
実は一昨日、京都に一泊で出かけていたのです。
京都ではいつも泊まっているホテルを予約して、前金で宿代を払った。
それで、夕方京都に着いて、宿に直行した訳だが、そこで事件は起きた。
チェックインしてルームキーと部屋番号を記した紙を貰う。キーはカード式。ドアノブの読み取り機でSuicaみたいにかざせばオープンすると教えられた。
指定された部屋の番号を探して部屋の前に来た。
カードキーをかざす。開錠のサインは青ランプ点灯なのだが、赤のランプ点灯。
『あれ?やり方が違ったのかな?』
もう一度かざしても赤のランプ。ドアノブをガチャガチャ回しても開かない。何度やっても開かないのである。
すると中から声が聞こえた様な・・・。
でもね、ドアが厚いし遮音もしっかりしてるから、何を言ってるのか?それが私向けの言葉なのか解らない。
さらにガチャガチャやっていると、ドアチェーンをしたままドアが少し開いて、その隙間から険しい表情の婆さんが私を睨んでいるのが見えた。
『ちょっと!なんなのよ?さっきから!』
「え?あ、すみません。さっきフロントでこの部屋の番号を渡されたのですが・・・」
『ここは私が使ってるの!間違いじゃないの!?』
「そうですか、フロントで確認します。すみませんでした」
『何なのよ、もう!』
怒った声と共にドアが閉まった。咄嗟の事で、思わず謝ってしまいました。
再びフロントへ向かいながら考える。『部屋の番号を間違えて教えた』としか解釈出来ない。
そんな間違いをホテルがするだろうか?あり得ないだろ?
フロントへ行き、さっき鍵を渡されたホテルマンに事情を話した。
「この部屋には既に先客がいたけど、どうなってんだよ?」
フロントのホテルマンが驚いた顔でパソコンを叩いて確認。
『あっ!』という一瞬の表情を見逃さなかった。
慌てて出てきて、私の荷物を持ち、エレベーターに乗る。
『こちらです』
案内された部屋は、さっきと全然違う番号である。
呆れたことに【8】と【6】を見間違えて案内したのだ。
(例)564→584
本来は584号室に入る予定だった私。なのに564に誘導されたのであった。
部屋に入ってからも先のホテルマンは平謝りであるが、私はもの凄く不快な思いをしたので、彼に伝えました。
「サービス業に従事する方には、あるまじき不手際ですよ?こんな経験、今まで一度もしたことがないですから。私が間違って入ろうとしたお客さんも【不審人物が来た】と思ったでしょうね?貴方のミスで私が行ったこと、あちらに伝えて貴方がよーく謝って下さいね。私の名誉も取り返していただく意味でもね!」
怒鳴りはしませんが、口調はキツかったかも知れない。
だけど楽しい旅行の初っ端で、こんな不愉快な出来事に遭遇するとは思いもしませんでした。
まさかホテルマンが部屋の番号を間違えるなんて、思いもしないですから。(無いでしょ?こんな経験?)
睨みつける婆さんの顔が浮かぶし、何かもう悔しくて寝られませんでした。
あのホテルマンがつまらないミスをしたせいで、言われる必要も無い文句を言われ、謝る必要もないのに、謝らなくてはならなかった。
カードキーにも部屋番号記さなきゃダメだよ。
次からはホテル変えようかな。メシは美味いんだけどなぁ。
Posted at 2016/11/10 10:34:19 | |
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