
自動車税を少々割引されてるエコエコした車が必死になってキレイにした排ガスをチョロチョロ出しつつマッタリレスポンスで走る中を、たかだか年間5000円チョイ多く支払うだけで毒ガス級に臭い排ガス撒き散らしながら刺激的に楽しく走れる権利が貰えると思うと大変気分が良いです(ゲス
まぁ、今インテグラは手元に無いんですけども。
1年くらい前にやってもらった板金箇所(2か所)が、手抜きだったのか下手くそだったのか。
塗装割れと肉痩せみたいな痕跡が出てきて再板金です。
懇意のディーラーを通して出してあったのでクレーム対応もあっさりでした。
北海道旅行の続きを書こうとしていたのですが、何だかやる気が出ないこのごろです。
5月病では無い。
イ、インテグラを。早くインテグラのハンドルを返してくれ。

こちらも切実な「返せ!」案件。
根室市内から納紗布岬へ通じる街道沿いはこんなプレートや看板が並んでいます。
70年間もこの問題の最前線にある町ですし、元島民も多くが「すぐに島へ帰れるように」とこの根室へ移住したそうですから。
そらもう本当に切実ですわね。
そんな日本最東端(本来なら択捉島東端)の納紗布岬で「北方領土返せ」と叫んだ後。
もう後は方向転換して西へ進むしか無いので元来た道を戻ります。
すでに16時前くらいでしたが、この日の予定行程の半分しか走れていません。
ホント、デカイんだよ北海道は。

住宅街の片隅にひっそりとある東根室駅。
田舎スイタイルの単線1ホームの無人駅です。

日本最東端の駅クマー。
これで南・北・東の端は押さえたので、残すは最西端…の長崎は年末の九州旅行の際に行き忘れたのでまた来年辺りにでも。

時刻表は調べて来ない割に、いつもタイミング良い。
都内の人は時刻表なんぞ見ないで駅に向うらしいが、地方で「それ」やったら駅で白目剥くハメになるからな。

なるからな?
東根室から更に西の釧路へ向います。
少し遠回りになりますが、少し南へ迂回して霧多布湿原を堪能。

「わー、ひろーい、まったいらー(棒」
360度まっ平らで「さばんなちほー」みたいな感じなのですが、連日大解放された自然の中を走っていると「すっごーい(棒」とゆう平坦なリアクションしか取れなくなってきます(汗
東京住まいの人がアキバに行っても「今日も人が多いなー」くらいにしか思えなくなるアレでしょうかね。
みたいな自然ゾーンから釧路市街地へ。
…釧路の栄え具合に驚きを隠せませんでした。
釧路って「霧が年中掛かっていて静かな漁港町くらいだろ?」と勝手に想像していたのですがね。
どう見ても大都会、道路が3車線もあるし車もいっぱいだし人もいっぱい…。
コレに比べたら我が町なんぞド田舎村よ。

夏掘 「ねぎ塩チャーシューラーメン」
細麺にコクのあるスープが絡みついて箸が止まらん。
チャーシューは柔らかく脂身少なめ。
私はもう少し脂っぽくてトロトロが好きですが、この辺りは好みですね。
それと初見の客にでもスタッフさんが激しくwフレンドリーに話しかけてくるのが夏掘スタイルなようです。
話す相手が居ない一人者にとっては通いたくなる店かもしれません。
「らーめんの味だけを黙って味わえ」的な店とは対極ですね。
私は夏掘に通いたいマンです。(片道1700km
地元でラーメンを食べる際はトンコツで台湾なドギツイ味ばかりを選択しますが、「北海道と言えば塩ラーメン」とゆうイメージがあるので「塩」をチョイス。
多分どこかのインスタント食品メーカーが流していたCMのせいだと思う。
夏掘ラーメンおいしいよ。
らーめん食べて、地場の銭湯(めっさ熱かった)に入って、当日の宿泊場所のある浦幌まで移動です。
熱く火照った身体でアイス食いながら見知らぬ土地の国道を淡々と走る行為は、日常と非日常を同時に味わう奇妙な感覚です。
道路の真ん中に鹿が居て冷や汗をかくなんて俺の日常には無いしな。
真っ暗闇の国道を横断するのは止めてくれ(汗

道の駅浦幌でおはようホテルインテグラ。
朝の5時だってのにすっかり陽が昇っている北海道。
4時過ぎには明るくなるので毎朝「やべ!寝過ごしたか!?」と焦ってスマホ画面を確認していました。
北見ナンバーのホテルジェッタが渋い。
(北見ナンバー:紋別とか網走とかその辺り一帯)
5時に起きてクマーと散歩して2人で食事してから移動を開始します。
旅先に来ると寝る時間も起きる時間も早くて、普段から比べると恐ろしく規則正しい生活を続けます。
もう一生旅を続けていた方が健康でいられるんじゃね?かと思える模範的生活です。

「ストレス社会、やだもー」
とは無縁な襟裳岬の少し手前の景色。
心が洗われるようだ…
…と思ったのだが。
丘の上に目を凝らすと見える自衛隊のレーダー施設。
ストレスから無縁の景色では無かったな(汗
毎日国防業務をありがとうお疲れ様です。
岬周辺と岬から見える景色がとても綺麗だと評判の襟裳岬。
北海道に上陸してから数日の間に散々キレイで広大で雄大な景色を見続けてきましたので、「まぁ、どんなもんかね」くらいの気持ちで岬駐車場へインテグラを入れまs…
俺は見逃さなかった。
駐車場入口手前にあった看板を。
もはや岬とか景色とかどうでも良い。
これは何なんだ?どうしてこうなった?早くお嫁に来t(ry
みたいな事を1500km離れた京都のノヴさんに喚いたら即返信が来た。
(スマホって便利ね)
「青春☆こんぶ」←HP
襟裳岬周辺は昆布の産地でして、その地域振興の一環でキャラクター展開しているらしい。
そして看板の娘(千島霧夏)は岬にある民宿の一人娘…とゆう設定。
よし、俄然やる気が出て来たぞい。

風が強くて有名な襟裳岬。
当日も色々吹き飛ばされそうなくらいの強風でした。
それでも撮影モデルを頑張るクマ。
毛が巻き散らかされて目と鼻の位置さえも分からん。

何も無い。だがそれが良い。
とは襟裳岬のキャッチコピーらしい。

岬から海上へ点々と続く小島のような岩場は、鳥達のたまり場に。
白い岩がキレイだな、と思ったけどアレは鳥の糞なんだな(汗
アザラシが見られるらしかったのだけれども、どうにも見つけられなかった。
居たのは沢山の鳥と、昆布を引きあげていたオッサン1人。

景色は大変良く…

名物のツブ貝は大きくコリシコで美味しかった。

…のを、全て丸飲みにしてしまった1枚の看板であった。
襟裳岬、一生忘れられない場所に登録完了。
続く。
【今ココ】

☆印が襟裳岬。
緑ラインが4日目540km(紋別→浦幌)
※当初は(上)(中)(下)の3部構成で北海道紀行をまとめようと考えていましたが、編集下手に加えてレベルの高い2次元娘が頻発する土地に興奮し過ぎまして。
結局5部構成くらいになりそうです。
札幌観光(南6西5辺り)目当てのスケベ共はもう少し待機おなしゃす。