
2024年もあと数時間となりました。
今年もお陰様でワンスマは沢山の笑顔に出会う事が出来ました、そしてネーミングどおり(1日笑顔を創る)事も出来ました。
メールニュースは数日前に年末の御挨拶をさせてもらいましたが以下に改めて。
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いつもワンスマをご愛顧いただきありがとうございます。
2009年から『ワンデイスマイル』としてドライビングレッスンを企画運営する団体を設立し2013年からは法人(株式会社ABSSA)として、いつしか名称も皆さんが好意を持って略称で呼んでくれていた『ワンスマ』となり、今年で16年目となりました。
代名詞ともいえる広場トレーニングは今までで延べ6,000人以上、袖森フェスティバルは11月の開催で45回目、袖-1GPやドラアカTV、年に1度のプレミアムレッスン、恒常的に行うドラサポ、FSWワンスマラウンジ運営など、沢山のアマチュア/ジェントルマンドライバーさんと出会う中でワンスマも常に変化を恐れずに進化し続けてきました。
その時その時のニーズに応えられるものを提供し、年間に70以上の一般募集プログラムを開催し、延べ1,200人以上のご参加をいただきました。
私も主任インストラクターの井上も年間で300台以上のオーナーの車両をDriveしてきました。
2025年、ABSSA MOTORSPORTとしての活動も前向きに調整中、我々もまたレースします!って状態ですし、車が好き、サーキットが好き、レースが好きという方々のゼロからイチへと進化する為の各種プログラム、そしてイチからその先に続く、自分に合ったサーキットとの付き合い方に合わせたサポートが出来る体制を引き続き構築していきたい所存です。
引き続きよろしくお願い申し上げます、良いお年をお迎えください。
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最近良く考える事があるんです。
『私は厳しい人なのだろうか?』という事、、、昔ほどじゃないけど参加者に対して厳しいという事を言われる時が今だにあるんですよね。
確かにダメなものはダメと言う時あるし、お客さんだから神様だとは思ってない節あるし、上手くなりたい速くなりたい人に対して、お客さんではなく参加者として厳格に対峙するというスタンスは昔から基本は変わってないです。
(まあでも年を重ねて丸くはなりましたけどね 苦笑)
でも一方ではユーモアセンスは常に持っていたいし、プロを目指す訳じゃないから学校の部活の部長や監督のような厳しさは今はないハズなんです。
でもじゃあなんで今だにそう言われるんだろう?って考えるとやはり我々がやっているのは『安全』に関わるスポーツだからです。
自分の体、生命、そして一緒に走る人のクルマ(財産)や安全にも関わるから、知らない人、知ろうとしない人、いい加減な人、出来ないものを出来ないままにしている人に対しては厳しい部分を持ち合わせてないと、とは思います。
何かあると”ワンスマで初めて、教わった”という風にみられるでしょうし、何かやってしまったら立場的に一緒に謝りに行かないといけない、監督責任のある立場の時もあります。
(今年も一度大先輩ドライバーの元に一緒に謝りに行ったりしました)
ルールやマナーも含めて、知らなうちや出来ない内は厳しくないと事の重要さを分かって貰えないでしょう、でもある程度知って出来る様になれば技術に対しての目指す方向によっての出来栄えがサーキットごとはタイムでしっかり出るし、競技をやればしっかり結果として出るので、出来ない事を望むような事はそもそもしないし、普段できるてる事をレースで発揮する事自体も簡単でない事は自分が競技をやってきたからこそ重々理解している。
私が厳しいと思う人はそういう人でしょうし(まだまだ始めたばかりで足りない部分がある)、逆に厳しいなんて思ってない人(出来る様になってきた人かもう出来ている人)もそういう人なんでしょうね。。。
今年、お客様でゴルフのコーチをしている方が居て一緒にラウンドをさせてもらった事があるんですが、一緒にその方のスクールに通う生徒さんもラウンドしました、私への教え方とその方への教え方おスタンスが明らかに違ったのは、彼はスクールに通うちゃん教えないといけない人で、私の場合は教えて貰いたいと思っているとは言え状況が違うから、、、ですよね。
サーキットへ行くとその方の立場が私であり、スクールの生徒さんにも色々な方向や立場、関係性の方が居るので、厳しい事が必要な時に言えない人はまだ関係性が薄い、いわゆる”お客様扱い”なんだと思います。
私だって『いいですね~ センスありますね~ 流石ですね~』って言っているだけでいいなら悪役にならないし、楽!(笑)
経験者であってもチームで走って貰うとか、ワンスマでゼロからスタートしてもらうには、どちらも一定の責任が生じるので、どうしてもそうならざるを得ないんです。
ワンスマは囲い込みの為の箱を作ってきて”ヨイショ”をする所な訳じゃなくて、走る楽しみを共有できる仲間、ワンスマの存在がありがたいと思ってくれる方々が集う場所にする為の箱を作ってきたと思います。
だからプロよりどの位劣っているか?の指針では本来ダメで速さや結果を競う事になる競技は仕方ないけど、”運転のうまさ”はタイムや点数で表すというより”検定”のようなシステムが必要だよな~って前から思っていて、なかなか形に出来なかったのが袖-1GPのジェントルマンスコアシステムを構築する事である程度形に出来たのでは?とも思います。
箱って言うと誤解されるかもしれないけど物理的なBOXではなく精神的なサークルのイメージ、他のプロドライバーと違うアプローチをしてきたけど、私はホストの様な事は出来ないので、自分の真価で勝負なんですよね。
だから目上の方々に可愛がられないタイプ(笑)、実力と役に立てるかどうか?でしか勝負してない(つもり)、だからたぶん鼻につく奴に見えたり、うまくやりやがってって思われやすい存在なんだと思う(苦笑)
10憶を1名2名見つけるのではなく100万で1年遊びたい!って人を100名200名集める、っていうのがワンスマのビジネスモデルの主軸、だからこそのリスクや手間もあるけど、いいお客様しか居れない環境が出来ているので自然淘汰されている気がしていて、だからこその我々が享受できるチャンスもあるとも思っている。
取りこぼし的なものもきっと多いのかもしれないけど、業界には”お零れ”というか、『うちでは手に負えないツワモノ』がポロポロと流れ、ゼロからではないベースが出来ている方々が『褒められて育ててもらった方が成長する』ってお互い誤解の上で成立する関係からスタートできる環境も一定数あると思われます。
(自分に責任が生じる様になるとそういう訳にもいかないってこの先に分かるでしょう)
その環境を維持する為に私は1年で230日近くサーキットに足を運び、360台のオーナー車両に乗る、その内80日はほぼマンツーマンの様な形で150台近くの車両でドラサポをやっている、見た目の箱も必要と国際サーキットのパドックに居場所を構えて100日近くFSWワンスマラウンジが開いていて、サーキットをより安全に走れる様に40回の広場トレ、500名近くが1年で広場を受講して、袖森フェスなどで300名がサーキットを楽しみ、FSWを走りたい人はMcLaren Free Runなどで年間100名以上、ドライブスルーやワンスマカートなども入れると延べで1年1200人くらいがワンスマを活用してくれている、それが継続できているのは常に新しい手法、もっと良いやり方、今のやり方にあった改善を模索し続けているからだと思います。
メーカー系やB to Bイベントもあるので、実際はもっと色々な方にお会いしていると思いますが、実際に自分で走る人の為のイベントやそれを知って貰うキッカケになっているB to Bイベント、どちらも本当に大切。
沢山の方々が通過するワンスマだからこそ、それら業界の需要や雇用を作っていると思うし、自分が本当にレースだけやっていきたいければ自分だけでやっていけばもっと稼げる形態になっていただろうし、こうして仕組み化しているのはレース当然したいけど、それでお金持ちになりたい!って訳じゃなくて、自分の経験を活用して求められた人たちのお役に立ちたい!って意識の方が強いからなんだろうな~と自己観察している最近です。
特に45歳を超えてきた4度目の年男だった今年は”人の幸せを願う生活にシフト”しないと、と思う事が増えてきた、今まで自分中心でやってきたからね、、、(でないとここまでやって来れなかった)
そんなワンスマの中でゼロからスタートして公式戦デビューの方のYoutube映像も是非見て頂きたいです。
こちら こ
ちら
この方に限らず、1年前を振り返るとまさか自分がレースやるとは?って人結構多い(笑) その位、サーキットってハートが奪われ心突き動かされる場所なんだと思うし、私たちはその象徴としてやっぱりレースで戦う姿を見せ続けないといけないとも思う1年でした。
今年は断腸の思いでレース活動は控え気味でしたが、だからこその来年の活動が楽しみです、1月25日の新年活動報告PARTYにて発表するべく準備を粛々と進めております。
2024年の名場面はFacebookの方に公開しました >>>
こちら
長くやっている、信頼を得ている、色々なジェントルマンを見て来た、腹くくっている、、、これがワンスマの強みである事は間違いない!って事で、2025年も是非御贔屓に、よろしくお願いいたします!