
9時に寝てしまい、2時に目が覚めた。
みんカラ・モバイルをチェックしてたら、「三沢光晴」の文字が。なんだろう?引退発表か?けがでもしたのか?と思ってPCで見たら、
「試合中に頭を強打し他界」
ええ?
バックドロップを受けた時だというではないか。バックドロップは、受け身をきちんとしていれば、頭部へのダメージは少ない。基本中の基本、「受け身」が出来ているプロだからなせる技。(素人がやってはダメ)
しかし、技の種類により受け身ができないような危険な技もあり、それでお客さんがヒートアップする場合もある。ダイナマイト関西選手のダイハード関西だか、スプラッシュマウンテンだったかは、もっと過激だ。
しかし、新人ならばともかく、もう何十年とプロレスをやっている選手でもこのような事になるのはショックであります。
三沢選手を初めてみたのは、まだ全日本にいたころ。夜中のテレビで、小橋×三沢の三冠戦を中継していたのだ。
それまで「全日本はつまらない」と思っていた。新日本のnWoとか、派手な演出のプロレスが好きだった。全日本はお笑いもあるが、受けのすごさや耐久力のすごさを見せるので、良くも悪くも地味。そんなネガティヴな印象を吹き飛ばしたのが先の試合である。
プロレスの試合は15分もやれば「長いな~」と思う。新日本だと選手の持久力があまりないのか、派手でしかも短めな試合が多かったが、この二人ときたら全力で40分以上も闘っている。しかも間延びしたところがない。
こんなすごい試合をしていたのか!?
全日本を見なおした瞬間であった。試合を見ないで軽蔑していたことを申し訳なく思った。
全日本を離れた三沢選手がNOAHを立ち上げ、新日を離脱しZERO-ONEを立ち上げたばかりの橋本真也選手とリング上で向かい合った時は、さらに興奮した。今まで交わることがなかった全日系と新日系が肌を合わせたのだから。
その橋本選手も数年前に病気で他界。まさかその後が三沢とは・・・・。
昨年12月に
初代タイガーとタッグ戦で戦った試合(写真)を後楽園で見たけど、それが最後の試合になってしまった。見に行って良かった。
御冥福をお祈りいたします。
偶然録画していたリーブライフ21のCMは、永久保存版にします。
Posted at 2009/06/14 04:00:16 | |
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