
この画像は先日の8ersのDATAです。
赤はプロ同乗、青はオーナーのタイムアタックベストです。
車速を見ても走行ラインを比較してみると・・・
赤の方が旋回時のボトムが高く、
コース幅だって充分使っているので
”パッと見、速そう”ですよね?
きっとコーナーサイドで走行しているマシンを比較したら、
その印象は更に強くなるでしょう。
しかしどうでしょうか?
タイムは赤:28.98秒に対して青:28.53秒と0.45秒も青が速い!!
これって驚きですよね??
要は加速と減速が強く出来る環境を作る、余計な距離を走らないという事がタイムに繋がる。。。
という事なんです。
これは速度域や車種、コースコンディションが変わると一概には言えませんが
コーナーリング速度でタイムを稼ごうとするとミスをし易いという考え方があったり
強い減速状態で小回りでキュッと曲るのは難しいという考え方があったりもするので
”いつも正しいただ一つの正解が無い”というのが”速く走る”という旅への冒険の面白さ(笑)
タイムを出すというのは”究極の効率”を探すという事なんですね。。。
ちなみに1LAP500M強しかない8ersのコース、
赤は535M走行に対して、青は526M走行と1.7%も走行距離が違うんです。
400M競争なのに自分だけ406.8M走らないと行けないと思うと辛いし、
2分フラットで走れば良いのに自分だけ1分57秒96で走らないと思うとリスクが高い。。。
赤のような走りから青のような走りに変えられたらタイムが短縮できたという人がいる反面
青から欲を出して赤のようになっていたったら逆にタイムが落ちたというケースもあるでしょう。
これはスピードを上げてコースを一杯使わないとタイムが出ないと思っている人に勇気と安心を与え
命一杯行っているのにタイムが伸び悩んでいる人にとっては肩すかしに会ったような・・・
奈落の底に落とされるような印象だと思います。。。(笑)
青のような走りをベースに如何にコース幅を有効に使ってタイムに繋げる走るをするべきか?
これが理解出来た上で赤のように走れるともしかしたら28秒53以上が期待できるかも?
茂木のレーシングコースもこの辺をしっかり理解できてないと
タイムの伸び悩みに直面する代表格のサーキットであり、
この辺を体に叩き込むのが広場トレや8ersだったりするんですよね~~~~!というPRでした(笑)
Posted at 2012/11/04 13:53:52 | |
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