ゴルフ6顔になったヴァリアントのトレンドラインを試乗しました。
いつもの様に好き放題にさせてくれるVWさんが大好きだぜ!
オーナーになる随分前から好き放題させてくれたからね。
もう放牧?奈良公園の鹿みたいに、「夕方呼ぶまでは好きにしてろよ」…みたいな。
一番下のグレードで、たった122馬力しかない。しかも軽いとは言え、1.37tもある。正直期待はしていなかった。
更に旧型のドンガラに上屋だけを6にしたモデルだから尚更。
なぜヴァリアント(ワゴン)に乗ったのか?それは欧州の本物を試してみたかったのであります。
どこかの誰かが、日本のワゴンは、ライフスタイルを演出する為のアイテムだと。
しかし、欧州は実用性と機能性のみで評価される。
一過性のブームで買う日本人とは違うのである。
私が本で読んだ欧州ワゴンは、空荷ではリアサスが硬く、荷物を積んで本領発揮すると。
空荷ではどれだけ乗り心地が悪いか?を試したかったんです。
走り出したヴァリアントは、やはりGTIよりも非力。
7速DSGのお蔭でそれをうまくカバーしていた為、ストレスはありませんでした。
そして高速道路に突入!ここでまたゴルフの偉大さを思い知る!
安定性はピカイチ!軽いけどハンドルはしっかりしているので、ふらついたりしない。
エンジンパワーも、必要にして十分。まぁ4人乗車+荷物満載という状況なら、また違うのだろう。
普段一人、そして荷物は軽いものしか積まない人向きですね。
また静粛性も高いこともお伝えしておきましょう。ロードノイズがあまり耳に届かないのです。
GTIより小さい16インチタイヤのお陰か、乗り心地もよい。
更に嬉しかったのはコーナリング性能。
鼻先が軽いので、ハンドルを回せば、ぐいぐい切り込めました。
これはまるでデミオの感覚で楽しい。
カープでもしっかり路面を捉えて仕事をするサスペンションに感激しました。
いやー、ゴルフは侮りがたいわ。
トレンドラインだとややパワーに不安を感じるので、160馬力になるコンフォートラインがお勧めかも?
追い越しもちょっとキツかったから。
しかし、一番下のグレードでも、サスはしっかりしてますよ。
国産には出せない味付けでしたよ。
国産車って一体何処に金かけてるんだろう?って感じましたもの。

Posted at 2010/04/05 07:41:59 | |
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