
富士ショートでのレッスンで
アップダウンや連続するコーナーの
スピード&ラインマネージメントの大切さを
学んだ皆さん、お疲れ様でした。
本庄とは違う難しさがありますよね。
こちら の方や
こちら の方
そして
こちら の方もレポートをアップしてくれています。
ちなみに、来週の10日新東京カートレッスン
”平日まる1日みっちり特訓”は
お陰さまで募集定員に達しました。
ありがとうございました。
11日のFSWジムカーナは残り1名 ← 誰か居ませんか?
散水車運転とパイロン設定のお手伝い1名 ← 誰か居ませんか?
まだ探しておりますので宜しく御願い致します。
一方、岡山国際サーキットは路面のμが低いので
アンダーステア対策が必死のサーキットです。
突っ込みすぎるとアンダーだし、
その先 舵角が多いのが原因でオーバーだし
→ これでオーバー対策をして余計アンダーオーバーのクルマになること
しばしば。
下りながらのコーナー、逆バンク状、コーナーの先が登り などなど
色々な罠が仕掛けてあります。
ブレーキバランスは前にしてバキュンと止めたい所ですが
度が過ぎると進入アンダーの原因にもなるので
なるべくリアで止まれる車作り、エンブレを上手に使える人は
有利ですね。
リア寄りのブレーキで旋回性を助長しアンダー対策、
スタビもオーバー対策の為にフロントを張るという手法がありますが
逆手に取ってリアを張る
(これはトラクションを得るためのショックのセットも大事です。)
もしくは、相対的にフロントをソフト方向にしてロール量を確保して
2次的にスローコーナーのアンダー対策にも繋げるというのも有です。
アンダーをセットアップで消そうとしすぎると良い事無いので
アンダーなりにステア量に対してマイルドで応答性の良い、
コントローラブルアンダーのクルマにしつつ、
ドライビングでアンダーを消すのも大事です。
この辺の突っ込んだ話は得意の”長いブログ”になってしまうので
改めてしたいですね。
日本のカレラカップはテストチェックドライバー兼
ドライビングアドバイザー兼エンジニアの立場で
自分にとっても客観的な立場でドライビングレッスンに活かせる
要素がテンコ盛りです。
ドライバーと共に
レンタカーで一緒にコースサイドから走行車両を見ながら
ラインチェックをしたり、
操作のタイミングを確認したり、データ解析をしたり、
車載映像で確認したり、
無線でコースサイドからリアルタイムに指示が送れたり、
データで判らなければフリーハンドで図解を書いたり・・・
ティーチングとコーチングの違いってあると思うのですが
レースでは即戦力が求められるので
自分の経験を元に技術を教える要素も強く、ついついティーチング系に
なりますが、
レッスンでは ”考える力””気づく力”そして”解析する力”を
養って自分でトライ&エラーの中から時間が掛かってでも
実になるスキルアップをして欲しいので、
ヒットするヒント探しのコーチング系を目指しています。
ダイエットと一緒で時間を掛けてやったものはリバウンドしづらく
自分のモノに成り易い。
話は変わりますが
混乱する日本の政治は今、”責任”のあり方、取り方について
語られてますが、とかく ”責任=誰が悪い” という考え方に成り易い。
レスポンシビリティーって・・・
レスポンス(反応 対応 応答)のアビリティー(可能性 能力 手腕)
つまり予め想定したり、物事に対して対応したりする能力の事
これが”責任”なんですよね。
だから 不甲斐ない政治家達は何か起きてから”責任を取る”のでなく
そもそも”責任(立場を取ること)など取れる器量が無い”
そんな光景を目にして”想定外だった”と言ってしまう
有権者もまた、”見る目が無い事を恥じなければ行けない”と僕は思います。
僕は少なくとも、レースドライバーとして、そしてドライビングコーチとして
物事に常に対応し、反応できる可能性と能力を持つ立場、
そして磨く立場をワキマエ、皆さんに少しでも色々な形で
喜んで頂ける事を続けていく事が使命だと考えております。
ちょっと今日は珍しく、真面目な澤圭太でした。
Posted at 2008/09/05 09:22:54 | |
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