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先日の親友の葬儀の帰りに、山形を訪れました。米沢市の郊外でありましたが、田圃の真ん中を走る道で、都会みたいな高い建物もない長閑な場所。

その道にあるコンビニに寄り、ニュースを見ようとテレビを点けましたが、一局しか受信しない。しかもワンセグの粗い画面。

カロナビのTVチューナーは山に近づくと、ワンセグでも映らなくなる。

しかし、ここは開けた場所なので、『問題ないだろう』と思ったけど、駄目だった。

中心部（米沢市）に行って、ようやくフルセグで映るように。

何なんだ？？

新東名の山間でも安定して映ったKENWOODの彩速ナビは、優秀だった。
ナビとしての使い勝手は、アレだったけど・・・。

蔵王の山頂は、今は地デジ映るのかな？？

急逝した親友の愛車の思い出。

親友は【クルマ好き】という程でも無いが、遠出はほぼクルマ。住んでる所の交通の便が悪く、クルマは足として必須。田舎は当たり前の事。

昔は結構スピードを出す人で、トロトロ走ってると「遅いなぁ〜」と文句言われた。

別にスピード違反を常にしていたのではなく、私の運転のリズムが悪いのが気に入らなかった様だ。割とおっとりした運転なので、せっかちな彼には『トロい運転』に映ったのだろう。

さて、そんな親友が乗っていたのは初代オペル・ヴィータ。これは何度も運転させて貰った。ゴルフ４以外の初めてのドイツ車だった。

電動パワーステアリングにクセがあったが、小さいエンジンなのに高速を矢のように突っ走る。直進安定性も当時乗っていたウィンダム３．０Ｇなんかと比較にならない。

『やっぱドイツ車って、スゲェな！』と感心。彼は二代目のヴィータも買った。こちらも走りは良かった。

オペルが撤退したので、彼はドイツ車からフランス車に移行。「形が気に入った」と言って、シトロエンＣ２を買う。

私には初めて運転するフランス車で、ハンドリングが超絶面白くて、交差点を曲がるのが楽しくて仕方なかった。

「オレが運転するよ！」と、積極的にハンドルを握らせてもらった。

小回りが利かないのと、シフトタイミングが日本車より遅くて、ギクシャクするのが弱点だった。
シートはヴィータより柔らかいが、長時間運転しても疲れない。内装のデザインも、国産には見ない素晴らしいもの。

その後はゴルフ６Ｒにスイフト・スポーツ（二代目）。

やはり、速いクルマがお好きなようだ。

彼がゴルフＲを買う前に６ＧＴＩを買ったが、ブレーキのフィールがＧＴＩと全く違っていて、とてもガッカリしたのを覚えている。
ただ、Ｒにはフォグが設定されてないので、彼はそこを羨ましがった。

最後に乗っていたのは、４年前に買ったスズキのＸーＢＥＥと昨年春に買ったポロＧＴＩ。

これはどちらも乗せて貰ってない。

コロナで行けなかったから。　　

ポロを買う時に、「ポロって、どうなの？」と相談を受けた。
『良いんじゃないの？貴方はスピード出す方だから、ビュンビュン走れるよ？純正ナビは使いにくいけどね〜』
「もう、歳だからそんなに飛ばさないよ！」と言うやり取りをした。　

この二台に乗れなかったのが、【痛恨の極み】である・・・。

【追記】
今朝方、亡き友人の夢を見た。
どこかの料亭の座敷で座って食事をしている後ろ姿だった。
「ああ、（肺炎が治り）元気になったんで、飯食ってるんだな～。良かった、良かった♪」と後ろを通りながら思った。
何故か声を掛けなかった自分。

多分、それが無意味である事を心の奥底で自覚していたのだろう・・・。これが【夢】であることも・・・

夏川りみの「涙（なだ）そうそう」が脳内で流れる。

あれは「亡くなった愛する人への思慕の気持ち」を歌った曲だと、結構後で知った。

マツダがＲXー７のレストアプログラムを受け付ける予定だとか。ＮＡロドに続く旧車オーナーへのサービス。

「ノーマルに近い状態」というロドの様な縛りはあるでしょうが、大切にしているセブンファンには朗報。

メーカーも【買い替え促進】ばかりではない。

お財布と相談・・・になりますが、まだまだロータリー・セブンに乗りたい！という方は、利用してみては？

セブンも程度のいい個体は、高額になってますから。