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澤 圭太のブログ一覧

2022年10月26日 イイね!

健康のこと【6月に他界した母の病理解剖の結果】

健康のこと【6月に他界した母の病理解剖の結果】今日は6月に他界した実母初江の病理解剖の結果を聞きにお世話になっていた病院へ父と妹と三人で行ってきました。

死亡診断書上の死因は多臓器不全だった母ですが、父はその様態が悪くなっていく様子に納得がいかない事が多かったようで、病理解剖を希望していました。

当然、私も妹も『早く家に帰してあげたい、原因が分かった所で母が返ってくるわけじゃない』って反対をしたんですが、人の意見を取り入れるタイプの父が珍しく頑固で、最後は折れました。

結果的には肝硬変、肺機能低下による胸水や腹水の増加による呼吸器不全が直接の死因と言う意味での多臓器不全だったのですが、病理解剖による、そこに至るまでの経緯の推測などが詳しく説明されていました。

一番の要因は『自己免疫性肝炎が病因として最も考えられる』という推測がされていました。

振り返ると
昨年の今頃、家族で食事をしていても”心ここにあらず”の様な雰囲気で何かおかしいな?というのが数回あったんです、私と嫁とで父の元へ後日行って『お母さんの様子がおかしい』って言ったら『やっぱりそうだよね?』ってなって。

最初は加齢による健忘症やアルツハイマーみたいなものを危惧したんですが、問題は脳じゃなかったみたいで、そのころから背中とか腰が痛いって言いだしたんですよね、それで病院嫌いの母が珍しく外来で病院に行ったら、最初は加齢による骨の弱化と診断されて痛み止めとか貰って来たんだけど、それでも良くならなくて処方された薬が切れてから市販薬の痛み止めとかを過剰に服用していたんです。

もともと薬というよりプロテインとか通販の健康系、ダイエット系の錠剤とか好きで買って飲んでいたタイプだったので、対処療法的に市販の鎮痛剤等を体に処理できない位の量を蓄積させてしまっていたんだと推測。

今日の説明してくれた母がお世話になっていた担当医さんも言ってましたが市販でも処方されたものでも、鎮痛剤系は臓器や体(免疫)への攻撃性が強く副作用や免疫バランス失調などになり易い、体が痛いって言ってて病院行って治らなかった時点でもう一度外来にちゃんと行って、もっと違う事が起きてないか?見直して貰えればその後に判明する背骨の疲労圧迫骨折も分かって、病気に対しての正しい治療や手術が出来たんだけど、そこで母はやっぱり病院嫌いが露呈して、家族でが無理やりにでも連れて行くべきだったと、そこが後悔の部分です。

我慢強い母だったから、今思えば「虚ろな雰囲気」だったのは痛みに耐えてたか?痛くて平常に居られないくらいだったのかな?って思い返すと胸が詰まります。

その後、母は免疫が下がり、体調を本格的に崩し、食欲不信から来る「食べやすいもの、おいしいと感じるものだけ」の偏った食生活、そして相変わらずの市販薬の過剰摂取によって
いよいよ肝臓や腎臓の状態を悪化させ、腹水や胸水で寝ていても苦しくなって看病していた妹の判断で救急車を呼び、そのまま緊急入院。

治療によって肝臓の機能は持ち返し、体内に溜まった水も減ったので一旦退院となって療養型の施設に入るか?自宅に戻ってハウスケアの管理下で様子を見るか?の選択を強いられた時も後になってみれば療養型に行っていればもう少し長生きできたかも?という想いはあるも、母もリハビリ頑張って自力で3Fの自宅まで階段上れる様になる!って言ってたから本人も家族も帰宅を選択してしまった。

そこで、まだ完調ではない体に市販薬の摂取があったり、素人の家族では管理しきれない中で別の感染症(健康体であれば発症しない様な感染症だと説明されました)を発症し再入院。

今回の病理解剖でわかった推測によると、尿や血液にまで菌が回ってしまうほどの重症だったみたいで、肝臓も「調子が悪い」と言うステージから「肝硬変」になってしまっていた、腎機能もつられて機能低下、胸水と腹水もまた増えてしまって、呼吸が苦しくなって、最後は肺炎や気管支炎も合わさって呼吸器不全へと昇華してしまい、集中治療室で過ごす最後の10日間となってしまいました。

病理解剖の時に出てきた体内の水が20ℓにも及ぶことも知りました。

それは苦しいに決まってる。

病理解剖は地元では有名な大学病院にて実施されたのですが、今回の母の死に至る迄の流れは非常に珍しい症例の様で、11月に行われる大学病院関係のカンファレンスにて症例として発表され、今後もっと深い原因解明や研究材料になるかもしれない、という説明の先生のお話に我々家族はビックリしました。

父親の判断がなければ、こういった事も分からず終いだったので、父の頑固な判断を尊重して少しでも世のためになったのなら母も少しは救われるのかな?と思いました。

死別してもう4カ月以上、まだ悲しみがふと襲ってくる時もあるのですが、四十五日、9月2日の母の生きていれば70回目の誕生日を経て、今日の病理解剖の説明を聞いて、なんだが母との別れがひと段落と言うか、ちゃんと出来た気がします。

46歳になる私は両親のお陰で非常に健康で子供の頃に滑り台から落ちて鎖骨を骨折した以外は大きな怪我も病気もなく、入院する経験もなくここまで生きて来れました。

用心深い長男の性質を遺憾なく発揮して(笑)危険な競技を仕事にしていながら、これは非常にラッキーだったと思います。

でも、規則正しい生活、タバコはしないけどお酒は気を付けないと、、食生活も少し偏っているかも?でも、体を動かす仕事だし、元々運動好きだし、サウナや半身浴とお酒をウィスキー中心にしているのが今の健康の源だと自分では思っています。

ここからは気を付けるレベルを上げないといけない、皆さんも身近の方々で病院嫌いの方、痛みに強い方が居たら、『医者もプロだけど一度で初めて見る人の病気や症状は見抜けない時がある』、『市販薬に限らず、何でも体内に入れるものは偏った過剰摂取は危険』、『おかしい、痛いと思ったら病院に行け』を徹底してあげてください。

母は自分の生活スタイルで残念ながら自分の寿命を短くしてしまったかもしれない、でもそれも含めて母の寿命であり運命だったのかもしれない、と思うしか家族は出来ない。

クルマも未然にアクシデントを防ぐためのパッシブセーフティと万が一の時に被害を少なくするためのアクティブセーフティーがある様に、ドライビングもセットアップで良くする部分とドライビングで改善させる部分とがある様に、何事もバランスよく、多軸で物事を見つめ、解析し、起きそうなことを未然に防ぎつつ、起きてしまっても最小限のロスに留めるという意識で日々の生活を過ごさないといけないんだよな~と考える今日この頃です。
Posted at 2022/10/26 15:30:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月21日 イイね!

39回目の袖森フェスティバルへ【ポイントおさらい、万次郎プリンが仲間入り!! etc】

39回目の袖森フェスティバルへ【ポイントおさらい、万次郎プリンが仲間入り!! etc】袖森フェスティバル&袖-1GP 2022 Rd.5まであと2日です。

皆さん、準備はOKですか?
天気、この季節の秋晴れになりそうです。

もう39回目です、来年の2月のは記念40回大会になります。
(予報では朝15度、日中上がっても24度くらい、最高のコンディションです)

今回も150台以上の参加台数(予定)です。
200台以上を経験しているので少ない気がしますが、それでも150台って凄い。

本日、参加者様には事務局から一斉情報メールが配信されています。

運営陣も本日、松戸のワンスマ事務所にて準備。
受付関係や備品の整理や賞品の買い出し、事前MTG、車両への積込などなど、、ブリーフィング内容の構成などもあるので、首脳陣、目を三角にしてやること山積です。

エントリーリスト、初心者用の『お先にどうぞ』シート、タイスケ、会場図(駐車位置とコースインの導線チェック)、コース図、通行証(朝の入場は指定時間より前にはまだ設営しているから入ってこないでね)など。

恒例のアクアライン渋滞はゲートオープンに余裕を持って来るつもりで通過すれば発生してないハズです。
(渋滞に嵌って遅れる人は、そもそも遅刻進行の可能性大です)

我々スタッフは5時会場入りです、私は3時起きの予定(釣りに行く人の時間)。

車両の準備など、しっかり怠らずに実施して当日を迎えてくださいね。

改めて袖森のポイント(目玉ポイントも含め)をオサライしますね。

主宰:澤、高野(事務局)、袖-1GP担当の井上の首脳陣を軸に、パドック誘導ブラザーズが3名、受付シスターズが2名、MC 1名、袖-1GP運営に2名、オフィシャルカメラマン1名の体制です。

そして盛り上げ役のRQは広瀬咲さんにお願いしております。

アトラクションはスイーツ担当が1名ですが今回は初採用の『万次郎かぼちゃ濃厚プリン』がいつものキッカケのスコーンに加わります。
(試食しましたがめっちゃ旨いです)

でも、ケータリングチケットが1000円→1200円に値上げします(ごめんなさい)

ROCKのスープは健在、いちはらうまいもの会も志向を変えてメニューをリニューアルし、キッチンカーが2台体制で登場します。

HPIさんのレーシングギア展示即売会もいつもの様にあります。

バスツアーは朝3便、午後1便あります。

クムホタイヤさんはニュータイヤTM02の展示があるようです。

また、整体(新海さん)、リフレクソロジー(伊東麻里子さん)、新登場のリラクゼーション(林直子さん)、そしてメディカルファンクションの管理棟1Fの整体系チームはいつもの様に皆様の体のコリをほぐします‼

今回の変更点は開会式(6:55~7:55予定)を終えてから予約を8時から一斉スタートとする点です。(皆さん、守ってね!)

走行枠はワンスマ直系はいつもの『がっつり』『あっさり』『もうすぐデビュー』、そして体験系でいうと『体験プラス』『体験ファミリー』です。

体験ファミリーだけ当日申込可能(体験系の別途ブリーフィングが10:40~なので、それまでに申し込みを出来る人だけです。

そして袖-1GP 2022 Rd.4は26台エントリー。

それ以外にもエクスタスポーツサーキットラン様、Trofeo ABARTH様、Gear + 様、VW Golf Cup様などがグループで占有枠走行されます。(いつもありがとうございます)

車真(並走撮影サービス)も朝一番で実施しています。

こうやって書き出すと、やっぱり『盛り沢山』ですね(苦笑)

あ、あと
デジスパ3のメーカーでの製品確認を完了したUSED品を15000円(税込)で3個現地販売します。(新品定価は税別4万円の商品です)

今回も無事に終えて、40回目記念大会への良い流れを作りたいと思います。

宜しく御願いします!!
Posted at 2022/10/21 19:17:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月20日 イイね!

クルマ、サーキット、難易度のハナシ

クルマ、サーキット、難易度のハナシ鈴鹿CCMC走行会の帰路です。

いよいよ袖森フェスティバルの週末を迎えます。

年に3度(2月、5月、10月)だけですが、200台規模のプログラム運営はいつも緊張感あります。

気温15度~23度くらいの今のシーズン(特に秋の長雨シーズンを越えたここから1か月くらい)が、サーキット走行には一番いい季節です。

ここからもっと気温が下がると、エンジンパワーは更に上がりますが、タイヤを温めきれずペースが上がらなくなることがアマチュアDrは多いです。

タイヤの表面温度、通常でもプロが走った後と自分で温めたタイヤって5~10度は違うハズですが、気温5~10度、路面温度が20度以下になると、それ以上の差になると思います。

パワーが出てストレート速度は上がっているのに、止める曲げるに必要なタイヤのグリップが十分に発揮されないと恐怖心はより強くなる、これは自然の成り行きです。

そのくらい、パワーがあるという事、タイヤのグリップが少ないという事は思い切り行けなくなるという事に繫がる。

クルマには”それぞれの難しさ”がありますが、本来設計しているクルマの速さで走れてない時のその車は不安定です、それは速いタイムが出るマシンになればなるほどです。

だから、レーシングカーでスリックタイヤが温まらない速度、ダウンフォースが得られない速度でゆっくり走るのは結構怖いんです。

86ロードカーでFSWを2分20秒位で走っても、そもそも思い切りいったとしても2分10秒位のクルマだから、ただゆっくりなだけで、クルマのフラフラ感は特にない。(フラフラ感があるとしたらほぼ100%ドライバーの操作によるものなだけ)

今日のCCMC走行会で同乗走行したSwift(結構チューニングして2分34秒位で走る)、NDロドスタ(RF)(これまたチューニングして34秒位で走る)、TTRS(ハイパワー4駆動で31秒位で走る)、FT86レーシング(37秒位で走る)、996GT3(23秒位で走る)、それぞれの難しさがあります。

ローパワーFF系やFR系は旋回速度でタイムを稼ぐのでハイグリップタイヤを履くとより、ハイスピードコーナーがあまりブレーキを掛けずに入っていく事になって怖いですし、MT車両はMT操作に引っ張られてしまって速度コントロールが薄くなる傾向が強い。

滑るか滑らないか?の領域をミスの許されないレーシングコース(特に鈴鹿は)で上手に走らせるのは相当のエキスパートでないと簡単ではないし、4駆やFFは比較的”無理が効く”と言っても、タイヤの抵抗、ステアリングの抵抗を計算に入れた操作を繊細にやらないといけないので、それはそれで難しい。

パワーがあるクルマ、ハイグリップなクルマ、そして経験値が未熟で限界値が予想できないドライバー、、、これらはやはり広場トレーニングの様な、比較的安全に限界領域が体験できるステージで実体験してからレーシングコースを走らせたいですね。

488チャレンジEvoや911カップカーで、または新しく入手したレーシングカーで広場トレーニングに参加したりする方が最近いらっしゃいますが、正しいトレーニング法の1つだと思います。

限界が高い車になればなるほど、まだいける、まだいける、、、って思っていても突然限界領域が来て、いきなり大きくそっぽを向かれてしまうって事が起きやすい。

今日のCCMCでもたまたまかもしれませんが、PORSCHEカップカー受難のアクシデントが頻発していたので、やっぱりレーシングカーって難しい。

ある程度までならロードカーより楽な所もあるけど、それはロードカーで走らせた経験があるからで、あと〇秒ってなると、そこがレーシングカーの難しさなんだと思います。

操作の仕方も、クルマの難易度も簡単にしてみる、難しくしてみるを上手に使い分ける事で安全に意識と経験、そしてスキルアップに繫がる。

色々なクルマ、色々なニーズ、色々な目標、色々なスキルでサーキットを走っている人が居るので、その方その方に適したドラサポやアドバイスを心がけないといけないよな~と、走行シーズンが到来すると再認識する今日この頃です。
Posted at 2022/10/20 16:03:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月18日 イイね!

11月の広場トレ募集開始、VITA耐久参戦など【11/6プライベート広場開催】

11月の広場トレ募集開始、VITA耐久参戦など【11/6プライベート広場開催】10月は色々と大きめのプログラムが多くてブログさぼってます。

先日のMcLaren Free Run走行会とワンスマ走行会を終えたばかりですが、年内最後の同一の組み合わせの走行会が12/1に開催です。

既に募集がスタートしました。

McLaren Free Run こちら

ワンスマ走行会 こちら

年内の走り収めのシーズンになるかと思いますので是非少数で気持ちよく走れるハズです。(McLaren枠は15台Max、ワンスマ枠は25台Max)

それからメーカー系の試乗会のお仕事も続いています。

ディーラー様の公道試乗会やメーカー様の施設内(クローズド)試乗会など形式は様々ですが、インストラクターの派遣と現場管理のみの場合と試乗周りの運営まとめて etc

どちらも車が動くプログラムなのでサーキット走行プログラム同様に安全面と効果を出すために神経を使います。

JOYFASTさんの31回目の広場トレーニングを昨日終えて、あとは鈴鹿でのCCMC同乗ドラサポがあるのですが、今週の目玉は何といっても”袖森フェスティバルWEEK”です。

当然、袖-1GPも併催で200台集結のパターン予想です。

RQは『広瀬咲』さんに決定。

パンプキンプリンが初登場します、そして整体リフレメディカルファンクションの体系3兄弟のサービスは『開会式が終わってから予約がスタート』で統一になる予定です。

それから、先週末なんと国内公式戦(地方選)は久々となるVITA 120分耐久(もてぎチャンピオンカップ)にお客様と一緒に組んで参戦をしたんです。

ジェントルマンDrと組んで同一の車両で途中でドライバー交代のある耐久系のレースに出るというのは2012年ころから私がアジアで初めて、そこから色々繫がったという「10年来続く澤圭太の勝利の方程式」(笑)

今回は車両はVITAで、初めて乗る訳じゃなく今までもFSW、茂木、オートポリスでドラサポの一環で走った事はあって『手ごわい車両』である事は認識していたんだけど、やっぱり今回も当然一定の水準以上ではあるけど難攻不落のクルマでした。

予選は断トツに速い車両もコースも”主”みたいな若いDriverが一人いて全然太刀打ちできなかったんだけど、それを除いてもトップは2分14秒5-7、私は一番おいしいLaap引っ掛かって15秒3しか出なくて予選7位だったんだけど、クリアで行っても14秒9くらい(予選5-6番手相当)。

このコンマ2-3が合わせきれない難しさであり、『プロドライバー殺し』の異名をとる所以だと思います。

でも、私が速く走る事は2の次で、一緒のマシンで一緒に戦うOOKA選手の経験値アップ、今の問題点洗い出しがメインで、今回は決勝は一緒に3位表彰台に上がれたのが一番大きかったと思います。

レースと言う環境下で耐久レースならではのピットイン周りの連携、アウトラップやインラップの走り方、周りの車両とのコミュニケーション、VITAの走らせ方の精度アップ、ラップタイムを揃える耐久走りの極意など。

スタートDrの私がスタートで違反をしてしまってドライブスルーペナルティを受けてしまったのですがその消化で約30秒ロス、しかしペナルティ消化直後にSCランになりこのタイムロスを帳消しに出来たのが1個目の幸運、そこで早めに給油&ドラチェンの1回目のPitの判断をチームが下してくれたのが2個目の幸運。

これで実質トップから1分30秒前後差で中間スティントのOOKA選手もこの週末の自己ベストとなる18-19秒台で全体5-6-7番手を走行できていました。

残り40分で実質2回目のピットinで最後の給油とドラチェン。
16秒台中盤でタイムを揃えて走行し、他チームも全部規定の2回ピットを済ませた時には残り10分で4位、このまま終わるかな~と思っていたら、3位との差が1Lap2-3秒づつ詰まり、トップ車両との位置の関係でぎりぎり最終ラップが1Lap追加で来たのも幸いして最終ラップの5コーナーでオーバーテイクし3位をチームとOOKA選手に献上(JAF公式戦初の表彰台獲得だった)する事に成功しました。

無線を使えないからピットサインを頼りに『もしかして3位のチャンスあるのでは?』と気づいて最後の5Lapはプッシュ!! 16秒前半から15秒後半での走行でした。

自分も、今までの感覚で16秒中盤で走る耐久走りではなく、時としてプッシュしてアベレージをコンマ3-4上げる為のメンタリティや車両の特性の引き出し方など、再認識できた部分がありました。

幸運もいくつか重なって、自分のチョンボも帳消しに出来たし(笑)、最後チームも盛り上がっていたみたいだったので、でもそれだけでなくてレースの内容をしっかり振り返って次につなげる事も大切ですね。

やはり、プロと一緒にレースに出るのがやっぱり一番トレーニングとしても効果があると断言できます。

さて、ワンスマは今月末の29-30日の広場トレーニングもまだ募集中です。
(29日は8ers、30日は一般反復広場です)

そして、来月の6日(日)は『プライベート広場トレーニング』と題して
プレミアム広場と同額の68000円で澤と井上が2名づつ対応する4名募集という”ほぼマンツーマン”体制の広場トレーニングを実施します。

ワンスマ公式HP上には無い秘密の申込アドレスは こちら

コース設定もより個々の状況に合わせて、無線を活用してオンタイムアドバイスも可能、デジスパや車載を使ってのドラサポ形式の広場も可能だと思います。

それ以外にも11月12日(土)、13日(日)、26日(土)の一般反復広場も募集スタートしています。
(グループ申込が一部あるので、一般募集枠少な目になってますからお早めに!)

と、言う事で是非、ここからのドライビング&サーキット遊びシーズン本格化に向けて計画的な走行とトレーニング日程を立ててください~!
Posted at 2022/10/18 12:55:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月08日 イイね!

WET走行は環境変化への適正とリスク管理が問われる【ドラアカTVも新映像】

WET走行は環境変化への適正とリスク管理が問われる【ドラアカTVも新映像】これから秋の本格サーキット走行シーズンになるとは言え、秋は長雨のシーズンでもあり、せっかくサーキット行ったのに、せっかく走行会参加するのに雨で満足に走れなかった、怖い思いをした、、、という方が多いと思います。

一般道でさえ雨の日は事故の確率が5倍になると言われる位ですからサーキットで走るとなるとそれと同等ではないのは誰でもわかりますね。

一昨日、ワンスマ主催の走行会をワンスマ枠とMcLaren Free Run枠に分かれて実施したのもWETコンディションでしたが、奇跡的(と言っても過言ではない)に大きなトラブルも無く走行を皆さん終えてくださいました。

レースで走行する(ドライの時はスリックタイヤ)車両は路面が濡れると専用のWETタイヤに装着します。

しかしロードカーならDRYもWETも兼用の方が多いハズ、ロードカー用のラジアルタイヤの方がレースカーが履くタイヤよりDRYであれば当然性能(今日の場合はグリップ力の部分のみ)が低いのはご存じでしょうがWETもしかり、ロードカー用のラジアルタイヤは中間をカバーしているのでどちらも走れるけど、どちらも凄く性能が高いという訳ではない。

そんなロードカータイヤの中でもWET性能が高いもの、低いものがあったり、濡れているだけならいいけど水量が増えるとダメなタイヤ、またその逆があったり、メーカーや銘柄によって、当然タイヤの残量(ヤマ)によっても変わります。

昨日の走行会にもお客様と一緒に参加して同乗ドラサポを実施する予定でしたが車両がハイパワーの991後期ターボSである事が気になり、御本人にお電話をして、もしかしたら『やめた方が良い』という決断になるかもしれませんよ、とはお伝えしました。

到着されてからも一昨日の走行会(昨日よりは水量が少なかった)でも、こういう車両でこういうタイヤだとドライから25-30秒落ちになって、今日は(昨日)この雨量だともっと酷くなるでしょう、という話。

またご夫婦で以前に広場トレーニングに参加されていた方なので、いま自己流からトレーニングを通じて基本操作と最低限の理解が大切でそれをコース走行の実践に繋げて言ったらもっと楽しく、もっと速く走れそうだ、という楽しみに満ち溢れているステータスである事も想像しつつ、走行会の参加費は当日キャンセルで返ってこないからもったいないけど、同乗走行ができるメリットがあるとは言え、このコンディションでも私がDriveしても危なくて怖いだけである点、そして仮のこのコンディションであれば専用WETタイヤを装着したレース車両であってもSCになったり赤旗になったり、走行スタートディレイになるようなコンディションである事を伝えて、次の機会を作りましょう、、、という事で納得いただき走行会が始まる前に帰りの東名も規制が入ったりすると大変だろうからと先にお帰りを頂きました。

結果的にはその後、走行会自体が雨量が多く中止が決定されたので、今回のドラサポ費用(走行会参加費とt同乗ドラサポ費用の合算)は次回の何かに持ち越し、とさせて頂く予定です。

イベントごとを主催する側の立場も知っているので昨日の走行会主催者の決断は断腸の想いだったと想像しますが、仮に走行会が雨天の中開催されていても私の判断と参加者を不要なリスクの中で走らせる必要はなかったと考え、正しい判断だったと思っています。

これがバリバリ山のある細いラジアルタイヤでロドとか86系だったら、レースに出る為の練習の方だったら、また答えは違っていたと思います。

PORSCHEやMcLarenに限らず物事全て一緒で、性能が高いもの = 高価である、高価であるもの = 寿命が短い(もしくは性能を維持するのに手間とお金が掛かる)です。

5枚刃の首振り&スムーザーがついたT型カミソリ、ホテルの備品のような2枚刃や3枚刃のものとは違って、剃り残しはないし深剃りなのに肌を痛めづらい、流血もしづらいし、、、でも替え刃が高く、良い性能を保つ時間が短いので交換の周期が短くなる、、、それと車やタイヤも一緒であるという事。

だからそれを使って遊ぶという事はコンディションによって無駄になるかもしれないけどやめる勇気と判断が出来る自分である事、コストと時間を時として無駄にしてしまうリスクもあるという事や、その性能を楽しむためにはよりコストの掛かるステージを用意しなくてはいけない事を理解しておく事が重要です。

でも、そろそろ毎週末の雨はウンザリなので、次の『秋晴れが続く』シーズンになるのを待ちましょう!10月中旬から年内冬に向けて、、、ここからが本当のサーキット本格シーズンなハズです。

さて、10月第二週の土曜日なのでDriving Academy TVの新映像公開です。
(毎月第二第四の土曜日が新映像公開日)

今回はZENKAI RACINGさんのスミガレで収録した映像。

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▼ステアリング操作と空間認識

マクラーレン720S GT3(1分21秒)、991GT3RS(1分29秒)、NDロードスター(1分48秒)の3台でSUGOを走行したデータを比較。

まずはステアリング操作編からお届けします。

スピード・舵角・荷重の三角関係でクルマを曲げる考え方を押さえて、2コーナーでは曲がりながらもハンドルを戻すような走らせ方も必要になってきます。

そして、加速中と減速中の切り返しで生じる違いも徹底解説。その違いを考慮した、ドンピシャのタイミングで合わせると、効率よくクリップにつくことができます。

▼マクラーレン720Sで1分50秒を目指す車載動画

46〜47秒を出せる車両で、オーナーさんの50秒を切りたいというリクエストに合わせたレクチャー。

まずはコーナーの中では余裕を持たせ、縁石も触らないぐらい、アクセルオフからブレーキまでの空走区間もやや長め…といった形から慣れていき、徐々にペースを上げていきます。

このような一連の流れを身につけることが大切です。

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この辺をテーマに言及しております。
Posted at 2022/10/08 09:23:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
みんカラセレクト

プロフィール

「これ結構サーキット走行の本質の部分なので書いておきます http://cvw.jp/b/145876/47676762/
何シテル?   04/25 11:24
レーシングドライバー 澤 圭太 1976.8.16生(44歳) 千葉県出身 B型 176cm/68kg 15歳でレーシングカートを始め98年4輪レース...
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6月サーキット業務 本日のドラスー袖森で終了【ドラアカTV新映像 / 7月プログラム】 
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2020/06/28 15:30:31
41歳を迎えて・・・幸せを感じたり素敵な時間の総量について考える毎日。 
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2017/08/17 01:36:34
BENTLEY 岡山-FSW戦のPRビデオ公開~!! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/08/05 10:19:02

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