えーと、どこまで話しました? f(^_^)
そうそう、レガシイのオーナーになれる寸前までいったのに、予期せぬ事態が起こりました。
ある日、親父の同級生が来て、一緒に同窓会に出掛けたんです。
帰って来たら、「おい、トヨタのカムリはいいぞ♪」とか言い出した。
親父の同級生はカムリのV6プロミネントに乗っていて、「広くて静かで、乗り心地がいい♪」と、やや興奮ぎみに私に話すのだ。
『いや、レガシイも静かで広いからさ~♪』
と、言ってみたものの、トドメを刺す一言が・・・・。
別の知り合いが来て、「スバルは軽トラックは良いけど、乗用車はあまりよくないよ~」と親父に吹き込んじゃった。
その人も旧い頭の人なので、トヨタが一番であると疑わない。
「知り合いのスバル車は、故障が多いみたいだよ」とも親父に吹き込んじゃった。
ここで終わりました・・・・。
息子に選ばせたファミリアが狭かったので、「こいつの選ぶ車はダメだ」と親父は答えをだしたのでした。
レガシイは脚下。先のカムリ乗りの知り合いが、「ウィンダムはどうか?」と、当時出たばかりのウィンダムを勧めてくる。
カムリより静かで広くて、クラウンみたいに装飾が派手ではない。
「よし、コレにするぞ!」
『・・・・・・・』
(でもウィンダムの買い換え時に望みがある。その時こそ!)
しかし、それも打ち砕かれた。
車両価格で300万を超える車です。
親父にしてみれば、贅沢な買い物でした。だから、「長く使う」と買う前から宣言していました。
「最低10年・・・・。まぁ20年は使わないとな。(高い車だから)それくらい使えるだろ?」
最早【終身刑の判決】を出されたのと同じ。親父は言い出したら曲げないのは、息子が一番よく分かっている。
しかも、【減価償却】って言葉を知らないのです。300万の車は、10年乗っても200万の価値があると疑わない。鎌倉時代の仏像じゃないんだから・・・。
車事情を知らないにも程がある。
この様な成り行きにうちひしがれた私は、枕を涙で濡らしました。
当時、親父がリウマチを患っていて、週一回通院に使うのが主体なんですよ。そんな狭い用途で楽をしたいからとウィンダムにしちゃった。
更に悔しかったのは、地元の知り合い(年下)のヤツがレガシイワゴン(ブライトン)を買い、得意気に見せに来た事。
「スバルは良いですよ~。虎猫さんもどうですか?」
まだウィンダムを買う前で、そんな経緯がある事をヤツは知らないのだけど、地獄通信にアクセスしたくなりました。
『いっぺん、

んでみる?』地獄少女(cv:能登麻美子)
更にレガシイが3代目にスイッチした時、友人がワゴンGTーBを買いまして、横目で羨ましく見ているしかなかった。
こうした臥薪嘗胆の歳月を過ごし、『今に見ていろ、俺だって!』と、屈折したエネルギーを溜めていたのでありました。
親父がこの世を去り、自由に選べるようになっても、4代目レガシイが好みの形でなくなっていたので、やはり前から欲しかったゴルフGTIを先に買いました。
で、昨年のモーターショーでレヴォーグを見て、『これだ!これしかねぇ!』と決めたんすわ。
苦節21年・・・・。ようやくゴールが見えてきた。
来週の納車が待ち遠しい。
この話はもう終わりですよ。
いつまでもダラダラ書いてると、他のネタが書けませんからね。

Posted at 2014/10/05 09:18:52 | |
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