
本日FSWにて86Racer'sでトレーニング。
中国から来日の2名のプライベートトレーニングでした。
6月にも彼らはFSWでライセンスを取得して走行。
その際に私も見本車載とデータを取りましたが、2L+ FRの旋回マシンである86の特性に撃沈(笑)
やはり普段からパワーがあって、タイヤのグリップが高くて、ダウンフォースがあるマシンに慣れているとロドスタとか86のようにローパワーだけど旋回でタイムを稼ぐというマシンの走らせ方は心する必要があるのです。。。
今日はその反省を生かして、季節の良さも生かして無事に5秒中盤が出ましたが、まだまだ細かいトコロは詰めなくてはならない。
本当に難しい!!と叫びたい(笑)
ブレーキで奥に行くとABS介入して止まらない。
進入でスピードが高すぎたり、ピッチング姿勢が強すぎるとクリップ前からリアがナーバス。
だからと言って減速を手前で終わらせすぎるとアンダー。
クリップ付近で一番舵角が大きい時に曲がるのを待ちすぎてもアンダー。
一転アクセルを踏み過ぎるとオーバー。
曲がり始めに”減速止め!”と”ここで切って!”の丁度いいスポットが一瞬あるのでそこを頂き!
そこからはアクセルを良い具合に(これが難しい)乗せて、デフの特性とクルマの加速時の旋回特性を理解した上でアンダーもオーバーも出ない、”曲がっているような進んでいるような”加速と言うか、”既に加速しているのにまだ曲がっていくゾーン”を維持して脱出する。
だからコース幅一杯に使って旋回Rを大きくして旋回中のクルマの姿勢変化を凄く気を使って走る必要がある。。。
本当に難しい!! (2回目 笑)
画像はBESTの周(赤)と区間ベストの周(青)のAコーナー、100R、ヘアピンの図。
『行かないとタイムでないけど、行くとタイムが出ない』
→『急いで行かないと漏れちゃうけど、急いでいくと漏れちゃう』(トイレ我慢編)と一緒です(笑)
青の方がAコーナーでコンマ05秒、100Rでコンマ07秒速く、ヘアピンでは逆にコンマ02秒遅い。
タイヤが温まる様子、電子制御の効果、タイムに繋がるクルマの特性に合わせた走らせ方。
この86と言うマシンにも沢山のドライビングのヒントが詰まっていると確信しております。
Posted at 2013/12/24 16:23:42 | |
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