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澤 圭太のブログ一覧

2024年08月07日 イイね!

GWCA振り返り、2024夏に思う事、新たなチャンス到来、秋以降のプログラム紹介

GWCA振り返り、2024夏に思う事、新たなチャンス到来、秋以降のプログラム紹介あっ!と思ったらもう8月です!

怒涛の2カ月でした、、、

広島長崎の原爆慰霊や夏の甲子園が始まる8月上旬、まだ暑さのピークと感じる反面、どこかで「あれ?」って思うくらい涼しい時間あったり、刺すような日差しは実は梅雨明けから今くらいまでで、ここからはちょっと落ち着く雰囲気があったり。。。

秋がそこまで、、、なんてまだ言えない暑さが続きはしますが、時は(季節は)流れている事を御殿場に居る事が今年の夏は例年以上に多いからか?年を重ねてそういう自分以外の変化に敏感になっているからか?感じます

さて、
GWCAは6月のSUGO戦に始まり、ホームコースであるFSW戦もすぐあって、間にBMWの名古屋イベントやLe Mas 24hの解説Weekがあったり、Ferrari Challenge 鈴鹿 FRD Weekがあったりして、毎週レースが続きました。

7月になってもGWCAはこれでもか?ってくらいの勢いでSUZUKA戦を迎え、86BRZのワンメークレースFSWもあったり、アイドラーズ12時間耐久での5台エントリーのカーガイチームさんの帯同サポートもありました、、、

そんなこんなしてたら7月末、3か月前くらいから企画が持ち上がって温めてきたFSWさんやHC SHARINGさんとの共同企画、夏キャンペーン/スポ走的広場トレーニングも第一クールが無事7月末の3日間で終了しました。

レース関係は既にレポート配信してますがチーム支援者が作って下さるレポート映像もあるので、ここでも紹介させてください。

SUGO >>> こちら
FSW >>> こちら こちら
SUZUKA >>> こちら こちら

最終戦の岡山は今月末に開催ですが、色々あって私が遂に出走となります。
詳しくはまた書きます。

今年はちょっと夏なのに詰め込みすぎていて8月後半にはメーカー系試乗会(SUZUKA)が控え、9月には同シリーズのFSW開催、そして10月には初めて携わらせて頂く海外メーカーの6日間連日の試乗会系プログラムも、、、

11月にはFSWで某メーカーのトラックデーもあるので、MTGや資料作りもどんどん盛んになってきて、気持ちは秋から冬へ突入モードです 苦笑

上記の夏キャンペーンは1日に正味45分間のsessionが5回、定員は1回で4名なので今日の時点で5日開催だから100枠あった訳ですが稼働率は自分たちもビックリの約40%弱 !!

スポーツ走行だって1年で馴らしたら 1枠50台でチケット売り切れるなんて年に数日で全体の稼働率ってその位だと思うので、少ない準備期間と告知期間でよくここまで集まったなーと思ってます。

HCさんの86使用率も参加者全体の約3割なので大体想定な感じです。

今日なんてRコースやショートコースでのスポーツ走行は無い日でしたが、それでもこのプログラム目当てで来場頂いていたり、海外旅行者で昼の体験走行に来られた方が参加されたり、、、と目論見通り!

こおプログラムを通じて、色々な事に派生できる可能性、普段の広場トレーニングの精度アップに向けて秘めていることが多いと思うので、参加者の方の声や実際やってみての部分をHCさんやFSWさんとも共有して今後のプログラムのブラッシュアップもさせていく所存です。

このプログラムについては以前の投稿 >>> こちら をご覧ください。

8月の陣のパート1が昨日今日(7日)で、あと19-20日も開催予定なので、参加希望の方、お待ちしておりますよ!



最後に、、、秋に向けてのワンスマプログラムの紹介もしたいと思います。

▼8月11日(日) 袖-1GP 2024 Rd.3 >>> こちら
 真夏でも独自のシステムでベストスコアを狙おう!

▼9月いっぱいまでのFSW広場トレーニング、募集中
 1日みっちり走りたい人はこちらへ!
 9月18日(水) 走り込み >>> こちら 

▼同乗ドラサポ
 各地の走行会で開催する、同乗走行ありのドラサポ
 9月18日(水) FSW >>> こちら
→ 同日に走り込み広場もあるので1人で勝手に『広場トレスタートのRコース同乗ゴール → 1人プレミアム』も可能です!
 9月23日(月祝) オートポリス >>> こちら

▼10月17日(木) FSWレーシングコース走行会
 少ない台数で走りやすい走行会です。
 どちらの枠も同乗ドラサポあります。

 ・25台限定で走りやすいFSWレーシングコース走行会 >>> こちら

 ・McLaren Free Run in FSW
  McLaren車両での走行を想定した走行会 >>> こちら
  → McLaren以外の車両もご相談下さい、基本OKです。

▼10月20日(日) ドライブスルー袖森走行会 >>> こちら
 1周300円から、走ったぶんだけのご精算!
 人数限定で同乗ドラサポもあります。

▼11月17日(日)は秋の袖森フェスティバル!
 → 日程確保して募集開始をお待ちください。

さて、今週はあと袖-1GP Rd.3のみで来週からFuji-1GP、Lamborghini Trofeo Cup FSWラウンド出場の海外ドライバーのコース慣熟事前トレーニングから、レースWeekの帯同コーチ、18日は広場トレーニング開催(定員)、19-20日は夏キャン + ドラサポもあり、21日は鈴鹿でメーカー系試乗会、22日から25日はそのまま岡国入ってGWCA戦と、、、お盆休み返上で怒涛の夏の陣が続きます。。。
Posted at 2024/08/07 14:52:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年07月12日 イイね!

FSWでこの夏、スポーツ走行感覚の新企画広場トレーニング始動!

FSWでこの夏、スポーツ走行感覚の新企画広場トレーニング始動!怒涛のレースWeek連続が終って一息中の澤圭太です。

GWCA SUGO、BMW名古屋イベント&LeMans24h / J Sports、
GWCA FSW、Ferrari Challenge SUZUKA、GWCA SUZUKA、、、

長く険しかったし、GWCA SUZUKAも色々と起きて(それはまた改めて書きます)

で、今日皆さんにお伝えしたいのは新企画です。

『広場トレーニングのPIONEER : ワンスマが始める新しい形の”広場トレーニング”』です。

実はだいぶ前から温めていたし、丁度FSWさんからも相談があったりもして、この夏、実施の運びとなりました。

当初はFSWさんの企画に我々が協力する形だったんですが、FSWさんは大きな企業なので準備に時間が掛かる様で、それならこの企画を開催するには丁度いい夏から小回りが利くワンスマが独自で今までの広場トレのノウハウを活用しつつ、FSWさんの協力も頂きつつ、当然HC SHARINGさんのアシストも加えて、先に始めて秋以降の本格始動に向けて試験的に実施してみよう!という流れとなりました。

袖森で”1Lap幾ら”のドライブスルー走行会をコロナ禍以降開催してきましたが、今回はFSWで開催する広場トレーニングの”走った分だけ”的、はたまたタイトルにもある様な”スポーツ走行的”広場トレーニングとなります。

↓ ↓ ↓

★☆★ 特別企画!『スポーツ走行的広場トレーニング』開催 ★☆★

ワンスマの一番人気トレーニングプログラムであるFSW広場トレーニングを
サーキットの会員スポーツ走行感覚で参加できる2024年夏の特別企画です。

【こんな人にお勧め!】
普段から広場トレーニングを通じて鍛錬している人は夏期間も短時間で集中して練習!
これからサーキット走行をしたい、広場トレーニングに興味ありの人にはお試しで!
スポーツ走行の前に慣熟&ウォームアップ、車両チェックも兼ねて!
雨だから帰ろう、でも折角だから広場でちょっと走って帰ろう!
HC SHARINGのGR86 / ZN6型86を借りて走ってみたい!

▼事前申込は不要、当日参加(先着順)です。

▼開催日:(以下7日程)
7月29日(月)、30日(火)、31日(水)
8月6日(火)、7日(水)、19日(月)、20日(火)
※天候や諸事情により日程変更などあり
※最新情報はワンスマ公式Xをご確認ください。
 >> https://x.com/onedaysmileinfo

▼会場
富士スピードウェイ第7駐車場

▼当日の流れ:
到着 → ブリーフィング(諸注意や走り方説明) → 慣熟試走 → トレーニング走行(走行と休憩&アドバイスを交互) → 走行終了後でブリーフィングして終了解散
※各セッション60分
※ショートオーバル or 複合コースの設定
※各参加者様のレベルや経験、同時走行台数に応じて無線を使用したり、走行内容をアレンジします。

▼インストラクター:
ワンスマ公認インストラクター担当制(澤、井上、野村)

▼定員:各セッション4名

▼車両:自車持込もしくはHC SHARING車両の貸出(当日選択可)

▼タイムスケジュール:
セッション1 8:30〜9:30
セッション2 10:00〜11:00
セッション3 11:30〜12:30
セッション4 13:30〜14:30
セッション5 15:00〜16:00
※参加申込は各セッションの開始60分前から受け付けます
※お手続きなどがありますので、各セッション30分前までに受け付けをしてください
※複数セッション参加可能です

▼料金:
参加料金
1セッション10,000円
現地でお支払いください。現金、クレジットカードでの決済が可能です。

HC SHARING 車両レンタル料金(当日、レンタル規約同意書にご署名をいただきます)
1セッション10,000円(2セッション目以降は自車への切替え等も可)
車両レンタル費、使用燃料、タイヤなどの消耗品、保険含む
※2名で1台をシェアする場合があります(料金は変わらず)

▼備考:
インストラクターによる同乗走行や先導車での引っ張り走行(複合コースに限る)を実施可能です。
インストラクターの逆同乗は行いません。
コースを走行できる車両装備を備え、整備がされていること、ドライバー装備が必要です。装備品レンタルあり。
車両とドライバー経験の簡単な問診を行います。
個別に複数名でのグループプラン、HC SHARING利用もセットにしたプランも構築可能です。事前にお問い合わせください。

↓ ↓ ↓

どうでしょうか??

広場トレーニングって基本1日フルに走るので、たまにRコース走行とセットにしたプランもあるけど、やっぱりしっかり走り込んで練習!っていう人向けです。

でも需要として、そしてサーキットを走る人でも広場の活用を考えた時のそのあるべき姿として、、、

パーツを変えた、チューニングした、クルマの調子を見たい、ブレーキの焼入れやタイヤの熱入れをしたい、自分のウォームアップしてからすぐサーキット走りたい、車両を換えたのでまず思いっきり走らせたらどうなるか?確認したい、、、

コースに出る前にそれが確認出来たら安心に繫がりますよね?

サーキット来るまでの一般道やサーキット来てからパドック内とかでそれをやってしまう人が偶に見受けられましたが当然ルールとマナー違反、、、

そういった使い方が出来るプランが施設内だけどRコースではない場所にあると、Rコースは元々走行機会が少なかったり、混んでたりする時期もあるので、コースイン始まったらすぐにトラブル車両停車やライン上で液漏れで赤旗、、、みたいな事も防げる。

体験走行したらライセンス取ってスポーツ走行!って言っても、やっぱりそこの間は凄く壁があって、実際スポーツ走行ものどかな日もあればレースWeek直前でチケットを買う事すら競争になってしまうような殺伐とした日だってある。

今週FSWは86BRZワンメークやYaris Cupがあって、そこにライセンス取り立てのヒヨコさんや、凄いクルマ買ったから走らせてみようと思って来て、車は速いけどまだ自分自身はルールやマナーも不安で、、、みたいな事になるとお互い怖い思いをしますよね。

予報が不安だけどワンチャン!! Dryなら空いているかも?って来てみたけどやっぱり雨だ~!とか、来てみて混んでて怖いからやっぱり止めて帰ろうかな?という人だって、折角来たならちょっとひと汗かいてから帰ろうとか、このプランなら活用できる。

今はまだ設定した日程が少ないのですが、簡素化する為に事前予約は基本受けずに当日受付、当日P7に来た段階でその時に開いている枠を走って貰います。
(Session 1走って、Rコースのスポーツ走行行ってくるから、そのあと帰ってきてもう1本空いてたら走りたい!みたいな要望には現場レベルで対応できるようにします)

何しろ1日5sessionで最大4台/1sessionですから。。。

HC SHARINGさんの車両を貸りてサーキット走ってみたい!という方もいきなりレーシングコースで走ろうとすると会員になって広場トレーニングでOK貰って、もしくはワンスマの参加履歴あってある程度安全に走れるかどうか?判断できない土いきなりHC号でコースデビューは難しいのですが、このプランでHC号を使って参加すれば車の雰囲気をまず広場トレ走行で確認できるし、我々もHC号でRコースを走行しても大丈夫そうか?見れば大体判断できる。

レッスン要素は最小限で安全の為に引っ張り走行したり同乗走行して見せたりは運営の判断と参加者の承諾のもとやることはあるし、広場トレーニング参加経験者が参加してくれればちょっとはレッスン要素の話にもなるでしょう、でもそれは通常の広場トレーニングに参加してね!って話になる 笑

このプログラムには裏メニューがあって、今後はサーキットホテルさんとも連携して海外からの旅行者向けに車両を用意しグループでRコースを体験走行するだけではなく”ちょっとハイスピードスポーツドライビング”を体験できるようなExclusiveなプランをやっていく計画もあって、そちらは水面下で準備中。。。

ワンスマは元々ドライビングレッスンをメインにしてきたけど、私の感覚の中では常に「ワンスマ = Drivig総合商社」という意識があるので、袖森でドライブスルー、袖森フェス、袖-1GPがあって、FSWで広場トレーニング、ワンスマラウンジなどやってきて、サーキットを走りたい人、サーキットを走っている人の生の声を聴ける立ち位置にいる事で、もっとこういうプランや受け皿が必要だよね!っていうネタは常にあるんですよね。

それを形にするには当然サーキットさんの理解と協力が必要なので、その声を上げて形にしていく力を持つ為に沢山サーキットに人を連れて行ってゼロから1にする活動を広げ、サーキットに沢山お金を払う!(笑)

私やワンスマのSNSだけでなく、FISCOライセンス所持されている方やHC SHARING会員様にも紹介を頂けるかと思いますので、どんどんこのプログラムが活用されブラッシュアップされ、サーキットにもサーキットを必要とする人にもプラスになる化学変化が起きる事を期待している2024夏です。
Posted at 2024/07/12 08:40:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月30日 イイね!

想いが強すぎて自分で自分を苦しめていた怒涛の6月から心機一転7月へ

想いが強すぎて自分で自分を苦しめていた怒涛の6月から心機一転7月へあ~~ なんか気づいたらもう6月終わる!です。

実母の三回忌(命日)があってGT World Challenge Asia / Japan Cupの開幕戦SUGOラウンドがあって、BMWイベント名古屋とJ Sports / WEC Le Mans 24h解説が重なったWeekを経て、ホームコースFSWでのGWCA戦、そして今週末はFerrari Racing DaysでのFerrari Challengeでの帯同コーチWeekでした。

月の22日も自宅空けている、、、苦笑

GWCA SUGOラウンドはGT4 Am-Amクラスで2回とも無事完走してクラス優勝、ライバル不在だから自分たちの位置が見えてなく不安でした。

FSWラウンドではそれが土曜日のレースで明確になり、ちゃんと戦えばレースになる実感を日曜日は得られ、ドライバーもチームも頑張って自分たちで流れを変えらえれたたWeekでした、ミスもあったけど攻めた結果だったから全然OK、次につながると確信。

今週はですけ選手もクラス表彰台に立ち、井上選手が帯同する片山選手もいい走りをしてくれていたので安堵。

つくづく、練習走行からの組み立て、気持ちよく予選や決勝を走れる流れ作り、雰囲気作りが大切と実感した6月でした。

私もいつも怒ってたり不機嫌な訳ではなくて(苦笑)、でもレースWeekだけ雇われてコーチやっている訳じゃなくて普段のトレーニング走行からずっと見させて頂き、何が課題で何ができる様になってどう成長しつつあるか?をつぶさに客観的に見ているからこそ、上手くいけば自分の事の様に喜ぶし、出来るはずなのに上手くいかない時もやっぱり自分の事の様に悔しいし、、、

チームを引っ張る立場、支援を頂いている立場を考えれば大人げないと思われる言動なのは自分でだって分かっているし、スポーツ選手たるもの人格者であれ、って人には言っておきながら、、、ですね 苦笑

でも、その位その瞬間瞬間はスイッチが入っていて没頭している。

大人にならないと、、、とは思いつつ、この熱い気持ちが無くなったら自分が走るのだって人様が走るのだって、モータースポーツは命に係わる事だから、責任ある立ち位置ではもう出来ない。

そんな色々な流れの中、6月は紆余曲折の中で苦しんだお陰で7月になって変わってくれると信じて、前に進むだけ!

明けて7月第1Weekは三度、GWCA SUZUKAラウンドです。

鈴鹿も2Week連続、初レースを頑張りぬいた福井選手、今週のFerrari Challengeで良い流れを作れたはずの片山選手とで、鈴鹿は決して簡単ではないけど、やれる準備はしてきているのでABSSA MSにいい風を送り込んでくれると信じています。

さて週明け、7/5が早割締切となる7/28開催のワンスマカート APG戦。
まだ申込忘れていた人はお急ぎください。
→ 個人エントリーもチームエントリーも(一般枠、Team 87、Team カレン、Team きれい)

あと、ワンスマではこの夏、広場トレーイング系のスペシャル夏プランを計画中です、7月-8月で平日7日程ある予定なので続報をお待ちください。

まだちょっと早いけど、広場で言ったら8/18日の一般募集広場トレーニングはまだ枠あり!
(7月の2日程は既に定員です)

8/13開催のFuji-1GPはワンスマPorscheチームはメンバー確定し、もう1チーム HC SHARING 86を使ったチームはあと1-2名メンバー募集中です。

さあ、7月掛かってこいや~~~!!の気分です。
Posted at 2024/06/30 22:30:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月11日 イイね!

レースは華やかだけど残酷で過酷【レースに出たい人なら読んで欲しい】

レースは華やかだけど残酷で過酷【レースに出たい人なら読んで欲しい】GWCAのJapan Cup / SUGOラウンドが終りました。

AMG GT4でGT4 Amクラス(Amドライバー2名で組んで出場するクラス)にエントリーしているABSSA MOTORSPORTからは片山究選手と豊田敬選手が出場しました。

Gentleman Drがいつか出たいと思うレースとしてやはり『GTカーレース』って目標にしている方が多いと思います。

日本ならSuper GTやSuper Taikyuがハコ/GTカー/ツーリングカーのレースのアッパークラスですがS-GTはプロ化し過ぎてよほどの経験値と酸いも甘いも分かり切ったGent Drでないとハードルが高すぎる、S耐は凄く良いカテゴリーだけど速さの違うカテゴリーと一緒に走る難しさやレースに拘束される日程、走行距離が長い事による車両消耗コストやランニングコストは馬鹿にならない、、、

そうなるとSROが開催しているGWCAは良い所を突いていて、今年からAsiaシリーズとは同会場だけど別時間に分けられて開催するJapan CupはGTカーレースデビューのGent Drには色々な面で最適な選択の1つと言えると思います。

ワンスマでサーキット走行を覚え、レースに出たいと目指した両選手ですが、生い立ちは別々でした。

私がワンスマの各種プログラムに参加される方々にレース参戦をお誘いする事ありますが、誰にでも声を掛けている訳ではなくて、一定の条件とかレースに出れる様になるまでに必要な項目があると思っています。

大きく分けると、、、
① 簡単に言うと『筋が良い』方
例えばパッと乗ってある程度まで直ぐ走れる方や練習方法が上手な方、練習熱心な方、直ぐに速く走れなくてもある程度見ていると直ぐに上手くなるかどうか?なんとなくわかります。

② フェラーリやポルシェ、マクラーレンなどの高性能スポーツカーでサーキットデビューをしてもちゃんとレースに出る為なら逆戻りして練習する

レースに出たいという方で、いきなりフェラーリチャレンジなどに出る方居ますが(それ自体は否定はしませんしフェラーリチャレンジはそんな方でも何とかなるようなクラス分けなど配慮されている部分は良い所です)やっぱり、86とかA-1Cupとかロードスターレースなどまずはローパワーの車両で競争をする(周りに車両が居て競争をする事が単独で速く走る以上にどれだけ難しいか?を知る)所から始めてほしいし、ワンスマでレースを目指す人にはほぼこの『まずは入門向けレースからスタート』をマストにしています。

混走の中でクルマの速さやドライバーのレベルが公式戦以上に幅がある参加型レース(非公式)レースに出場するのも、一定のリスクはあるけどいい経験値になります。

ローパワーのクルマで上手い人の1-2秒まで行ければいいけど、最低3-4秒以内で走れる様にしたい、でないとパワーがある車はもっと難しい!

③ タイヤを感じる、常にバラつきなく自分の走りが出来る、、、そういう根本的な大切さを理解している

例えばFSWを1分40-42秒で走るGT3やフェラーリチャレンジ、Porscheカップカーだと45秒以内位で走れないと、その車が設計されているタイヤの潰れ方にならないし、空力バランスにもなってないからタイヤはゴミを拾うし(ラインを走れてないか?仮にラインを走っていてもゴムを拾ってグリップダウンした状態になる)、そういう状態って逆に乗り辛いし、変なスピンをしたりするのも良くある、タイムで言うとその車の8~10秒差くらいの領域。

フェラーリチャレンジだと最高峰のPirreliクラスはプロ同等で走れているから問題ないし、PirreliアマクラスもGTカーレースに出場されてもいいレースが出来る、でもShellクラスは表彰台争いしているくらいが最低限、Shell Amクラスだったら新品タイヤにしてもタイムが変わらないか悪くなったりする事や、タイヤのグリップ減ると著しくタイム落ちたりする、つまり車やタイヤの性能で走ってない領域と言える。

そういう状態だと、自分がコース上に留まって走るのが精いっぱいだから周りと競争をするレベルには達してないと断言します。

④ レースは単独で速く走る先に大変な事がある事を知っている

ワンスマで言えば広場トレーニング等で基本をしっかり叩き込んで、レーシングコースに行ってもある程度出来る様になる、そこが第一ステップ

レース形式に身を置いて、練習で出来る事をレースで発揮するのは大変である事を知る、GTレースの場合はピット作業があったり、Dr交代があったりするし、満タンから軽いタンクまで、タイヤも新品だけでなく100kmや200km走った状態で走らないと行けなくもなる、、、無線でやりとりしながら走る、FCYやSCの手順も理解している、後方から速いクルマが来た時や遅い車に引っ掛かりそうになった時、順位を争うクルマとのバトルの時、、、お互いロスなく安全に走れるか?

ピットロード違反や作業違反、レーススタート違反などの経験を公式戦でする方も多いのはレースの経験はレースでしか出来ないから、です。

⑤ ある程度走れる様になったらレース経験で『自分に足りないモノ』を突き付けられるので、それを元にまた普段の練習プログラムを構築していくと、自分にあった車、レース、練習法が分かってくるはずです。

まずはそれらを自分のホームコースで構築し、転戦のあるシリーズにも出て他のサーキット行くと同じことを同じ様にするのはまた難しい事を知るハズです。

FSWや茂木は世界でも有数な安全なサーキットの1つなので、鈴鹿や菅生、岡山、オーポリなど行ったら思いっきり走る事自体が難しいのが良く分かる、そこでレースをする訳ですからね、、、(苦笑)

ワンスマを経てレースに出ようとする方は広場、Rコース、入門カテゴリーでのレース経験(国際ライセンス所持→そういった経験をしているからこそのライセンスであるのが本来の意義ですから)を飛び級で進めたいという方にも最低限やってもらわないと『私たちは関わりません』というスタンスです。

どこまで行っても責任は取れませんけど、何かあったら自分が怪我をしたり、相手を怪我をさせたりしてしまうのがレース、大切な財産である車両だって一瞬で無くなってしまう可能性も秘めているので、社会的地位のある方は余計に慎重に、じっくりと出来る様になってから出てほしいと思う。

いきなり飛び級ていっても、いつかはできる様になるものなのでしようが、そこまでの資金やリスク、巻き込む人の事を考えると『急がば回れ!』です。

でも今回のABSSA MOTORSPORTから出場してくれている2名、FSW戦から出場する3名目の方、そして予備軍の方々もワンスマの中にも多く居ると感じているけど、出て見て痛感して練習に励んでくれればいいとも思う。

周りに迷惑を掛けない為にも最低でもFSWなら47~49秒でプロが走るGT4なら、練習で条件ん揃ったら50~52秒位では走れる状態になっていればGOサインが出せます。それでも練習の時に出たタイムが出なくなる事もあるし、周りからも(皆さんも最初はそうだったでしょ?って思うけど)危ないって言われる事があるハズですからね。

そして、競技の中に身を置くと、自分の本性が出ます。

おっちょこちょいな性格の人はよくケアレスミスをするし、慎重な人は慎重すぎになってペースを乱す事もある、危険察知能力に乏しい人は、事前に言われていたのに、いざスピンした時に電子制御がしっかり働いているマシンだと速度センサーが誤作動して、次にブレーキを踏んだ時にABSが誤作動してABSが利かなくなって前の車に突っ込んでしまったとかもある。

スピンして再発進の際に後続の車両と当たったり、バトルの際に無理し過ぎたりラインを変えすぎて相手に見て貰える位置にいなかったり、ミラーが適切な時に見れてなくて当たらずに済んだ接触に繫がったり、本当に色々と起きるハズです。

ちょっとサーキット始めてみて『レース出ましょう!』なんて誰か誘われたら、何か困っている事があるか?裏があると思った方がいいです(笑)

本当なら下位カテゴリーでホームコースだけで最低1年から2年、ほぼ同じメンバーと同じチーム構成の中でシリーズを戦う事を学び、車両を変えてみる、転戦シリーズに主戦場を増やすなどして、車が変ったりサーキットが変わることによって変わる事、それでも変わらない事を知って貰う、、、そういうステップを踏むのがベストです。

時間がない、お金がない、、、何かの制約の中でレース参戦をするのは仕方ないけど、経験と練習がものをいうスポーツなのがモータースポーツ、テレメトリーシステムや同時配信車載カメラなどの進化、シミュレーターの発達によってドライバーサポートがサポートではなく『介護』のような形になりつつあったり、リアルとバーチャルが混同してしまっていると最近感じるので(シムでのトレーニングは本当に有効ですが、リアルとの差異を理解して実走行に活かすにはそれなりの手法や考え方が備わってないとリスクに繫がったりスキルアップになってなかったりする)、そういう環境が良くなっているハズの昨今、逆に自立して自分で戦う事が出来るドライバーになっていくのか?心配になる時があります。

普段の生活では味わえない位の刺激や心の揺さぶりがあるのがサーキット、レースをしたらそれがもっと強くなります。

長くやってきた自分だからそれは良く分かる(苦笑)

我々ワンスマとして、その受け皿としてのABSSA MOTORSPORTとして見た目の華やかさや結果に囚われず、ジェントルマンドライバーの皆さんがそれぞれのニーズや条件の中で長く安全にモータースポーツで楽しんでもらう為に、そこにはどこまで行っても残酷さや過酷さはあるけれど、それを越えた時に見える素晴らしい感動や景色も一緒に観てほしい!とも思う、その為にどうしていくか?は常に頭の片隅で考えている事、それが私がドライバーとして長く色々な経験をしてきたからこその還元できる環境だと言えます。
Posted at 2024/06/11 18:10:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年05月23日 イイね!

走らせる技術を司るのはあくまでも精神【ルーティンを作ろう】

走らせる技術を司るのはあくまでも精神【ルーティンを作ろう】5月後半を迎え、いまの梅雨に入るまでの短い期間がサーキット走行は『良い季節』(タイムが出るのは11月~3月だけど)ですね。

ワンスマもGW明け、SUGOに行き、Ferrari Challenge帯同コーチあり、CCMC鈴鹿あり、SUGOで映像収録、Magarigawaでレア車輛の納車式&ゲストを乗せての同乗走行協力、ワンスマカート City Circuit Tokyo Bay戦、プライベート広場トレーニング + レーシングコースドラサポ、AMG GT4でのレース参戦に向けてのトレーニングプログラム etc、色々な業務が目白押しです。

今週末、FSWではS耐24hレースがあり、協業およびご支援を頂いているHC GARRELY / HC SHARING さんのパドックパスプレゼント企画当選者向けのプライベートパブリックビューイングに協力をさせて頂き、場内放送やタイミングモニターを見ながらサービスガレージの特設スペースで解説付き観戦タイムを設けます。

Forza!! Smiler 2024メンバー様や支援者の皆様もジョイントして頂く事可能なので、先日お送りした月間レポートをご確認ください。

私は25日のみFSWで翌26日(日)は岡山国際で開催されるプライベート走行会への協力がありますが、来週30日(木)にはワンスマ走行会(25台上限)とMcLaren Free Run走行会(15台上限)があり、どちらも既に走行枠も同乗ドラサポ枠も定員を頂いております。

季節はこれから気温上昇と共にタイムが出辛い季節になっていきますが、ここで質の良いトレーニングを積んでタイムが落ちない様にしておけば、9月以降また涼しくなった秋に収穫祭(タイムが自然と上がっていく)が待っています!(笑)

そのキッカケにして頂きたいのは、、、

31日(金)夜にはThe学 >>> こちら

そして7/18(木)の走り込み系広場トレーニング >>> こちら
7/27(土)一般反復の広場トレーニング >>> こちら です。
8/18(日)一般反復の広場トレーニング >>> こちら まで既に募集中です。

それ以外にも経験値アップや成果確認として
7/25 CCMC鈴鹿、8/11 袖-1GP Rd.3(シリーズ戦ではありません)、8/13 Fuji-1GP(チームワンスマで1チームエントリー)などもお勧めです。

気分転換に先日もちょっと書きましたがカートに乗ってみる、もあり
ワンスマカート(ガチのカートレースではないけれど) 7/28(日)にはAPG御殿場での開催も募集がスタートしています。 >>> こちら

そして、忘れてはいけないのはサーキットは危険が伴うと言う事、そしてお金や時間の浪費の側面もあります、それに換える感動や喜び、エキサイティングな時間があるのも事実ですが、サーキットを走る事に慣れ過ぎてしまうのは危険です。

私も年に200日以上、何かしらの形でレーシングコースで車を走らせる事ありますが、毎日ちゃんと朝起きてサーキット行くまで、今日起きる事(起きそうな事)、こういう話をしよう、こういう走りをしよう、、、と自らなるべくハンドルを握り、時間の計算もしつつ、濃い珈琲を飲み、色々と考えながら到着し、FSWならR246から工業団地に入る下りのヘアピン状のコーナー、その先の一旦停止、東ゲート手前の突き当りの一旦停止、東ゲート抜ける、トンネル潜ってパドックへの坂を上がる時に心を整えて、自分の体と操作の感覚を整えてサーキット入りする習慣を付けてます。

忘れ物をしてしまった(無線イヤホン、グローブ、ライセンスetc)、寝坊をしてしまった、事故渋滞で遅れてしまった等、想定してない事やうっかりミスをしてしまった時は特にその後の走行は要注意ですし、人によっては走る直前にランチを食べたりするのもその後の走行で集中力やハングリー精神が落ちる時もあるでしょう、、、寝不足や前夜のお酒が影響もします。

私も普段のサーキットは寝不足や前夜のアルコールの機会も仕方ないけど、レースの時は睡眠時間、起床時間、アルコールを控えるなどちゃんと今でもしていますから、皆さんの普段のサーキット走行 = 私たちのレースWeekくらいの感覚は欲しいですよね。

自分の競技やスポーツに対しての適性が色濃く出るのがモータースポーツですから、そういったいい流れやルーティンを作った方がいいし、ルーティン = いつもの慣れ になってしまうのも逆に怖いので、いつもと一緒である事の先に常に新しい何か(Try)の意識を持つことも大切。

私の場合は、サーキット入りするまでだけでなく、コースinしてからも1コーナー抜けてAコーナーまでに一回フルブレーキをしてみる(後続居ない事確認して)とか、ヘアピンで舵を多めに取ってアンダー感、タイヤの温まり感を確認する、縁石の乗せ具合をペースを上げる前に〇〇コーナーの出口で確認してみる、、、最終コーナーではサーキットホテルのバルコニーで見ている人居るかな?とかで視野が広く取れているか?の確認などルーティンの走りだしというのが何となくあります。

走らせる技術だけではなく、走らせる技術を司るのはあくまでも精神(メンタリティ)であると言う事も忘れずに、これから暑くなったり雨期になって難しいサーキット走行になっていく季節でもあるので再考頂くきっかけになればと思います。
Posted at 2024/05/23 16:50:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
みんカラセレクト

プロフィール

「シム→リアル リアル→シム 両方を考察で来た2日間 http://cvw.jp/b/145876/48474786/
何シテル?   06/08 11:33
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6月サーキット業務 本日のドラスー袖森で終了【ドラアカTV新映像 / 7月プログラム】 
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