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『ああっ女神さまっ』という漫画を昔読んでいた。

その中で、愛犬を亡くした主人公が悲しみから立ち直れずにいた時、タイトルのような言葉を掛けて慰めたのである。

悲しみが深いほど、愛も深かったのだ。

「その深い愛をお互いに与えていたのだから、あなたも愛犬も幸せだったはず」

良い言葉だな？と思いました。

次々と用事が入り、スカＧを車検に出すなんて、やってられない。

検切れ、上等！

仕方ないので、初めてのおつかい・・・。いや、初めての仮ナンバー取得で、いつものショップに運びます。

だけど、自賠責とかどうなるんだ？？

車検取らないと自賠責も加入できない？？

仮ナンバーを申請するには、自賠責加入が必須だとか書いてあったけど？？矛盾してね？？？

トラキチ・ロスから立ち直れないのに・・・。

お昼前までは、ピクッピクッと動いてましたが、昼に用事で出かけ戻ってきたら、既に事切れていました・・・。

いつかはこの日が来るのは、覚悟はしていたのだけど、本当に急だった。昨日の夕食時には、人間の食事の御裾分けをねだっていたほど、元気だったのに・・・・。


お前も親父と姉貴の元へ逝ったんだな・・・。

親父は喜ぶだろう。１４年ぶりの再会になるのだから・・・。お前を一番可愛がってくれた人だし、お前も親父が寝る時に、寝室に先に行って待ってたくらいだもんな。トイレにまで付いていって、トイレの戸の前で待っていたり、家の中を歩いていると、突然親父の足に後ろからタックルを仕掛けてきたり・・・と。本当に親父が大好きだった、トラキチ。

昨夜、牛乳をねだってきた時に、与えてやれば良かった・・・。ゴメンな・・・。

有難う、トラキチ。お前と暮らした日々は本当に“幸せ”だった・・・。我が家では一番長く飼っていたネコだった・・・。

犬でも猫でも、人間より寿命が短い生き物だから、最後まで看取ってあげなければいけない。

世話は大変だけど、それに勝るものを与えてくれるから・・・。

この『深い悲しみ』が、お前がオレに与えてくれた『幸せの量』って事だろう。

お前も『幸せ』だったかな？？トラキチ・・・。

愛猫“トラキチ”
我が家へ来て、１７年。人間年齢だと８４歳。

昨日までは割と動いていたが、今朝はもうほぼ動かない。まるで死期を待っているかのよう。

いよいよ、「別れの時」が来たのかも知れない。

大好きな牛乳を少しずつ口に入れてやったが、飲まない・・・。

昨日まではしつこくねだりに来たのだが・・・。

ペットを看取るのは、犬を二匹。

猫は何度も飼ったが、数年で家出するのがいつもの事であった。なので看取るまで飼ったことはない。

トラキチ、頑張ってくれ。お前は我が家の癒やしであり、アイドルだから。