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澤 圭太のブログ一覧

2024年01月08日 イイね!

新成人の皆さんおめでとうございます【参加型耐久レースのすすめ】

新成人の皆さんおめでとうございます【参加型耐久レースのすすめ】新年あけましておめでとうございます。

もう1月8日になりましたが本年もワンスマも澤圭太もレース活動も宜しくお願いいたします。

そして新成人の皆様、おめでとうございます。
成人になるのがゴールの人はいないでしょうがここからが本当のスタートラインです。

サーキットで言えば、いまやっとピットロードを進んでピット出口へ到着、コースインの先頭で信号が青に変わった状態です。

アウトラップは特に気を付けて!でも気を付けるってゆっくり行けばいいだけじゃないから色々と確認しながら感じながら、、、それが精度高く出来る人は計測1LAP目からタイムが違う!

ヒトがフレッシュでタイヤもグリップするのは最初の3~5LAPだから、そこで何が出来るか?が大事だし、あなたは一体何LAPの人生なのか?はわからないけど、性能のピークを越えたとしても、実はそこから先のほうがレースは長いので、どう燃料とタイヤとブレーキの様子を感じながら上手に経験値にものを言わせて、より速く、より長い時間コースに留まり続けられるか?

たまの4脱やスピン、接触やクラッシュは修復可能ならいいじゃないか、でも何かあったら自分で責任もって修復し、また走り出せる体制を準備しておくのも大切、そうやってリタイヤだけは全力で回避したいですよね!

皆さんの社会という名のサーキットでの今後の活躍を期待しつつ我々は年長者として見本となる立場になりつつあるので、改めて気を引き締めて臨むべきと考えています。

さて、難しい話はこの辺で、、、

新年のサーキット初めは恒例の袖森無料走行会でした。
ワンスマ袖森ライセンスを所有してくださる方々への感謝還元プログラムの1つ、袖-1GP(2/18が開幕戦)やドラサポ、ドライブスルー走行会(次回は3/24開催)でもワンスマライセンスの方はお得なので上手に活用してほしいです。

続いてFuji-1GPにワンスマとして参戦の1日でした。
今回は991ターボSと992GT3の方で満タンで走れる時間も考慮し40分×6スティント(5Pit)構成の作戦。

画像はラップチャートなのですが、耐久レースで大切なのはアベレージラップ、Pit-in/out、不確定予想に対しての対策の3つです。

(井上はラップチャート中心、私はコースモニターでスポッター中心となって、レース後にはこのチャートを参加者の振り返り材料で提供)

常に全開で走る訳じゃない耐久型レースは自分の自己ベストの3~10秒落ちくらいでタイムを揃えたい、当然自分より速いクルマには抜かされ、遅い車は抜いて行くという他車とのコース上でのコミュニケーションもが肝で自車のパーソナルゾーンが広いジェントルマンDrほど、決勝はここでタイムを落とすことが多いです。

1Lapだけ自己ベストに近いタイムをたまたまクリアが取れたLapに出せてもほぼ大半の誰かしらが自車の周りにいる環境で10秒も遅く成ってしまうとスティント全体のタイムが落ちるので、いかにタイムを上げるか?ではなく落とさないか?が重要!

パーとかバーディーを常に狙わずに難しい局面でもボギーやダボで乗り切ってトリとかWパーは全力で回避するっていう戦略型の走り方が求められます。

これを出来るようになると「自分のタイムを構成するもの」や「体内時計とのリンク」の精度が上がるので毎lapで起きる事象によってどの位のラップで走っているか?の感覚が養われたり、ブレーキやタイヤがどんどん熱で性能劣化していくなかで走らせ方を変えていってタイムへの影響を最小限に留める事の中に、走らせ方とタイムとの関係を考えるキッカケがあるし、周りのクルマの動きも今まで以上に敏感になって予防安全行為に繫がる、、、

Aさんは1回のスタート、2回のoutラップ、3回のInラップがあり、Bさんは1回のゴール、2回のinラップ、3回のOutラップが昨日のレースでも経験できました。

過去のFuji-1GPで上位入賞した時を比較すると、予選で53~55秒で4列目~8列目からスタートし(昨日は55秒台で15番手スタート)、スタートからは55秒~2分フラットで走行しアベレージラップを57秒位にする(昨日のスタート後の2スティントはアベレージが2分1秒~5秒)、その後もなるべく2分を超えるラップは出さない様にっていう基準でゴールした時の全体アベレージを2分ジャスト位にするとクラス優勝も全体トップ6入りも狙えるっていうのがクラス優勝狙いの戦略、でも今回はレース型走行の経験値が少ないチーム構成だったので全体順位やクラス順位は気にせずにスティント回数を増やして耐久型レースならではの経験値を次に向けて積んで貰う、設定したラップタイムでリズムよく走れる様になることが目標でしたから、その点においては上出来で、結果も全体15位スタートで予定通りの戦略で全体14位ゴールは見事な走りでした。

60台の車がコース上に居て、速いクルマから遅い車までのラップタイム差が25~30秒あるってわかりやすく言うと「非公認のFSW 24hレース(S耐)」みたいなもの、難易度としては公式戦に出場するよりもドライバーの差がより大きいので色々な危険因子も含んでいるという係数も鑑みないといけません。

もしこの経験値を持っていれば、空いているコースで気温が低くて、タイヤもばっちり新品で、自分の走りも自分のベストの走りが出来たら、いままでの自己ベスト以上のタイムが出るのではないか?って気がするはず(笑)

いきなり公式戦はハードルが高いでしょうが、こうした非公式の参加型の耐久レースでも十分経験値アップのスタートは切れるし、例え競技にでるつもりはなくてもこの経験値から得られる「走りの質向上」が普段のスポーツ走行や走行会の中での自分のパフォーマンスや安全性を上げてくるって事になるということを知っている人は やっぱり上手くなる人なんだと思います。

そして何より強制的に連続走行をさせられるので(笑)、走行中の体力の維持の仕方、タイヤやブレーキの温まりやグリップの変化などを感じるセンサーが養われるはずです。

スポーツ全般に言えますが、やはり競技に出る事で自分のプレーを考え、操作の精度を底上げし、成績に繫がるマネージメントを学べるという事ですね。

あとはそこに基本操作やコース攻略の成熟度を足していけば、、、です。

皆さんも是非2024年は何某かの競技の環境に身を置いてみると良いと思いますよ!
Posted at 2024/01/08 10:38:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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