
10代目シビック(ハッチバック)とのツーショットです。シビックはフレームレッド、わがアテンザはクラシックレッドです。
この世代のシビックセダンは、
近いサイズ感として以前取り上げました。コンパクトカーだったCセグメントが拡大し、今では
5ナンバーフルサイズ+横幅10センチに近くなりました。
このハッチバックは、わがアテンザに比べ全長が150mm短いものの、全幅+20mm、全高-10mm、ホイールベース+25mmと近いサイズであり、車重は-40kgあたりのようです。写真でもわがアテンザより少し横に広く見えます。
同型のシビック6MTは、数年前に
試乗しました。派手な外観、アスペクト比40%の偏平タイヤ、ハイオク仕様など、いかにも武闘派の雰囲気で、買い替えモードにはなりませんでした。よりマイルドなセダンにMTがあったら、
検討候補になっていたかもしれません。
これは真超 Ⅱさん(以下では「真超さん」とお呼びします)のシビックで、福島県富岡町のさくらモールでお目にかかりました。既に
ブログに載せておられるように、共通の話題が多く話がはずみました。
●ソリッドの赤
真超さんのシビックと前車トルネオ(ミラノレッド)、私のアテンザと1990年代のファミリア(ブレイズレッド)は、いずれもソリッドのレッドです。シビックのフレームレッドは明るく鮮やかな赤で、わがクラシックレッドの方が地味に見えました。ソリッドカラーである「
ふつうの赤」は、今日では希少価値があります。
赤色は劣化が早く、わがアテンザは6年半前に
同色で
全塗装しました。真超さんもトルネオは全塗装しておられたようで、シビックでも塗装の保護に気を配っておられました。
●
アンチ大径化・偏平化
ホイールは大径すぎないのが合理的です。シビックはもとは18インチですが、17インチを履いておられました。白ホイールは大きく見えるので、インチダウンには見えにくいようです。
●
プレミアムコンフォートタイヤ
タイヤで贅沢するのは一致した意見です。ともにREGNOで、真超さんのシビックは最新のGR-XIIIでした。わがアテンザでは後輪のGR-XIが古くなってきており、そろそろ新調が必要です。
●横幅
真超さんは全幅1750mm前後をジャストフィットとされ、私は「
5ナンバーフルサイズ+横幅10センチ」以内で「
5ナンバー車同等のドアミラー幅」が望ましいので、似たレベルと言えそうです。
●MTの諸相
真超さんのシビックは6MTです。わがアテンザは4ATですが、MT再チャレンジの方策を長らく思案し、
6MTのMAZDA2を選択しました。シビックのシフトレバーは硬質で、高い剛性感がありました。マツダFF車のシフトレバーはソフトで、より日常使用向きと思えます。ホンダとマツダではリバース(R)の位置やその際の操作法が異なっており、
新型(11代目)シビック6MTのシフトレバーに違和感を受けたことがありましたが、問題などないようでした。
わがMAZDA2にはギア・シフト・インジケーター(GSI)があり、
推奨ギア位置を表示しますが、シビックにもシフトアップ/ダウン表示灯がついていて、シフトチェンジを促されるそうです。
●カスタマイズ
シビックには、赤いフロントエアダムスカート、サイドターンシグナルランプの色の変更、白地に赤文字のホイール選択をはじめ、こだわりのカスタマイズがいくつもありました。さりげなく変えておられるのがさすがです。わがアテンザはフルノーマルのままで、変えたのは
赤黒系ホイールキャップくらいです。
シビックに少し乗せていただきました。MT車なのに変速ショックを全く感じない滑らかな運転に感銘を受け、数年前のMT試乗ではハードと感じていたのに今回はとてもジェントルで快適でした。インチダウンした軽量ホイールとタイヤの選択を挙げておられましたが、師範のような巧みの運転術も大きいと思えました。
派手な外観でいかにも「やり過ぎ?」と思えたこの世代のシビックでしたが、近くでずっと眺めていると「これはこれでよくまとまったデザイン!」と思えてきました。ジェントルな乗り味も含め、このシビックの質感や存在感を改めて認識しました。
おかげさまで、楽しく有意義なひとときとなりました。
以下は余談です。
双葉の海岸近くに赤い2代目インサイトがありました。おなじみのミラノレッドのようでしたが、土手の上から見下ろすと、ルーフには既に色抜けがありました。ソリッドの赤の宿命と言えます。

Posted at 2025/11/30 01:25:23 | |
トラックバック(0) | 日記