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平城宮跡を発掘調査し、一般に公開している建物があります。

ここは中学の修学旅行で訪ねた記憶があります。奈良時代に建てられた建物の柱の穴が無数にある地面。それから昔使っていた井戸の枠だとか、当時の生活をしのばせる出土品を展示している。

考古学とか発掘調査とか、あの頃は全く興味が無く、逆に『なんて地味な仕事なんだろう？何が面白いのだろう？』と不思議に思っていた。

今は考古学の意義も解ります。昔の人々の暮らしなどが分かるのです。あとは想像力で補うのだ。

入館料は無料で、ボランティアのガイドのおじいさんが説明してくれました。

そこで私は、中学の修学旅行でここへ来た事と、「あの頃はこうした物の価値も分からなかったけど、今はとても貴重な物だと解りますよ！」と告げました。

おじいさん、嬉しそうでしたね。

写真撮影禁止の張り紙は無かったが、写真は撮りませんでした。

発掘調査って、色んな事が分かるので、とても重要な仕事です。

一週間前、うちの近所の道を走っている時でした。ゆるい右カーブに差し掛かろうとした時、対向車が来ました。狭いとはいえ、１８００ｍｍの幅の車同士でも、それほど緊張せずにすれ違える幅はある。
しかし、この対向車は道の真ん中を走ってきた。『軽を超えた軽』とかいう謎のキャッチコピーの小型車である。ピカピカなので新車のようだ。乗っていたのは７０代は間違いないというバァさんだった。

こっちはｕｐ！だが、道の真ん中走ってこられたら、すれ違えない。ってか、停まらざるを得なかった。

バァさん、こっちに気づいてようやく左に寄せたが、見通しの効かないカーブの真ん中を走ってくるとは、タイミング悪かったら正面衝突避けられなかった。

おそらく、左に寄せるのが怖かったんだろう。

まぁ自分も免許取り立ての頃は、左に寄せるのが怖かったけど・・・。

で、そのバァさんに昨日も出くわしたんだ。今度は広い国道を走ってた。後ろに付いちゃったんだけど、見てるとまた真ん中辺りを走ってる。対向車線にはみ出して・・・。

あんな走り方では絶対事故起こしますよ。

うちの村の人だけど、どこの人かは分からない。怖いな～。

先日の旅行でタクシーに乗った時、運転席にＲＥＣARO SR-3を装着したタクシーに当たりました。
ＳＲ－３と言えば、私も昔憧れた物。

運転手は７０前後の爺さんぽかった。

「いいシート付いてますね？」

「ええ・・・」

「やはりこういうお仕事ですと、腰に来ますよね？」

「ええ、まぁ・・・」

この人、話をしたくない人だった。



うちの車庫に眠ってるＥＲＧOMEDO－Ｄを、何とか往生させたらなアカンな～。今はシートエアバッグとか着いてるし、交換がしにくいんだよな～。

大仏殿に侵入します。ｗ

でかい！相変わらずのでかさです。

入口の所で線香を売っていて、それを香炉に立てる事が出来ます。

見ていると、線香を持って中に入ってきて、三回頭を下げている人が見られました。仏教圏の外国人でしょうね。香港とか、台湾とか。タイもそうだな。

２０年前の団体旅行の時は、特別に蓮華座のそばまで上がらせてもらえましたが、その時のガイド(ジジィ）が口が悪くて、とてもこういう所に勤めている人に思えなかった。
薬師寺の法話のようなユーモアを含めたものでなく、もろにうちの団体の態度を批判しましたからね。別に何をしたってわけでもないのに。

なのであのジジィだけは忘れない。（もうこの世に居ないだろうけど・・・）

蓮華座では、さらにでかく見えるんですよ。凄い迫力ですよ。


柱の穴をくぐるヤツ、もうこの肥満体では無理なので、見てるだけにしました。外国人旅行者が嬉々としてくぐってました。

あとね、大仏殿の中に『俗っぽい土産物の店』が出来ていたのがガッカリしました。

東大寺は子供頃の家族旅行と中・高校の修学旅行。そして２０年ほど前だったか、ある団体の旅行で来て以来。

近鉄奈良駅から路線バスに乗って東大寺入口まで移動。バスが激混みで参りました。

門で仁王像を眺めます。

そして鹿を避けながら進むと大仏殿に到着。この建物もでっかいんですよね。

しかも昔は更にでかい物が建っていたというし、その脇に七重の塔もツインで建っていたとか。

子供の頃には分からなかった・・・。この巨大な建築物を「人の手だけで精確に造った」という事実を。

クレーンなんか無かった時代。勿論、設計図をＰＣで描いた訳でもない。

人の力の素晴らしさ！を感じるのです。

大仏殿の入り口で見上げた時、その大きさに圧倒されながら、古の人々の努力と知恵に敬服するのです。


つづく