2007年05月02日
感想=一部ネタバレあります。
これから観に行く方は、ここで止まられた方が宜しいですよ。
「もう観た」並びに「観る気無し」という方のみお進み下さい。
いいんですね?「ご注意」はしましたからね。
では始めます。
『ロッキー ザ ファイナル』
何の予備知識も無く観てきました。回想シーンは全然分らなかった(当たり前)。
対戦相手の若いチャンピオンが、某K田選手とダブった。w
ストーリー的にはロッキーの再起には納得いきますが、前の作品を観てないので
「ロッキーの偉大さ」がイマイチ伝わらなかったのは私の所為。
試合のシーンは良かったよ。なんか、プロレスの試合とダブっちゃいました。若手はスピードで攻めるけど、高齢(40~50代)レスラーは経験とテクニックで翻弄する。ああいった感じですね。若いやつにはそれが無いので、教えてやるみたいな。
余談ではありますが、G・馬場氏の生前の試合を見た時、私は「まだやってるよ」と少し小ばかにしていました。相手を睨みつけた目の鋭さにドキッとしました。迂闊に手を出したら何をされるか分らない。そういう気迫が満ちた目。試合経験を重ねてこそ出来る目でしょう。
『ロッキー』を見ながら、そうした事も思い出した・・・。
『北斗の拳 ラオウ激闘の章』
たまたま同じ劇場だったので一緒に観られましたが、北斗の劇場公開時間が1:00と8:40って酷いよなぁ。ロッキー終了から北斗まで一時間以上間が空いたので、その辺ウォーキングしちゃいました。
宇梶さんも少し反省をしたのか、声が低くなってました。ケンシロウの阿部さんは、阿部さんであることすら意識できませんでした。
ユリアの石田ゆり子さんもamazonでボロカスに言われていたけど、彼女は『平成たぬき合戦ぽんぽこ』で声優経験済みなのです。個人的には昔から天然系で好きな人であります。
リンちゃん、殆どセリフが無いよ(最後のみ喋る)。「涼宮ハルヒ」という人気キャラの声優さんだそうだが、それ目当てで行くとかなりストレスがたまるでしょう。
この作品を観る上で、第一作目のとの間に出たDVD『ユリアの章』を観ておかないといけないといけません。
しかし、この作品を映画を作り直して、尚且つ何故アレなのか?サッパリ意味が分からない。もっと「新しい何か」を見せてくれると期待していたのに・・・。
TVシリーズのラオウvsケンは、変なオリジナル話が毎回入っていて、ウンザリしたのを覚えています。それよりはマシですが、今回は原作に忠実すぎて面白みが無いのです。第一作目みたいに「何が起きるのだろう?」というワクワク感が空振りに終るくらいにね。
全五部作なら、最後に拳王vsケンシロウを持ってきても良かったんじゃないの?
ボカァ去年の初作とコレだけだから、余計に「速い結末」としか見えません。
あと二部作るらしいですが、トキの章とケンシロウ伝かな?修羅の国へ行ってカイオウとでもやるのか?でも尺が短すぎるよな~。
一番の不満は、南斗水鳥拳のレイがDVD版でしか登場していないこと。北斗の人気キャラなのに、扱いが悪いなぁ。
劇場予告で観た『ダイハード 4.0』が楽しみだ。すごい重低音が響いてました。家庭用シアターシステムで再生するのが楽しみな作品でしょう(気が早いか)。
あと意外に面白そうだなと思ったのが『トランスフォーマー』
アニメのガキっぽさは微塵も感じなかったよ。これも重低音が響きまくって、臨場感を盛り上げていた。
映画は「いかに騙してのめりこませてくれるか?」というのが無ければダメ。
ロッキーも「実在でない」と分っているので、やや冷めて見てました。
「タイタニック」「マトリックス」以降から、どうも冷静なんだよな。
映画って面白いなぁと思ったのは、この頃まで。小姑みたいに細かいトコを
突っ込む自分が、少し悲しい・・・・。
Posted at 2007/05/02 07:13:14 | |
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