FANATEC GT World Challenge Asia / Japan Cupの第一ステージ、鈴鹿戦を終えて2週連続開催のFSW戦に向けて怒涛の準備中です。
今は、何を行っても言い訳になってしまうので、細かい事は結果を出したFSW戦の後に書きます。
支援者様宛に展開した簡易レポートをご紹介させて頂きます。
手応えはあります、あとはやるだけ。
今週末こそ、、、です。
引き続き応援よろしくお願いします。
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関係各位
いつも大変お世話になっております。
先日7/15-17日に三重県鈴鹿サーキットにてFANATEC GT World Challenge Asia / Japan Cup開幕ラウンドが開催されました。
今週末は2週連続で開催されるFSWラウンドがありますので、以下簡易レポートなります。ご了承ください。
木曜日の非公式テスト(午前に3時間、午後に2時間)からいよいよ開幕、午前はDryでの車のバランスチェック、午後はWet路面になってのバランスチェックが行われた。
金曜日は公式日程となり、引き続き非公式練習走行と公式練習が午前と午後に1時間ずつ開催された。
予選を見越したセットと決勝用のセットをプライベートテストを数回FSWで実施してきた時のデータをベースにアレンジしDryでは2分3-5秒台、Wetでは8-18秒台での走行となり、全体の状況から予選では全体での3列目以内を目指すという設定となった。
土曜日の予選、まずはDriver1登録の小泉選手が2分3秒741を記録して全体9番手(プロアマクラス5位)となる。
続いてDriver2登録の澤が2分1秒332を記録して全体10番手(プロアマクラス9位)となる。
決勝1(Japan Cup Rd.1)は土曜日の午後に60分の決勝が開催されたが、予報通り予選後に雨が降りWET路面でのスタートとなる。
スタートDrは予選1を走行した小泉選手だが、無事にウォータースクリーンで視界が不良の中のスタートも確実にポジションをキープし、他車のコースアウトや接触によるスピン、SCラン出動などの中、確実にポジションを上げドライバー交代の為のPit Window Open直前には全体4番手(プロアマクラストップ)に躍り出る。
Pit Openとなり後半担当の澤への交代となるが、ここでスタート直後から雨はやみ、路面が急速に好転していく中でタイヤは敢えて交換せず熱の入ったタイヤのままで空気圧調整のみでピットアウトをする作戦を取る。
ピットループ内の指定時間90秒に対して約10秒余計にピット時間を要し、コースに復帰して全車がピットを終えた時点で全体10位、クラス7位までポジションを落としてしまうが、ここでプロDr同士のWet内のバトルの中でコースアウト車両が居たりもあってポジションが前後する中、ピットin時の速度違反(車両の速度設定が原因)の裁定が下り、ドライブスルーペナルティとなる、ペナルティ実施後は全体12位、クラス9位を走行し、そのままゴール開幕戦をポイント獲得圏内でフィニッシュする事となった。
決勝2(Japan Cup Rd.2)は日曜日の昼に60分の決勝が開催される、前日決勝のWETから一転、夏の鈴鹿らしい晴天とこの週で一番の高温となる30度以上、路面温度50度近くのコンディションの中、予選2を走行した澤がスタートを担当する。
スタートで8番手にポジションアップし序盤からハイペースで前の車両に食らいつく澤、GT4車両がコース上に停車した為にSCランとなるが直ぐに再開、前日全体2位となったOKAZAKI PORSCHEや前日のレースでクラッシュしマシンを交換し後方から追い上げてきたYogibo Ferrariなどにポジションを明け渡すも130Rでのコースアウト車両が発生し再度SCラン、トップから10秒以内の接戦状態でPit Window Open時間となる。
後半担当の小泉選手も澤がスタート前のグリッドへの走行で皮むき&熱入れをした新品スリックタイヤでコースインし後半の追い上げ作戦を取ったが、前日のピット時間超過の原因を究明し対策を講じたピット作業だったが今度は違う要因に問題が生じ、本来よりも15秒近く余計に掛かってピットアウト。
前日のレースの上位3台にサクセスタイムペナルティとして規定のタイムループ90秒に更に15秒、10秒、5秒が加算されるために、後半に向けて予定通り順当にコースイン出来ていれば全体5~7番手、クラス2~3番手でコース復帰できる目論見だったが、実際は全体12番手、クラス7番手でのコース復帰となってしまう、しかしここから小泉選手はクラス違いの車両に引っ掛かったスティント序盤を経過するとラップペースが良く、また後半は荒れた展開にもなってSCランが出るような多重クラッシュも発生、残り5分の所で出動となった最後のSCランの際には全体7番手、クラス4位と本来ピットアウト後にいれる予定だったポジションまで挽回をしていたが、このままSCランでチェッカーを受ける事となった。
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澤コメント:
開幕戦までの準備は本当に大変でしたが、チームスタッフの皆、そして支援して下さる皆さんのお陰で今年もレースの場に無事にこの場に立てて良かったです。
開幕戦はクルマのセットアップ、ドライバーの走り、チームの連携や戦略、ピットストップなど色々な要素が絡む中、上手く進んだ部分とミスが重なってしまった部分がありました。
開幕戦で雨も絡む難しい状況、チームのメンバーも一新しての戦いですからある程度は想定していた事でしたが、特に日曜日のレースはクルマのバランスも良く、良いレースが出来ていたと思うので、惜しかったし、悔しいし、クラス表彰台圏内でのレースを取りこぼしてしまう残念な内容となってしまいました。
こういう時に確実に結果を出さないといけない!チームのミスは任命責任がある自分の責任でもあり、同じ事を繰り返さない対策が急務だと考えます。
開幕戦を通じて、このシリーズの結果を出す為の戦い方を改めて確認し、今回の反省点を短い時間内でも反映して今週のFSW戦はチームメンバーの増員や役割配分などの再編成を行って臨みます。
今年用に新設計されたPirelliのタイヤも特性が理解でき、鈴鹿でもFSWでも良いバランスで走れるセットが見つかっています。今週末のFSW戦は沢山のゲストも現地に応援に来て下さるので、チーム代表として、ドライバーとしてノーミスで進め、チームとしても本来の能力がチームスタッフ全員が発揮できる環境づくりを心掛けて進めたいと思います。
鈴鹿戦、現地観戦にお越しの皆さん、ありがとうございました、また今週のFSW戦にお越しの方々、ご期待ください。
引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。
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澤圭太公式戦通算成績:
公式戦 211戦(レース歴 1998年4輪レースデビューから25年目)
表彰台獲得 85 回目(獲得率 40.3%)
優勝回数 23 回(優勝率 11.0%)
PP獲得13回、ファステストラップ6回
協賛各社の皆様のご紹介(順不同、敬称略):
澤圭太 / ABSSA MOTORSPORTのレース活動及び、ドライビングレッスン団体「ワンスマ」業務は以下の企業様、個人様に支援を頂いております。改めまして皆様のご理解ご支援に感謝申し上げます。
ABSSA MOTORSPORT チーム支援企業様(3ブランド):
innovation
First Garage / First Cargo
McLaren CUSTOMER RACING
パーソナルスポンサー様(7社):
HC GALLERY
DESIGN GROW
MG Group
服部クリニック
富士森内科クリニック
大岡技研株式会社
ZENKAI Racing
ワンスマラウンジ協力企業 及び ワンスマプログラム協賛(2社):
Scuderia 46
LAILE Motorsport
テクニカルスポンサー様(3社):
STBP / 東京ベストプラン
Djac
Arai HELMET
FORZA!! Smiler 2022(個人メンバー様25名56口、企業メンバー様12社14口):
企業協賛枠:
医療法人三栄会
Industrial Development Center Clinic : IDCC
延命酢 / 有限会社マルヤス
DABS
八王子税理士事務所
本町皮膚科
Spinning Garage
Power Profit Japan
魚のへそ
医療法人社団明悠会(小原クリニック)
岩国西生コン株式会社
岩国資材株式会社
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以上、引き続きご支援のほど、宜しくお願いいたします。
株式会社ABSSA 代表取締役 / ワンスマ主宰 / レースドライバー
澤 圭太 / KEITA SAWA