
疲労困憊の朝を迎えております。
タイ→FSW直入りのプレミアムの2日間は本当に素晴らしい時間でした。
しかし、本当にスポーツドライビングって凄く実は難しいことをしていると再認識しました。
ゴルフに例えることが多いけど・・・
ゴルフは1打1打、考えてアドレスして素振りしてから止まっているボールを打つ事が出来る。
(それはそれで違った難しさあるけれど)
クルマの場合は1個1個のコーナーで立ち止まってそういう事が出来ない。
環境だって他のプレーヤーが同じコース上で同時に走っている。
プレミアムはスポーツドライビングのしくみ、考え方を包括的かつ多角的に考えられるキッカケを作って欲しいという想いで8年間この時期に続けてきました。
基礎反復を1日目やって、対自分の車に留まらず一緒に参加する方々とのコミュニケーションも重要と考えてきました。
自分の走りや考えや調整により集中できる環境もセクター反復練習やバスによる徹底的なコースチェックなどでやってます。
それでもまだ・・・止まって考える時間があってもまだ難しい。
凄く ”難儀なスポーツ” だと言えます。
でも、だから上手になっていくのが楽しいとも言えます。
そして出来ない事が実は問題ではない。
コツを掴んで効果的な練習を重ねていけば必ず程度はあれど上手になります。
一番の問題は・・・
本来の目的や本質を見失って説明書走りをしてしまう事や、もっと良くなりたい!もっと速くなりたい!悔しい!もっとこうしてみようかな?今自分に何が起きているかな?今は自分は何をするべきかな?っていう思考回路でDrivingに取り組めてない事が問題なのです。
今回の16名の参加者の方の名前、プロファイル、大体のレベル、タイムなどは私の中で完全にインプットされました。
本当に皆さん個性があって、でも上手くなる事に貧欲で、考えて取り組んでおられました。
だからインストラクターや運営スタッフも真剣勝負です。
私は単純に技術を一方通行で伝えるだけでなく興味を持って色々な手法でドライビングが上達する脳に刺激をする意識で講義を進めさせて貰いました。
(常に新しいモノを取り入れようという意識で)
10個の”シン”・・・ 新、心、芯、信、深、進、身、診、親、”慎” → (これが抜けてました 笑)
これは参加者だけではなく、コーチとしても必要な事。
この緊張感をいつまでも持ち続けてワンスマ活動を進めていきたいと改めて思いました。
参加してくださった方々に参加費以上の何かを持ち帰っていただけていれば幸せです。
Posted at 2017/02/27 09:20:00 | |
トラックバック(0) | 日記