を頼むと恐らく、5万円

以上の部品代と作業工賃を請求されます。U.K.にて同じパーツ注文すれば送料別で6800円くらい

中華製のパクリセンサなら、送料別で2000円くらいで購入できます。



*画像の4の部品です

ROVER MINI SPI 1.3iに乗っていらっしゃる方で、加速不良、ACコンプレッサー作動不良、

エンジン回転数が上昇したまま戻らない、アクセルを踏んでも回転数が上がらない、ハンチング

するなどの症状が現れます。(同時だったり、単独だったり個体差や壊れ方に因ります)

ちょっと、調子が悪いのだけど(´_`。)と、言う場合は、おっちゃんお勧めのECU診断ケーブルにて

スロットルポジション電圧をモニタしてあげて下さい(=゚ω゚)ノ

バキュームホース系修理したのに今一つと言う時は、このように他のセンサが原因のことが普通

ですので、ECU本体が壊れることは国産車より珍しい現象です。

それと、ECUに使われているのは、RAMでは無くて、フラッシュROMチップなので、電源を供給せず

とも記憶内容を保持する不揮発メモリです。因って、バッテリーを外したからとセンサや

アクチュエータがリセットされることは有りません。リセットの為には、ROVERテストブックまたは、

それに代わるECUテスター、MEMS ECU通信ケーブルが必要です。

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Posted at 2016/09/09 20:16:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | SPI 1.3 | 趣味

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「6m&DOWNコンテストのログとサマリーシート提出デース!」
何シテル?   07/04 11:55
おはようごじゃいマース!九条カレンと申すです。日本語よくワカラナイデース。よろしくお願いしマース!m(u_u)m 難病:慢性炎症性脱髄性多発神経炎 CID...
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九条カレンさんのヤマハ タウニィ MJ50 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/01/23 15:36:59

愛車一覧

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