• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かわねこのブログ一覧

2022年05月08日 イイね!

連休に、幕営旅を愉しむ -2-

連休に、幕営旅を愉しむ -2- あてのない旅と言いつつも、明日までしか休みがないので、ちょっと遠回りする程度です。
 もう1日あれば、稚内くらいまで足を伸ばしたのですが。

 それでもって、相変わらず雨模様なのはちょっと残念ですが、それでもペラシャジョイントも完調になった、エスクでのドライブは愉しい♪
 雨と、ひたすら走っていたので、写真はドラレコのキャプチャなので荒いです。

alt
 岩尾内湖を抜け、山越えをしてオホーツク海が見えるところに出たところで、エスクのリフューエル。
alt
 野営後なので風呂に入りたく温泉を探したら、上湧別の道の駅に、温泉施設が併設されているので、ゆっくりお風呂とお腹もすいたので夕食。

 機嫌よく出発…したのは良いけれど、さすがにもう暗くなって来ています。どこか宿泊地を探さなくては。

 と、国道を南下していくと、高台にライトアップされた展望台が見えます。
alt
 そうだ、常呂の森林公園なら、トイレも駐車場もあるだろうと、上がって見ると…展望台はライトアップされていますが、その手前でゲートが設けられ、公園内に入れません。仕方ないので次行こうとさらに南下すると、国道沿いに能取の駐車公園が現れました。
alt
 が、駐車場内にキャンピングカーが1台あるのみで空いているのはいいけれど、照明があまりにも煌々としていて、まったく落ち着きません。国道沿いなのでクルマの騒音も気になり、ここもパス。

 そうだ、2月に能取岬に寄った時、きれいなトイレがあったっけ、と、行ってみるとなんとここのトイレは、16時で自動施錠され、夜は使えないのです。それ以前に岬だけに風も強すぎます。
 ここも諦め、では岬から降りたところにある、レイクサイドパークならと、…ここも閉鎖中。
alt
 ならば、網走湖北岸の駐車公園なら、と、行ってみると、なんとトイレが故障で閉鎖中。駐車場の開放のみ。もうここまで来ると、なにか嫌がらせでもされているよう。(←誰に?
 網走市内へ向かうと、国道沿いに公衆トイレと駐車場を見つけ、トイレを借りてみるときれいに管理されています。が、ここ、サイクリングロードの公園のようで、誰もいないのは良しとして、いかんせん目の前が開発局の官舎なのは落ち着かなすぎる。てなことでここもNG。網走湖南岸を西に向かい、スポーツ公園へ行ってみても、やはりここも閉鎖中。

 さあ困った。時刻はすでに21時過ぎ。さすがに身体もしんどくなってきた。女満別まで行けば、湖畔のキャンプ場があるけれど、たぶん混んでいるだろうし、さすがのかわねこも、もう走りたくありません。トイレはないけど国道沿いにいくつかある、駐車帯で妥協するか、と、探索していて、キャンプ場を出る時に水を汲み忘れていたことに気づきました。水がないのは、さすがにまずいなと、街中のコンビニにいったん戻ろうとした時です。

alt
 通過した「P」マークのそばに灯りが点いていて「さわやかトイレ」の文字が見えました。
 あれ?ここ、トイレあるじゃん。と、Uターンして戻ってみると、なんとそこは駐車帯どころか「呼人浦キャンプ場」だったのです。
 しかし駐車場も狭く、すでに4台ほどのクルマと大型オートバイが停まっています。ならば水だけもらって、隣の駐車帯へ行くか、と、トイレ奥の炊事場に行こうとしたら、奥のトイレ前には、まだ3台ほど停められるスペースが空いているではありませんか。
 受付も見当たらなかったので、検索してみるとここ、網走市管理で受付不要、もちろん無料のキャンプ場でした。

 これ幸いとここを宿泊地に決め、テントサイトが湿っていたので、今夜もベッドキット展開。
 残念なのは、雨もまだ霧雨がわずかに残っていたのと、気温が山より寒い2℃で、外でのんびりできず。早々にシュラフにもぐりこみました。街路灯がすぐ近くでしたが、サンシェードで遮ると気にならないくらい車内は真っ暗になり、さすがに疲れたのか、まだ22時過ぎというのに、横になったら眠りに落ちてしまったのでした。

alt
 昨夜もおなじ装備で寝たのに、気温の低さか明け方、背中が寒くて足元のカイロを背中に移さなければ、眠れなかったのはちょっと誤算。
 でも朝から晴れていて、目の前には網走湖が広がっているロケーション。これなら昨日はまっすぐここを目指して、早めにテントを張ってもよかったかな、と、思わせるものでした。

alt
 昨日ここを見つけるきっかけになったトイレも、よく整備されており、無料なのにトイレットペーパーまで完備されていたのは驚き。
alt
 このロケーションならば、ここでゆっくり朝食をしゃれこもうと、さっさとベッドキットをたたみ、最寄りのコンビニまで走ってサンドイッチを調達。お湯を沸かしてインスタントだけど、コーヒーといただきます。

alt
 キャンプ場は、駐車場こそ狭いものの、サイト自体はけっこう広く、開放感があります。国道とJRがすぐ脇なので、騒音は覚悟する必要がありますが、余計な設備がない昔ながらのキャンプ場で、無料なのは魅力。
 この国道沿いは何年も前から、なんども通っていたのに、このキャンプ場があることははじめて知りました。穴場ってあるものです。
 …最も、ちいさなキャンプ場なので、夏はすぐいっぱいになってしまいそうですが。

alt
 一昨日がこうだったらいいのに、と思える晴天なので、女満別を抜け美幌峠を越えてみます。頂上の道の駅には、かなりのクルマと人がいたので寄りませんでしたが、施設がリニューアルされた影響もあったようです。

alt
 峠を降りて弟子屈を抜けて、せっかくなのでひさびさの900草原へ登ってみることにしました。
 弟子屈町営の高原牧場で、360°のパノラマが特徴ですが、多和平とか開陽台の方が有名なせいか、あまり知られていないような気がします。
 ちなみに読み方は「きゅうひゃくそうげん」ではなく「きゅうまるまるそうげん」が正解。なんで900なのかと思ったら、牧草地の面積が約900ヘクタールだからだそう。

alt
 展望台のほかに、売店やバーベキュー舎などもありますが、コロナ対策のためか、それともまだ時期前なのか、いずれも営業はしておらず、広大な駐車場も閑散としていました。

alt
 900草原を後にして南下しますが、性分で幹線道路はなるべく走らず、道道を選んで走り、山道のワインディングも楽しんだり。と言っても、野営道具満載でひさびさにヘビーウエイトなエスクなので、まあ流す程度ですが。
 と、峠の終わり付近に「そば」「営業中」の幟が目に入りました。時計を見ると昼少し前。ダートを降りてみると、意外と新しめの建物がありました。

alt
 割とお腹が空いていたので、思わず豚丼のセットにしてしまいました。^^;
 そばはもっちりとした感触の太め麺で、タレの甘さがわたし好みです。
 食べている間にも、地元の常連さんとおぼしき方が来て、食べ終わって出る時も、次々とクルマが入ってきたので、有名なお店だったのかも。

alt
 若かりし頃ならば、休みの最終日は、日付が変わる前に帰着できれば儲けもの、くらいの飛びっぷりで、今回なら知床経由で帰ってくるくらいのことは平気でしていましたが、昨今はとてもそんな無茶はできなくなりました。
 てなことで、明るいうちにと、この後はまっすぐ帰投。
 でも十勝はちょうど桜が満開だったので、気分よく走れました。

 このところ、走っても日帰りばかりで、年末年始遠征以来の旅だったので、なかなかに楽しめた連休だったのでした。
 




Posted at 2022/05/08 22:25:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2022年05月08日 イイね!

連休に、幕営旅を愉しむ -1-

連休に、幕営旅を愉しむ -1- この連休はカレンダー通りには、なんとか休めたかわねこですが、幕営会というミッションが待ち構えていました。そう、楽しみでしょうがなかったこのイベント、天気予報はなんか傘のマークが付いていましたが、そんなことでめげるわけにはいきません。

 今回も、恒例の有楽町の羊肉を仕入れるべく、出発早々西帯広へ向かいます。と、店の前にはなんと数人の行列ができているではありませんか。
 店で食事できるのはこの1時間後からなので、みなさんやっぱりテイクアウトで、肉を買いに来ている方々。まーこの時期の北海道、花見だ、バーベキューだ、キャンプだ、家の庭で宴会だ、と、肉を買いに来るのが当たり前なのでしょうね。

alt
 そんなわけで、無事食材もゲットして、北上開始。出発時には晴れていた空も、悲しいかな予報通りに崩れ始め、三国峠を越える際には、何かあまり見たくない白いものが空を舞っています。
alt
 峠の向こうは、真っ白く染まっていたり…は幸い(夏タイヤだし)になく、会場に無事到着。
alt
 これまた予報通りの雨模様ですが、そんなことでめげる奇特な我々ではありません。
 雨の合間を逃さずに設営を開始し、幕営会開始。

alt
 そして焚き火の準備。薪はかわねこが持ち込んだ廃材。ゴミの処分ではないので念のため。(笑
 ノコの切れ味が良くて、あっという間に準備できました。

alt
 他に人がいないことをいいことに、屋根のあるバーベキュー棟に陣取ったので、この後の本降りでも平気です。
 少員数でこじんまりとなのもいいですね。

alt
 やっぱり焚き火サイコーです。
 …でも、ここから本降りになってしまい、結局焚き火にはあたれず、煉炭ストーブで足元を暖めてしのぎました。

 と、ふいにすぐ近くの木から、ふくろうの「ホォーホォー」という声が聴こえてきました。ふくろうの声なんて、何年ぶりに聴いたのだろう。人気のない山間のキャンプ場ならではです。

alt
 そして焚き火の本領発揮。ダッチオーブンでの焼き芋です。甘くてとろとろでメチャうま!でした。

 そんなこんなでお腹もいっぱいになり(食い続けないと寒い)、日付が変わる頃まで宴は続いたのでありました。

alt
 実はこの日かわねこはテントではなく、ベッドキットを持ち込んでの、車中泊でした。
 現在常用しているオガワのクローカー12は、シングルスキンでフライシートがないため、あまり雨に強くないのと、テントを濡らしてしまうと、帰投してから干さなければいけないなど、メンテが大変なために今回は車中泊を選択。

 5℃程度の気温でしたが、封筒型シュラフ+毛布、足元にカイロをひとつ放り込んでいたらぬくぬくで、朝まで爆睡でした。^^;

alt
 朝は幕営会の定番となりつつある?「朝ラー」。自家製チャーシューと、味玉の美味さといったら!

alt
 雨に加えて風も出てきて、カセットヒーターで足元を暖めつつ、馬鹿話で盛り上がりましたが、気づくと雨もやみ、青空も見えています。
 この機を逃しては、と、一斉に撤収。

 こうして今回も、愉しい幕営会は終了したのでした。


 が。かわねこの旅はこれで終わらず。
 せっかく明日もお休みなので、まっすぐ帰るのはもったいない、と、ぶらぶらとあてのない旅に出たのでした。(笑


つづく




Posted at 2022/05/08 21:49:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2022年04月30日 イイね!

青空が見えているうちに

青空が見えているうちに 例年より雪の総量も少なかった十勝の冬ですが、春になってからも、雨も少なくカラカラ天気が続いています。
 …だからと言って、よりにもよって、連休中後半にまとまって来る予定を組まなくても…。(泣

 とは言え、例年より気温が高めで、どうやら今年は白いのはもう来ないらしい。たぶん。きっと。いや絶対にそうだ。

alt

 と、信じたので、連休の初日にさっそくタイヤ交換。後半はちょっとドライブに行く予定もあることですし。

alt

 愛用している、夏用ホイールのエンケイ・RPF1ですが、ちょっとアクセントを付けようかと、実は昨年秋に、リムストライプ貼りを施していました。
 思ったより地味で、よく見ないとわからないくらいなので、もう少し太いラインでも良かったかな。^^;

alt

 そんなわけで、夏タイヤの感触をチェック、を言い訳にちょいとドライブ。
 晴れ間が見えるのも、どうやら明日の午前中までらしいので。(←本音
 けっこう減ってきているので、少し段減りのノイズはしますが、ホイールも軽いので、やはり軽快です。

alt

 この2日ほど、十勝の春の風物詩とも言える、強風に見舞われているので、遠景も霞んでいます。
 今年は特に例年より酷い印象ですが、これも雨が少なく乾燥しきっているからでしょう。
alt

 ズームすると、ふもと付近は土埃で茶色の帯ができるほど。実際、走っていても、吹雪のように視界がいきなり全面茶色くなり、何も見えなくなる危険な場面もありました。畑の被害が心配です。
 写真を撮りに、車外へ出てもなんとなく埃っぽいかんじがつきまといます。こんな状況なので、オートバイに乗る気も失くします。

alt

 ちょっと走ると、あちこちでずいぶん桜が咲いていましたが、連休前半のこの時期なのは、やっぱり早いですね。

 やっぱり桜は見るだけじゃなく、撮ってしまいます。^^;
alt
alt
alt
 
 この余波で、いよいよ鼻水ずるずるになってきているのは、言うまでもありません。(笑
alt







 






Posted at 2022/04/30 23:24:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2022年03月30日 イイね!

おかえり

おかえり 3月4日から始まった、代車生活がついに終わり、先週末にエスクが基地へ戻ってきました。

 突如走行不能になってしまった状況から、センターデフやトランスファーのトラブルも考えられましたが、プロペラシャフトジョイントの破損ではないか、と当たりをつけていたのですが。
 というのも、もともと、昨年クラッチオーバーホールをしてから、リアプロペラシャフトジョイントにガタが出てしまい、振動と異音が出るようになっていたのです。

 さらに走行不能になった際に、アクセルを吹かすと、わずかながらに走ろうとする動きが見られたことから、これは、三代目エスクードのセンターデフには、カム式LSDが入っているので、それが効いて動こうとしていたのでは、と推測していました。

alt
 主治医に診てもらったところ、果たしてリアプロペラシャフトの前側、センターデフに繋がる部分のジョイントが破損していたそうです。

 つまり、リアプロペラシャフトジョイントがダメになったことで、センターデフが効いて走れなくなり、駆動モードを4H-LOCKにして直結にすると、FWD状態で走ることができたようです。

 これ、昨年夏の車検時にも修理するか、主治医から打診されていましたが、その時点では異音だけだったので、様子見としました。
 と言うのも、スズキはジョイントが壊れる前提にないのか、ジョイント単品での部品供給はなく、プロペラシャフトAssyでの交換になってしまうので、部品代が高いのですよ。

 もっとも、センターデフの故障だったとしたら、ミッション全バラでのオーバーホールになってしまい、工賃が相当かかるので、ペラシャで幸いだったかも。
alt
ちなみに、エスクのペラシャジョイントは一般的なユニバーサルではなく、ドラシャのそれのようにボールベアリングが入った、等速ジョイントでした。ボールが入る、アウターレースが削れて変形したことより、駆動トルクがかかる時には「コクッ」というガタがあり、トルクが抜けた減速時には、ボールが遊んで「カラカラ…」という音を発していたと推測します。
 実は、年末年始の遠征をしてから、心なしか異音が大きくなってきたような気もしていたのですが、これは変形が進んでいたのでしょうね。ジョイント内でボールが遊んで、加速度的に変形が進んだと思われます。

alt
alt
 そんなわけで、無事ペラシャ交換が完了。で、実は今回、トラブっていないフロント側ペラシャも交換しています。
 と言うのも、発注ミスでフロントペラシャも来てしまったもよう。お店で大幅な値引きをしてくださったので、エスクには今後も長く乗ることから、安心のために交換しておくことにしました。

 なんだかんだで、年度末の車検激混み時で、整備待ちだったり、部品の到着に時間がかかったりで3週間、と、エスク史上最長入院期間となりましたが、緊急修理を受けてくれ、代車も出してもらったので、主治医には感謝です。
alt
 引き取りから基地への帰投時、ひさびさの運転席のこの眺めに、心底ほっとしました。

alt
 1月の大雪と、3月連休のとどめの降雪で、基地の庭にはまだ残雪がありますが、路面は完全にアスファルトが出ています。今後はもう、そう降らないだろうと「切なる願いを込めて」(笑)、エスクが帰還した翌日、本番用スタッドレスをケチって、なんちゃってスタッドレスへ交換しました。
alt
 タイヤ交換の勢いで、もう凍結することもあるまいと、バグガードも付けました。
alt
 そう。せっかく完調なったエスクで、タイヤも換え、空もこの晴れっぷりとあっては、これは走らないわけには行きません。^^

alt
 気温もこの暖かさ(北海道にしては)で、すっかり春もよう。

alt
 3週間ぶりに乗るエスクは、段減りしているなんちゃってスタッドレスが、ごーごーうるさいハズですが、こんなに静かだったかな、という印象。この1年、ジョイントの異音に耳が慣れてしまっていたのかもしれません。
 加速もずいぶんとスムーズになった気もします。これは、ジョイントのガタがなくなって、駆動トルクが無駄なくかかっている効果と思います。

alt
 いつもの年の3月末の十勝なら、畑の雪はすっかり消えて、土が見えているはずなのに、今年に限ってはまだこの風景。

alt
 でも、この暖気でどんどん融け、路面に川ができるのも、この時期ならでは。
 もっとも、ここまで「海」になっているのは、ちょっと例外ですが。

alt
 通りかかったスキー場の駐車場の片隅には、今シーズンの役目を終えた、スノーマシン(人工降雪機)がひっそりと置いてありました。

alt
 基地を出たときは、せっかくなので峠を越えて、一気走りを…とも思っていましたが、晴天の十勝で写真を撮りながら、ぶらぶら走っていたら、結局峠は越えずじまいでした。でも、楽しかったから良いのです。

alt
 ほぼひと月離れていたせいもあるのでしょうけれど、やっぱりエスクで走るのは、まあ愉しくて落ち着くことこの上ありません。
 やっぱり、いいなあ。

alt










Posted at 2022/03/30 22:33:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2022年03月06日 イイね!

雪のドライブ

雪のドライブ そんなわけで、エスクは入院となってしまい、代車のお疲れフィットでは、お出かけする気にもならないので、ひと月近く前の話なんぞ綴ってみます。


 十勝晴れ、という言葉があるように、十勝の冬は晴れが多く、殊に今年は1月中旬の記録的な大雪以来、10㎝程度の積雪が2月にいちどと、昨夜にも、と幸い大した積雪がありません。
 それ自体は大変にありがたく、夏タイヤでも走れるのでは、と錯覚するほど普通にアスファルトが出ている路面も、走るぶんには楽なのですが。

 十勝に越してくる前は、冬は普通に圧雪ばかり走っていましたし、かつては1月2月が少し時間が取れるので、休日にはあちこちと走ったものです。
 そんな2月はじめに、萌街に出張した際には、十勝の向こうはずっと圧雪路で、ひさびさに走ったらなかなかに楽しかったので、エスクでも走りたくなってしまいました。
 しかし2月はナントカ申告があるので、三連休もお籠りかなあと思いつつ、連休2日目の青空を恨めしく眺めながら、机にしがみついていたのですが、ちょっとがんばったら、先が見えてきました。

 そして翌朝。6時ちょうどにごく軽い地震があり、目が覚めたのですが。
 窓の外を見ると、夜半から降っていたらしく、一面に雪が2~3㎝ほど積もっていて、まだちらちらと舞っているではありませんか。
 
 こうなるといけません。
 雪が、いや、「雪道が」(ココ大事)、俺を呼んでいる!(←呼んでません

 ばたばたと準備して、エスクを始動。せっかくなので、幹線路ではなく、裏道に入ってみると。

alt
 案の定、まだ陽が当たっていないので、路面はうっすらいいぐあいに積雪したまま。

alt
 実に久々に、巻き上がる雪煙が映るミラーに、テンションが上がります。きゃっほー♪(←馬鹿

alt
 小1時間ほど、農道や裏道を選んで走ると、後ろはこの状態。(笑
 さすがにテールランプとリアウインドの雪を落として、国道も圧雪になっていたので、足寄まで足を伸ばします。

alt
 このドライブの、数日前の新聞報道で知りましたが、足寄湖の道の駅が、道の駅を返上したそう。早くも看板が撤去されていました。

alt
 とは言え、駐車場とトイレはそのまま使えるのはありがたい。かつて駐車場の上で、濃厚で美味しいソフトクリームを売っていた売店は閉鎖してかなり経つので、まあこれまでと変わらないってことですかね。
 ちなみに、売店横に併設されていたチーズ工場は単独でまだ操業しているようです。

 道の駅に認定されると、施設の整備費用などが国から補助されるようですが、おそらく維持管理費用は自治体負担のようなので、足寄町として道の駅には、メリットが薄かったのでしょう。そもそも市街地の足寄駅跡も、足寄道の駅となっていて、1町に2箇所も道の駅があること自体、珍しいことでしたが。

alt
 道の駅でトイレ休憩のあとも、気分が良かったので、さらに北へ向かいます。
 嬉しいことに、国道もずっと圧雪路。ああ、このかんじ、懐かしいなあ。
alt
 陸別を抜けると、時々陽も差して、路面はこうなっています。
 黒い部分、アスファルトが出ているように見えますが、実は表面は凍っています。そう、ブラックアイスバーンってやつです。
 マイナス気温ならば、表面を粉雪が舞っているので、わりと見分けはつきやすいもので、もちろん気を抜いてはいけませんが、深い轍でもなければ、急ハンドルを切るとか、ガッツリブレーキ踏むとか、変な操作をしなければ、それほどヤバい路面でもありません。

alt
 しかし、マイナス気温でも日差しが当たると、表面が融けて濡れたアスファルトになったりするあたり、お陽さまってすごい。^^;

alt
 そんなこんなで、4時間ほど走ってしまいました。
 昨日走っていたら、アスファルトが出ているただの夏道ドライブでしたから、なんか得した気分。(←やっぱり馬鹿

alt
 気づけば、網走の東端、能取岬が目の前。
 ところどころ浮かんでいるのは、流氷のカケラ、かな。

alt
 せっかくなので、能取岬まで行って、海を眺めてみます。
 しかし流氷は残念ながら、まだ遠く。
 でもいいのです。内陸住まいには、海を見られただけでも満足です。^^
alt
alt

 網走市内で軽く昼食を摂ったあと、帰途へつきます。
alt
 同じルートは極力走りたくない性質なので、帰りは少し南へ下り、東藻琴から藻琴峠、小清水峠を走ってみました。ここも圧雪なので楽しい♪
 雪道を走っていると、今さらながらに、エスクの駆動システムの良さに惚れ直します。
 安定しつつも、リア側が少しづつ蹴り出す感覚は、47:53でリア側にトルク配分が寄っている、三代目エスクならではの特性で、かわねこ的には気に入っているポイントのひとつでもあります。

 そんなわけで、川湯への下りでは、眼下に屈斜路湖が望めましたが、走るのが楽しくて止まらず、写真は撮れませんでした。^^;

alt
 遊んでいたら、日も傾いてきたので、釧路から本別までは、道東道でジャンプ。道東道はもちろんのこと、降りた国道も日中の日差しで、すっかりアスファルトが見えていました。

alt
 でもやっぱり、山越えの道に入ると、まだ圧雪も残っていて、最後まで雪道の感触があり、往復520kmあまりを満喫することができました。

 いやあ、やっぱり雪道のドライブは愉しいなあ、とつくづく思ったのでした。

alt 





Posted at 2022/03/06 17:01:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ

プロフィール

「今年のラリホのパーソナルスポンサー、申込期限が盆前の8日までなんだ。気づいて良かった。」
何シテル?   07/28 20:44
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
131415 1617 18 19
20 21222324 25 26
2728293031  

リンク・クリップ

To all the GRANDVITARA users 
カテゴリ:ESCUDO
2013/04/25 00:50:33
 
TREK FIELD 
カテゴリ:震災支援
2011/04/27 21:50:38
 
SSER ORGANISATION 
カテゴリ:震災支援
2011/04/10 23:28:28
 

愛車一覧

スズキ エスクード スズキ エスクード
外遊びの相棒として、約20年乗ったD21テラノの後継機として、2012年8月4日より就航 ...
カワサキ スーパーシェルパ シェルパくん (カワサキ スーパーシェルパ)
街乗りから林道散歩、ツーリングまでなんでもそつなくこなす、オールラウンダーな相棒です。 ...
スズキ ワゴンR あ~るくん (スズキ ワゴンR)
池から自転車で飛び出したり、自分でゴハンを炊いたりはしないけど「あ~るくん」です。(笑 ...
カワサキ KSR-II ちびくろ (カワサキ KSR-II)
1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation