
今朝の公式練習3回目。
昨日NEWタイヤで5LAP行ったステファン君に続いて・・・(2分7秒2)
私が引き続き少な目の燃料でスタート。
6LAPして8秒4がベスト(計測4LAP目)でした。
新品からのタイヤの消耗と朝の路面コンディションを勘案すると、悪くない。
そのタイヤのままで燃料を使った分足してステファン君が計測4LAP。
彼のBESTは最後のLAPの9秒0でした。
今週初めてほぼ同一条件で走ってデータで比較が出来るチャンス!
(ここでもデジスパイスが活躍してます)
まずは自分のLAPの中でベストの8秒4と他のラップを比較
→ セクター別の良いところ、悪いところを洗い出します。
→ これで、自分のBESTで走った時のタイムと何処がBESTLAPの時良くなかったが解る。
→ ブレーキングや姿勢造り、スピード管理の”この車はこの方が良い”が解りだす。
続いて、ステファン君のBESTラップと自分のBESTラップを比較します。
大方、車に対するコメントは同じ、でも微妙にコーナーへのアプローチ方法が違う。
(具体的にはブレーキの使い方 彼は右足で私は左足ブレーキ というのもある)
→ これによってスタイルの違いで何処が自分が良くて何処が彼が良いかが解る
お互い、ここはこちらが良いね、ここはどういう風に走る?ここは2人の中間のスタイルが良いね!
・・・と、初めてセパンを走る彼は私の良いところを活用するし、私はAMR(アストンマーチンレーシング)で世界のレースを戦う経験豊富かつアストンを熟知した彼から車の走らせ方を学べる!
こうして2人のドライバーが高いレベルで情報を交換して車を作りつつ、自己のドライビングも研究して磨き続けて初めて良いチームと機能する!これが特に耐久系のレースでは活きると言う事だと思います。
そしてもう1台の009号車のBESTと比較すると車のセットアップの違いがどう影響しているのか?まで解るし、当然ドライビングとのバランスも更に深く勘案出来る。
→ どうして009はアンダー系で007はオーバー系なのか? これはチームのエンジニアリングサイドともディスカッションをしています。
アクセル開度、トラコンやABSの効き、ブレーキプレッシャー、舵角、エンジン回転などはデジスパでは判りませんが、これはプロなら自分で乗っていて大体解るし車載を観たり、車載されている本物のロガーをエンジニアが観れば解る部分。
こうして細かい事を積み重ねて更に積み重ねて・・・を繰り返しているという訳です。
さあ、ステファン君に予選を頑張って貰いましょう~~~!!
Posted at 2013/12/07 12:16:41 | |
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