
いや~、雨を避ける為に春にした
F1中国GPですが結局決勝は雨(笑)
いや~エナジーパワー炸裂でしたね!
← 結果を知らないで楽しみにしている方もいるでしょうからこの位にしておきます。
さて、ドライビングコーチをしている我がチーム、
2名のジェントルマンドライバーですが本日の第2戦は
2-3フィニッシュ!。。。のハズがBクラス2位のドライバー
直後にチェッカーを受けたトップの車と一緒にクールダウンしてピットへ!!
チェッカーを受けずにラップダウンになってしまい
3位だった香港ドライバーが繰り上がって2位のみ(爆)という
ジェントルマンらしいオチが付きました。
正直、マクラーレンのピットレーンで日本人(私)が1人倒れそうになりました。
でも2名ともデータを解析している限りセッションごとに
とっても成長していて楽しんでいますし、私もやり甲斐がありますね!
プロフェッショナルではないので、車のセットアップ等を細かくコントロールする
プロのエンジニアではなく、逆に私の様なドライビングサイドからの支援を重視して
車は基本的に正しく挙動していればOK。。。と言うスタンスが
ジェントルマンドライバーには向いていると思います。
トップからまだまだ3~5秒落ちですから
ここからが私もドライバー本人も正念場ですね。
とは言っても、ちゃんとエア圧、キャンバーとタイヤ温度のバランス、
ドライバーのコメントとデータの刷り合わせをしてセットアップの適正化など
同じ車で同じところでレースをしていた経験をフル活用してフィードバックしてます。
是非、自分もアマチュアレースに参戦しているけど
ちゃんとセットアップの確認やドライビングの補正してくれる
エンジニア的ドライビングコーチが欲しいな~という方は
国内外を問わずレースウィークでもプライベートテストでも
帯同サービスをやっていますので遠慮無しにご相談を・・・
ドライビングレッスンと共にアマチュアレースの活性化は
ワンデイスマイルが目指す1つの形でもあります、
呼ばれる限り、世界何処でも
ワンデイスマイラーを増やしに行きますよ~!
さて、F1はKERSはあまり効果が出ないですね。
今年からスリックタイヤが復活してグリップレベルが少し前寄りになったので
予選一発はKERSの効果を発揮し易いけど
決勝のように周回を重ねて行くとオーバーステア傾向になりやすい。
それに加えて、リアに重たいKERSを積んでいると
オーバーステア傾向に拍車を掛けてします。
オーバー傾向好きと言われるハミルトンでさえもここには苦労をしていて
今年は見る限り、普通のドライバーになってしまっています。
これは雨でレインタイヤを履き、比較的アンダー傾向になりやすい
今回の様な状況でも大きな違いはなかったですね。
意図的に狙ったオーバーステア系マシンと
バランスが崩れた結果のオーバーステア系のマシンでは
全く違いますからこれはこれで奥が深いと言えます。
ブラウンGPなど、ディフューザーの解釈なども問題になってますが
恐らくモナコGP辺りから風洞テストをしてきた上位陣が新作パーツを
実践投入してくるでしょうから、このままの勢力分布図で
シーズン後半まで行くとも思っていませんが・・・皆さんどうでしょうか?
何度も言うようですが、折角スリックタイヤになったのに
マシンのシルエットがどうしても気になります。
今回の様に間近で見ていると当然F1だからカッコ良いのですが
接触してウィングを壊すケースが増えてますよね、
ショベルカーが走って居るようで何だか好きになれません・・・。
今までどおりのサイズにすれば前後バランス少しは取れるような気がします。
走行中にウィングの角度を変えられるなら一層のこと
リアも回数制限付きでも良いから可変タイプにしたら
レース中のオーバーステア対策だったり
オーバーテイクの機会を増やせるも増えると思うのですがどうですか?
Posted at 2009/04/19 19:42:06 | |
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