先日のゴルフラウンドで一度やってみようと思っていたドライバー封印戦法をやってみたんです。
いつも練習的に行く『総武カントリー北コース』(1人予約ってやつ)は9ホールを2回回るスタイルで距離も十分、パーは35-35で70とパー3が2ホールあってパー5も2ホールあって他はミドル(パー4)が5ホールというスタイルではなくロング(パー5)が1ホールしかない。
ここで前半は51、後半は49でスコア100だったのですが、色々と解析をしてみました。
(パー72のコースなら100では済まず101-103だったと推測)
ベストスコア90、アベレージ98-102の自分の場合はこのコース2回目という事でコースは分かっていたけど、ドライバー封印してもスコアは変わらないな、、、という印象でした。
まず
スコア表を見て貰うと分かるのですが1打目は常にUT(ユーティリティ4W)を使用、そして何打目に残〇ヤードで何を使って打って、その結果(方向性や球筋、ミート感:いい当たりだったかダフリ気味etcのショットの精度)をメモ
前半を振り返ると、打ち出し方向は良いけど少しフェード気味(薄いスライス系)がUTもアイアンも多め、バンカーに入れてしまう事が多く、特に4ホール目のパー3(ショート)では180Yの所をUTで行って左のバンカーへ、そこからグリーン越えての再び別バンカーへ、このバンカー出るのに3打という”罠”ホールで+4、続く5ホール目の唯一のロング(パー5)ではUT-UT-7I-Pwと継打して4オン狙ったけどグリーン周りの深いラフに、9Iでアプローチを試みるもオーバーして向かい側のグリーンエッジへ、そこから2パットして8打(+3)、そして7番ホール2個目のショートホールは100YをPWでワンオンしたものの、傾斜の強いグリーンで最後のOKパッド(それでも3パッド目)を外して1オン4パッド、、、
こうしたミスで5~6打分はハーフで余計に打っている(45-46で済ませられる)と計算。
後半ハーフに向けての反省点は、、、
ドライバーを使う戦法は後半も封印をキープし、他で発生したミスを無くす事でスコアアップを狙う、具体的にはUTは調子がいいのでその調整で(力んでフェードにならない事だけ注意)、但し、2打目以降のUTは距離的に打てる距離でもグリーン周りのバンカーの有無や打つ場所の状況(フェアウェイかラフ気味か?傾斜を考慮して悩んだときは届かなくても7Iなどショートアイアン + アプローチでグリーンに上がってからのパット数減らす方向に切替える)、グリーン周りの10-20Yのアプロ―チは引き続き得意の9Iアプローチをメインに考えるが、ラフの場合は9Iだと草に負けない様に打つと近距離は難しいので苦手でもPWや52(アプローチアイアン)を使用する事を考える
そして、グリーン周りのバンカーでのミスの連鎖、上記の通りグリーン周りのラフからのアプローチ、打ち辛い状況でもUTに拘り過ぎない(構えた時にちょっと左つま先下がりで気持ち悪いのに打ってしまった結果右に行ってしまったミスがあった)、OKパッドの距離での集中力欠如、これらが原因だと明確に解析が出来た状態で後半へ、となったのでした。
後半はなんと1人予約の宿命でもある他の2名(こちらもお互い朝初対面でプレースタートだったらしい)と組んでの3名組プレーになりました。
しかもレギュラー(白)ティーからではなく青ティー(Expert系)で距離が長くなるのですが、、、
1ホール目順当に+1
2ホール目はティーショットのUTがスライス気味で2打目はフェアウェイに出すだけ、3打目の7Iはグリーン手前ラフ、4打目は前半の反省を生かしてPWアプローチで2パッドで済ませるという「怪我を最小限に留めミスの経験を活かす」を実践して+2(ダボ)で切り抜け(ここは上手にミスをカバーした)
3ホール目は3オン2パッドで+1
前半でUTショットでバンカーに入れてしまった4ホール目のショートホールは今度は届かなくてもいいから7Iでティーショット、PWでグリーン手前からアプローチしたけど短くてグリーン上で距離を残してしまい、結局3パッドで+2(ここもPWでピンに近づけて2パッドで切り抜けられたハズなので1打分もったいない)
唯一のロングホールの5ホール目はUT-UT-7I-7Iと継打でグリーンオン(3打目の7Iはちょっと当たりが薄くて4打目をアプローチアイアンでピンを狙えなかったけど)、2パッドで抜けて+1(上出来)
6ホール目もUT-7Iでグリーン周りまで来たけどラフに捕まり、前半の反省点と3ホール目の3打目の成功例もあったPWでアプローチするも痛恨のダフでグリーンオンならず4オン、2パッドの+2(ダボ)(ここも1打分無駄打ちでボギーで抜けられるホールだった)、
7ホール目は前半に続いてPWで1オンするもピンまで距離残してしまってやっぱりグリーン難しくて3パッド(これは仕方ないと判断)
8ホール目のミドルはUTショットの次も打ちやすいフェアウェイ + 傾斜無しだったので攻めでUTで2オン狙いが見事に嵌るもパーパッド1.5mを外してボギー(これも攻めずに3オンして2パッドの可能性もあったのでパーならボーナスホールだった思う事にして”仕方ない”と判断)
ここまで11オーバーなので4ホールと6ホールのミスで最大2打、前の8ホールのパーパッドも含めれば3打分のミスはあるも、最後のミドルをボギー内でクリアできればそんな事がありながらもパー35の所を47で抜けられる、、、という状況。
1打目のUTは今日ずっと調子よくて全部で20回打ったけどその内の3回目の強いフェードで2打目はフェアウェイに出すだけに、3打目はラフからだけど7Iでしっかり打ててグリーン周りのラフまでは来れた、ここをきっちりPWでグリーン乗せて2パッドで切り抜ければボギーは無理でもダボでハーフ48で抜けられたのに、、、ラフなだけでなくピン近く、おまけに左足下がりのライ(最悪の状況)、ここでプレッシャーに負けて痛恨の強打によるグリーンオーバーで対面のバンカーへ(苦笑)、バンカーからは1打で抜け出せたけど、結局最後凄く悪いイメージの+3(トリプル)でハーフ49で終えたのでした。
前半は5-6打分のミス、後半は3-4打分のミスだからパー70の所をノーミスで行くと最大100→90、そんな完璧な事が出来たらそもそも、こんなスコアではないので、許せる範囲のミスとは言い切れない”仕方ないゴルフ”戦法でいけば93-97位なら出せるでしょ?という印象でした。
(青ティーからの後半ハーフになってドライバー封印の影響出るか?と思いきや、それはスコアからするとなかったと言える)
前半後半を終えての解析となると、、、
まずハーフ9ホールを2回回るというのはトレーニングにとても良い
違うホールを18回回るよりも反省に基づいて戦略が構築できる
→ これはFSWをいきなり走らずに袖森とか1Lapのコーナー数少ないコースでトレーニングを開始するのと一緒
解析が出来るのはやはりコースの概要や1打1打の記憶が鮮明である事が重要だから、それが出来ないうちに沢山走り込んでしまうのは問題解決に対して遠回りになってしまう事があるという事
前半のOKパッドの外し、後半最後のラフからのアプロ―チのオーバーなど、仕方ないでは済ませていけないケアレスミスをまずは無くす事も重要
そうして基本はボギー、何かミスってもダボで切り抜ける(ハーフで2ホールまで)、うまく行ったらパー(ラウンドに1-2回くらいはパー欲しい)、トリプル以上は必死に回避する、、、そうするとハーフを+10~12で回れるので46~48、つまりラウンドして92-96で回れる計算だと言う事。
具体的な傾向と対策として、、、
ドライバー使っても封印しても今はスコアに直結しないけど、少なくとも悪くはならずボールもいつもなら5-6個なくす時もあるのに今回は1個も無くさなかった(と、言う事は大きな怪我がUT依存にする事でなくなったと言える)、ドライバーを使うと1ラウンドで14打位ドライバーを使うので、今の自分のドライバーでのミス率は30%前後だからこれがUT同様の15%以内になるまでは封印のままでもいいのでは?その分1ラウンドで20打くらいUTを使う事になるから、UTショットの精度が自然と高まるし、UTと7Iだけで残り100Yになるまで勝負って決めてしまった方が、この2種の精度や使い分けを攻めれる環境と守るべき環境の判断さえ間違わない様にすればいいし、残り100Y前後は9IとPWでもともと精度は悪くないので現状維持、ただしもっとグリーンに近づいてからのグリーン周りのバンカーは絶対に避け、ラフからの寄せは練習が必要と考えました。
そうなってくるとパターの練習って意外とそんなに必要なくて(それでも全体100のうちパターは35-40:グリーン乗ってからではなくパターで打った回数だから世の中で言われているようにパターの1打は大事って事)、優先順位で言うと難しいグリーン周りの寄せ(緊急対策としてバンカーも少しやっておく必要あり)が一番大切(これが良く成れば結果的にパター数も減って3パッド回避に繫がる)、次にスコアメイクの為ならやっぱりパターかな?それとも今すぐではないけど中長期的な更に上を目指す(90を切る)ゴルフの為なら、やっぱりゴルフはドライバー使えた方が楽しいから実践で使えるようにドライバー練習かな?って感じです。
また、今回初めて1人ゴルフの状態で後半知らない人とラウンドする経験を経て、こういった緊張する集中力が増す環境に身を置いてみるのも大切だと実感。
知合いとラウンドするよりルールやマナーに対して厳格になるものだし、上手い人と回ると自然とリズムも良くなる、、、
これらってサーキットでのトレーニングに置き換えると鮮明な記憶で振り返りや対策が出来る範囲内でトレーニングを積むこと、解析力を駆使して各コーナーコンマ2秒以内なら全体で2秒、不得意な高速コーナーセクションも何とかコンマ3秒以内に、得意なセクターはコンマ1で抑えれば世の中のサーキットは高速セクターよりも圧倒的に低中速セクターが多いので高速セクター後回しでの1Lap2秒-3秒の差で走れるってなって、じゃあどこのコーナーなの?何が起きているの?が分かればどうすればいいのか?どういう練習が必要なのか?もより鮮明になるって事だし、ドライバー封印ってハイパワー&ハイグリップ車両での走行に置き換えられるので、もう少しパワーは抑えて適度なグリップのタイヤでまずは精度を高めて戦略的な走りが出来る状況を作るって意味にもなります。
とりあえず、コースラウンドばかりが続いていたので練習するべき事が明確になった今やるべきことは練習場に行く事ですね、、、
、、、という事で自分の問題点を見つけたいかたはやっぱりRコース走行で鵜う基準タイムと比較をしてみるのが近道(ドラサポみたいなもの)、まだそこまでではない人は広場でも基本的な問題点は分かるし、問題点が明確になるつつある人はどういう練習をすればいいのか?分かっているので迷わずに広場トレーニングです。
何となく慣れているコースを慣れてい車で走っていると、とりあえずある程度のタイムは出ているって感じの人は多いけど、私がゴルフで意識したり感じている、技術を磨くという事と戦略的に攻略するという事のバランスとそれぞれの精密さを車に置き換えたらまだまだ速く走れる人って多いのでは?と思います。
9/2-3(土日)、広場トレーニングまだ空きあります。
→ 着地点はこのブログを書き出す前に私は明確でした(笑)