中々の長文ですから、覚悟してね!
久し振りに映画コレクションから『エイリアン』を鑑賞しました。
日本では’79年公開ですから、36年前の作品ですか。
リドリー・スコット監督の名前を知ったのもこの作品で。
でもね、怖がりな私は劇場まで足を運ぶ事はありませんでした。
水曜ロードショーで放映されたものを視たんです。
いやぁ、それでも怖かった。
謎の信号をキャッチした宇宙貨物船が発信源の惑星に接近。乗組員を調査に遣わし、そこで異星人の宇宙船を発見。
船内にあった卵から飛び出した生物が乗組員の顔に付着し、やがて腹を食い破り孵化するエイリアン。
驚異的な速度で巨大化して、乗組員を一人、また一人と狩ってゆく。
入り組んだ船内は迷路の様で、エイリアンが何処に潜んでいるのか分からない。
乗組員にはアンドロイドもいて、会社の命令に忠実。エイリアン捕獲の為なら乗組員の命は二の次という非情ぶり。
それに反発する乗組員リプリーを殺そうとするアンドロイド。
アンドロイドを倒し、船を爆破して脱出を試みる生存者たち。しかし、最後に生き残るのはリプリー一人。
脱出船でうまく脱出したかと思いきや、エイリアンいるー!よだれ垂らして寝てるー!

リプリーはコヤツを船外へ放逐し、ようやく安堵の時が訪れます。
で、『エイリアン2』へとお話は移るのです。
とにかく、非常に怖い映画でした。
最初のシーンから不気味。
活動休止状態の計器が起動し、文字が浮かび上がりますが、それが宇宙服のヘルメットに映る。
まるで乗組員の誰かが計器を見ているみたいに思うんですが、直ぐに違和感が。
ロボットにも見えたけど、それとも違う。
「置いてあるメット」と判るまで、訳が分からない怖さがありました。
アンドロイドのアッシュが壊されても向かってくるのも怖い。
フェイスハガーという幼虫も傍迷惑な生き物で、わざわざ卵を産み付ける為に卵から出てくる。
久し振りに観ましたが、追い詰められる恐怖を存分に味わいました。
ジャパニーズお化け屋敷の雰囲気でした。
計器の古さや、時折見せるエイリアンの人間臭い動作がアレだけど、CGの無い時代にあれだけの作品に仕上げたのは凄い。
前年に日本で公開された『スターウォーズ』と比べても遜色ないですから。
未見ですが、『エイリアン』の前の話にあたる『プロメテウス』
観ようかどうしようか、まだ悩みます。
というのは、ほぼCGですし、宇宙船の計器もノストロモ号より進んでる。
そういうのダメなんです。
時間軸に沿って、テクノロジーも合わせてくれないと。
吹き替えがあの娘で、Amazonの評価では散々です。「なぜ、あの娘を選んだのか?」と。「せめて本職(声優)か、ベテラン俳優を起用するべきだ」と。
それで評価が低くなった作品です。

Posted at 2015/03/06 11:00:33 | |
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