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ＭＲ２（ＡＷ１１）と、ユーノスロードスター（ＮＡテンロク）。

ミッドシップカーは、これとビートしか乗ったことがない。

ＭＲ２は同級生が中古車を買ったので、少しだけ運転させてもらったが、当時のマイカーだったファミリアＸＧなんか、象に乗ってるような緩慢なハンドリング。

あっちは乗用車。こっちはハンドリング・マシーン。

面白いほどよく曲がり、スッとインを向く。

当時は金もなく、こんな趣味性のクルマは買えなかったので、降りた後で羨ましくて悶々とした。

ただ、自然吸気エンジンは低速トルクが殆どなく、ファミリアの感覚でクラッチを繋ぐと、即エンスト。８６レビン・トレノより重いからだった。

そしてもう一台は、目からウロコが１００枚くらい落ちたユーノスロードスター。

これも友達が買って、何度も乗らせて貰ったが、『自分を中心にクルッと回る感覚』は、ＦＦ（ファミリア）では味わえず、またファミリアと比べて悶々としてしまった。

ビートはバランス的に後ろが重いので、クルリという感じではないが、高回転で走るのが、当時人気のＦ１マシン的。まさにマクラーレン・ホンダＭＰ４／５（という気分？）。

また乗りたいものだ。